自己満足とクレーマーと私・・・

yoshi-blog2011-01-17

いやはや、マジで立場違うと考え方が違うと思うけど、ここまで違うものとは思わなかったよな・・・マジで今日1日がゴミみたいな1日だった。久しぶりに心の中で「消えてなくなれ!」と叫びたくなったYoshiです。こんばんは(+o+)

イラッとしているので、いつも以上に文章が散らかっていますがご容赦くださいませ。

今日は寒いのに午後から外出。なんでも、うちの手の届かないレベルのボスの先輩だったらしく、ある会社の人がうちの商材を見てほしいという連絡があったみたいです。その商材の分野を担当しているチームがうちのチームだったのでボスの紹介だから無下に断るわけにもいかず、まあしょうがないか・・・というどっちかっていうとお付き合い的な雰囲気を醸し出しているんだけど、これまた「ぜひデモを見せたいので弊社の事務所に来てください!」と言ってるわけ。仕方ないので職場から電車を2回乗継小一時間ほどの閑静な住宅街(って書き方しているけど、田舎くさい都内の外れのしょーもないビル)にある事務所を訪れたんです。

元々、こちらのアポイントを調整するさいの担当者さんの電話の態度がタメ口で感じ悪かったと後輩の女の子が言っていたけど、会議室に通されて10人近くと名刺交換。その感じ悪い人は一番偉い人でした。苦笑

そして、ほどなく打ち合わせが始まります。この年始早々クソ忙しい所にチームメンバーの半分以上が来ています。で、ここからプレゼンが始まるわけですが、久しぶりにスタート3分で全員が「これは、だめだ。最悪だ」と感じた久しぶりに最低な時間。

当然毎回仕事の関係ですのでたとえ話ですが、こんなシーンを想像してください。

Yoshiさん達:ショートケーキだけを専門に扱っているパティシエ集団
今回打ち合わせした人達:そんなお店にぜひケーキを置いてほしいと思っているメーカーさん

こちらは「新作のケーキがあります。とってもおいしいのでぜひ試食しにきてください。」と言われていると思ってたんです。打ち合わせが始まって30枚くらいの資料が用意されてます。しかし、この資料がケーキのレシピじゃなくて、材料とかを事細かく記載してあるいわばマニュアルみたいなもの。なんじゃこりゃ?って思っている所に

「まず、最初にわが社の会社概要を説明いただきたく・・・略」

いいよ。そんなの知ってるんだよ!とみんな思ってるわけ、会社概要なんて正直Webサイトに乗っているし、別にケーキ売ってもらうのにそこまできにしねーよ。と思いつつ30分経過。そして、次の担当者、ここだけはリアルな話で名刺の肩書に「博士」なんてついているくせに段取り悪し、説明へたくそだし、何よりも前提なく、いきなり

「それでは、今回のケーキに使われた材料について説明させていただきます」

と、ひたすら契約書っぽい中身をずっと説明するわけ、それで30分。

「何かご質問ありますか?」

って、全員が心の中で「質問だらけだよ!おい!」と叫びたくなる所を、先輩が本音をポロリ。

「質問、何もないんですよね・・・」

と。苦笑 やばい、このまま喋らせるとひどいことを言うな、これ・・・と思ったのですかさず自分が、

「あのー、ケーキの材料を説明される前に、そもそも、このケーキのコンセプトはなんですか?このケーキ、私のお店でも出している種類のケーキです。すでにレシピも知ってます。そしたら、そのケーキと比べて、うちのケーキ、ここがおすすめです。的なものがあって、じゃあ製造方法と使っている材料教えてくださいって話になるのに、そこ抜けていきなり説明されても・・・」

そう言ったら相手の会社さんだまっちゃったよ。苦笑 でね、

「うちの会社、この種類のケーキだったら150円で作れます。でも、御社はそれを500円で買えっていいましたよね?それ、売れますか?」

核心ついたら反論してこねーし、だから、そこから20分かけて、ぜーんぶダメだししてやったよ。

「うちのお店は、すぐ買ってくれないで試食だけして帰ってしまうお客さんもいます。そんなお客さんとは長い付き合いをしてほしいので、今回は買わなくても次お店に来た時に買ってくださいな・・・そんな商売をしているのです。だから100円だけど、そこは将来1000円分買ってくれるかもしれないと思ってケーキを丹精込めて作ってます。でも、あなたの会社のケーキは1個500円。しかも絶対買ってくれないとレシピすら出しません、試食用にも何も提供しませんじゃ、うちのお店で、あなたの会社のケーキを取り扱う意味ってなんでしょうか?」

と。こやつらは、もしかしたら最高のパティシエかもしれない・・・でも、売り方が最低で商売ってのを知ってない。そして、冒頭に話をした偉い人。終始足をさ組んじゃって、タメ口。

「あーそうなんだ・・・じゃあ、そういう売り方だとうちとは合わないなー」

とか

「別にね500円はどうにでもなるんですよ。ただ、うちのケーキがおいしいってのを皆さんにおしえたいだよね」

とか・・・とても、確かに年齢で考えたら、そっちの方が人生経験もあるでしょう。うちのボスが、どっかの場面で先輩、後輩の間柄なのかもしれない。でもそれは個人同士のつながりであって、曲りなりにも対会社間で打ち合わせをしているのに、その態度はねーだろ?と思うわけ、そして、うちのリーダーが

「じゃあ、すいません。このケーキどれくらい売れているんですか?どこかで取り扱ったことあるのでしょうか?」

みたいな事を聞いたら

「いえ、ありません。これからです」

って・・・思わず、冗談抜きに全員吉本新喜劇みたいなコケ方しちゃったよ。笑 わざわざうちのボスに見せたいものがあると、都内にいる僕らを外れのどーでもいい所まで呼んで長々と無駄な時間を使って、実はプロトタイプで、まだ世の中に出てません・・・って。さ。ケーキで言うところの作ってみましたが、まだ試食も済んでません。みたいなケーキが売れるか!!っていう話。

さすがに、このセリフにイラッと来て他のメンバーも、ものすごく口調は丁寧だけどボロクソに言い始めて、先輩なんか、まがりにも他社のシステムなのに

「こんなもの・・・略 」

と素敵な枕詞つけて喋ってたら、相手のプレゼンターが顔真っ赤でムスっとしてたよ。苦笑 でも、お前のプレゼンはマイナス100万点だ。

・買いたいと思わせるプレゼンじゃない。
・人を引き付ける話術もない。
・何より、まだ売れるレベルのものじゃないものを用意している。
・デモを見せると言って当日デモシステムがクラッシュして満足に動いてない。

だいたい、クワッドコアでメモリ4G積んでるマシンで、アイドル状態で12%くらいのマシンでシステム動かしたら一気にCPUの使用率が6割くらいに跳ね上がるシステムってリソース食いすぎなんだよ。満足に動いてないし、パフォーマンスもクソだし、そんなもの使えるか!って思ったわけ。なので久しぶりに最高にヘタクソなプレゼンを見させてもらいました。

ここからリアルに戻りますが、

「○○の部分、弊社のシステムだと、自動化してますが、検出項目とか違いあるんですか?」

「はい、○○に比べて約50倍の検出能力があります。」

「そうですか、抽出したデータの加工は自動でやってくれるものですか?」

「いえ、ここは手作業です。」

「・・・・あのーこの作業って誰でも出来るものなんですか?」

「そうですね・・・今、システム開発している私しかわからないので、私がやります!」

おい!手作業って・・・手作業って!!0と1で区切られたビットデータ、これをCSVでダウンロードしてそれを手作業で加工って、どんんだけのシステムなんだよ。しかも50倍の検出能力って、50倍の手作業発生するじゃねーか!!

例え

今までのケーキ製造マシン:1分間に100個のケーキを作れて1個のケーキに自動で2個の苺を乗せられる。
今提案を受けているケーキ製造マシン:1分間に100個のケーキを作れて1個のケーキに熟練のおばさんが100個の苺を乗せられる。

いくら、100個乗せれるってさ、1つのケーキに100個も苺いらねーよ!しかも、その熟練のおばちゃん風邪ひいたり、お腹痛くなったら誰がやれるの!!!

ええ、最初から最後までダメダメです。屑です。ゴミです。これは売れない。いや世の中のためにも日の目を浴びてはいけないシステムだと思う。

打ち合わせ終わって、エレベータに乗ったら、参加者全員。

「これはねーよ!!」

と大合唱。終わって職場についたのが17時。最高に時間の無駄だった・・・後輩が名言を残してくれました。

「Yoshiさん、これって本当に自己満足のダメシステムですね」

と。笑 これがラウンド1。次がラウンド2

[閑話休題]

帰り道。某電力会社さんから電話があった。そう、年末前に近所で停電があって、家のパソコンのモニターがぶっ壊れた件。一応当日に電気が停電して、瞬間復活してまた停電した際にPCのモニターが壊れたって申告しておいたわけ。そしたら、担当者から電話があり要点としては、

・現時点で賠償出来るものかわからないので時間がほしい。
・賠償に応じるにしても、故障との因果関係を証明する必要がある。
・故障の際の修理費用を見積もり取ってほしい。でも、故障原因いかんにより請求を受けれない

という若干納得いかない話だった。でも、こちらとしても
・故障したのは事実だが、因果関係を証明できる手段がない。
・現時点で修理に費用をかけて賠償請求対象じゃなかった際の費用が明示されないと先に進められない。

なんて話をして、担当者が1か月くらい時間をほしいといったので、こちらも特にもめるつもりもなかったし、とりあえず待ちますって回答をしていたんです。

そして1か月は余裕で過ぎ、今回電話があった。内容としては

・もうすぐ結果出る。
・なので、結果が出たら修理依頼をして費用を教えてほしい。
・それをもって口座に振り込む形になる。

一見思うとなかなかと思うかもしれないけど、Yoshi的にはイラッとして

・メーカーに電話したら、そもそも故障解析なんてやってくれるものじゃなかった。
・そもそも1か月どころか2か月たって今更なんだよ!
・しかも修理依頼は俺がするの?
・っていうか、修理がメーカーしてくれない機種なんだよ!

そう言ったけど、担当者はそういうルールだ、云々いうので、

「だったら、もう頼みません。手続きの手間を考えたら煩雑だし誠意ある対応とは感じられないし、もういいです。直してもらえるなら自分は、代替えのモニター買ってしまったし、実家の両親とかに提供したいけど、そこまでしてやるものでもないですよ。」

と言ったら

「ご面倒をかけると思ってますが、私たちは誠意をもってやってるんです」

・・・誠意って自分で言っちゃだめだよね?そのあと、誠意とか言ってたくせに、故障対応になったら専門の担当者とか、必要に応じて弁護士が・・とかいうんですよ。マジむかつく。どーせ、2万くらいのモニターだけどさ、もう5年以上経過してて、そもそも修理すらしてくれない機種で、とりあえず修理だせなかったらどうするの?って言ったら無言だし・・・ホント、イライラさせないでよ。

とりあえず折り返し持越しにしたけどさ、一時期自分もクレーム対応とかしたことあるけどさ

・まずは壊れたモニター。なんでもいいので代替え品を貸し出す。
・そこから、原因究明がわかるまで使っててくださいという
・原因究明の状況は定期的に報告する(1か月って言ったら、進捗は1か月でまずは報告すべき)
・結論出たら、納得する方法を探す。

だと思うんだけどなあ・・・

と、今日2つのイラッとすることがあったけど、立場変われば考え方は変わるもの。
人と人とのやりとりって本当に難しいよね。

そんなことを思う今日この頃。
ストレスたまってます。誰か助けて〜笑

今日はこんな感じ
ではでは。


追伸
明日は水戸で仕事。帰りに納豆でもかってこようかな?