汚れたノート・・・

yoshi-blog2008-06-17

今日は完全な愚痴です。と言うか、感情に任せて書いているので内容なんてどうでもいい。だた、ムカツク思いをここに記載しておこうと思う。

今日と言う日を僕は忘れない。

自分の仕事の進め方が悪かったと言うのを戒める為に・・・





仕事とは何か?

なんのために仕事しているのか?

お金?たしかにお金。家族もいるし養っていかなくてはならない。

だから仕事をしている。

でも、仕事はお金だけが全てじゃない。

たしかにお金は大切。だから給料をもらう為に会社内で評価されようしてがんばっている。

その評価を上げるためには職種、内容によって様々だけど相手のいる仕事の場合、相手の満足度=仕事の評価と言っても過言ではないと思う。当然内勤の仕事の人はその相手と言う人が社外の人じゃなくて社内の人になる。つまり、誰かの仕事をキチンとこなすと言うのがとっても大切なんだなあと思う。

何かを得るためには、それ相応の対価を支払う。何かを得るためには何かを失う。

そんなせめぎあいが仕事であって、その対価に僕らはお金を貰っている。

だから、少なくとも自分の仕事に対して誇りと言うプライドを持って仕事をしてきたつもりだ。

仕事をするという事は結果を残すという事の繰り返し。だから、その仕事の対価となるお金を相手から貰う。だから、その関係はお金を対価に仕事を与える人とその仕事に対してきちんとこなし成功報酬を受ける人に分かれると思う。そんな僕の価値観が壊れ心が折れそうな自分がいる。・・・いや、今日の事でかなり心が折れた・・・萎えた。今まで自分達がやってきた仕事ってなんなんだろう?って考えたら今日は寝れそうもない。

今の業界で仕事を始めて数年になる。そりゃ、いいこともあったし、悪い事もあった。中には歯軋りするほど悔しい仕事もあれば、涙が出そうなくらいうれしい仕事もあった。そんなうれしい仕事が悲しい仕事になる瀬戸際を迎えている。今まで5年以上、このお客さんと仕事をしてきた。相手の会社のメンバーも人事異動で入れ替わり、こっちのメンバーも人事異動で入れ替わり・・・今思うと、このお客さんの仕事の中で初期のメンバーが一人転勤し、また一人転勤し・・・そんな入れ替わりの中で自分が古い部類に入る状況になってきた。今の仕事をしている上で一番長い付き合いをしているし、一番文句も言ったし、時には怒鳴りあいの一歩手前まで進んだ打合せ。でも、それはお互いより良いものを作っていこう。もっとよくするためにがんばろうという建設的な打合せの積み重ねの中で重ねた物なので貴重な経験。

こういう業界って一つのインプット要求があって、それに対する成果物が出れば、はい、そこでおしまい。あとは数年後のリプレースの時期にお会いしましょうという関係が多い中で毎月顔を突き合わせお互いの意思疎通を図ってコツコツ積み重ねていく仕事って本当に貴重で大切な仕事。だから、今までみんながんばってきたんだと思う。

当然、貰う対価が多ければ多いほど相手の要求事項も高くなる。少なくとも今まで、その要求事項に対して100%以上の働きをしてきたつもりだし、その仕事は俺たち完璧!と言いたいくらいみんながんばってきたと思う。この仕事・・・・何年やってきたと思うんだよ!みんなプライベートを犠牲にする事もあれば、仕事をする上で歯軋りしながら悔しいところを押し殺して仕事を進めてきて・・・そして、少なくともお客様に後ろ指を指されるような事はしてなかったはず・・・そう自信を持っていえる仕事をしてきたつもり。

それは、その仕事に対して「誇り」を持って接してきたからこそ自信を持って「自分たちは要求された事以上の対価を与えてきたつもり」だと思っている。それは今も変わらない・・・

そんな仕事。少なくとも自分はこの仕事に対してキチンとこなしてきたつもりだった。

けれど、今、そんな仕事が終わりの時を迎えようとしている。

今回の件はだいたい2年前から準備してきたもの。別に勝手にこの件を進めたわけじゃない・・・ちゃんと相手の意思確認もしてきたし、それに対する記録もキチンととっていた。フェーズ、フェーズでちゃんと確認をしてきたし、方向性の確認も何度もやった。膨大な資料に目を通し、相手の要求事項を整理し、そして確認して・・・両者お互い確認して小さな積み重ねをコツコツ積み上げてきた仕事。だから、その仕事には思い入れもあるし、そんな仕事だからこそ、次もうまく仕事をこなしたい・・・このお客さんとはずっと良い関係で仕事をしてきたい・・・それは今もそう思っている。

Yoshi自身。このお客さんからかなりの多くの事を学んだ。仕事の進め方、接し方。相手が何を考えて、どういう物があれば相手が納得してくれて、どうすれば話が進むのか?今の仕事の前はこんなコンサルティングみたいな仕事は全然しなかったし、基本人前でしゃべるの苦手(と言っても誰も信じてくれないのはこの際どうでもいいけど・・・)だったのを克服してくれたのもこの人達だったし、色々精神的なプレッシャーを感じて抑圧された環境で自分を鍛えてくれたといっても過言ではない環境。今の物が導入された5年前なんて心が病んで、今だから言うけど、毎日夜な夜な現場事務所で緊張と不安で吐きながら夜中資料の整理をしたり、がんばってきた。それはやっぱり自分たちで「俺たちがなんとかする」というある意味プライドをかけて仕事をしてきたといっても間違いはないと思う。そんな大事な会社でありお客であり、今まで長い付き合いをしてきたからこそ、今回の件も多少コントロールがきつくても、それでも

「あなた達にがいないと私たちはやっていけない」

そんな信頼のある言葉を頂いていたからこそ、「それじゃ、がんばらなきゃいけない。その期待に答えて見せよう」そんな思いがみんなあったからこそ、今日の今日までがんばってきたんじゃないのかな?って思う。

くだらない社内のルールも、何度もカロリーが無駄な打合せも、周りから後ろ指差されてもそれでも、「今までやってきた付き合いもあるし、僕らを認めてくれている」という気概があったからこそ、本当にバカで、ムカツクようなアホどもが考えたくだらない茶番劇に付き合いながらも、社内を説得して望んできたつもり・・・

俺は、一体何をしてきたんだろう・・・

何のために今の今までがんばってきたのだろう?

誰のために仕事をしてきたのだろう?

仕事と言う気概がもう、ぶっちゃけどうでもよくなりそうだ。

アホか!!!!!

詳しくは書けないけど、Yoshiを知っている人なら分かるでしょう。一番大事にしてきた件がゼロになる。

悔しいけど、これ現実なのよね・・・

スレッガー中尉の言葉が身にしみる。

思い入れがないといえば嘘になる。この仕事本当に大事にしてきたもの。特にね今の仕事もそうだけど、その仕事の続きの今回の仕事。これは、将来的にはるくんにも関係すること・・・だから、Yoshi自身としては生半可な気持ちでは取り組んでいなかったし、少なくともよりよくする為にどうしよう?と真剣に考えてきたつもりだった・・・

それが、なぜ・・・こんな事になってしまったんだろう。

今まで、多くの人がこの件でがんばってきた事が今、水の泡になろうとしている・・・今までだったらそれでも、

「そんな事になっちゃだめだ!!逃げちゃだめだ!!」

と思い、それでもがんばってきた・・・けど、最後のより所の部分で最後裏切られたような感じ・・・今まで最後の砦じゃないけど、一緒にがんばるべき人達が手のひら返しをされてしまった今日。僕らの仕事は瀬戸際を迎える。

関係で言えば、仕事を与える人と、与えられる関係。それは単純に上下関係になるのは重々承知している。けどね・・・僕らもロボットじゃないし、人。人だという事は感情があるわけで、いくら気の長いYoshiでも今日の件ははらわたブチ切れそうだっし、本当に失望した・・・

ガッカリダヨ!

僕らはなんのためにこの仕事をかんばってやってきたんだろう・・・

ここまで一生懸命がんばってきたのに・・・

この仕事、失敗すると新聞沙汰になる。多くの人に迷惑をかける。だから細心の注意を払ってきたつもりだし、最大のリソースと最大のpowerでみんなでがんばってきた・・・だからこそ言える事もあるし、一緒にやっていくなら僕らを守って欲しかった・・・一緒の仕事していると思ったのが実はそうじゃないと言われたら僕らの立場とか、その辺の事もそうだけど、このままでいいのだろうか?

きっと、この後うまく行かなくなると僕らはビジネスライクにさよならすればいいだけ・・・そりゃ損害もあるし、方々迷惑をかけることになる。それは社内もそうだし、社外の人達、すでに動き始めたプロジェクトとタスクを止めるという事はどんだけ辛い事になるのか・・・想像しただけでもおなかが痛い。そして一番被害を受けるのは僕たちじゃない・・・その最大の被害を受ける人は、このシステムを使う人達。何の罪もないのに目先のお金にとらわれて、大事な部分を切ってしまうみたいでとっても心配。単純にお金のそろばんはじけばいいだけの話じゃないだろう・・・大事な所で使われているものなのに・・・本当にいいの?

今まで数年間の付き合いだったからこそ信用していた部分があった。そして、信頼していたからこそ、信じて、信じてがんばってきた面もあった・・・でも、その信じていた言葉が今、ひっくり返された・・・もう言葉にならなかった。

さっきまで、激高しそうな感情と、落胆した感情が交互に入れ替わり若干冷静な自分じゃなかった。

でも、冷静に判断すると、もうこの仕事長続きは無理だろう。

一度緩めたアクセルを踏み込むには時間もゆとりも必要なんだ。と思うわけ・・・

少なくとも、今回の件があってもうYoshiとしてはアクセル全開にする気持ちが萎えた。ハッキリ言ってやる気がうせた・・・汚い言葉で言えばたくさん罵る言葉もあるだろう。でも、晩節汚すのも心しのびない・・・今、今日の出来事を振り返って若干冷静なYoshiとして取れるオプションは

・緩やかな卒業

しかないと思う。今、この状況で無理をしても僕らが報われない・・・

そして、一度失った信頼は元に戻らない。

少なくとも、もう相手の言葉を信じられない自分がここにいる。

そこまでして、がんばらなきゃいけない相手なのか?そう考えると今の答えは「but・・・」

冷静に考えて、僕らのがんばるより所は

・相手が僕らを信用してくれ、その積み重ねで信頼してくれていた。
・僕らもその信頼に答える最大限のがんばりの積み重ねを行っていた。

状況は変われど、その原則は数年間滞ってなかったはずだ・・・それを、馬の骨とも分からない数字の計算しか出来ない人達と、人を下にしか見ない頭デッカチのアホどもと一緒に仕事する気になれん。

今一緒に仕事している相手にはとっても気の毒だが・・・

あなた達の論理で、うちの会社がうまく立ち振る舞わなかったというレッテルを貼ってくれるのは大いに結構。けれどね、できるものならやってみろ!と言いたい。この数年間積み重ねたものを、その辺の人が同じレベルの仕事を同じ金額と規模で出来るというのなら是非やってみていただきたい。俺らだって、この数年間、まがいなりにもみんな血ヘドはいてがんばってきたんだ!苦しい思いもしたし、悩んだり、その中で積み重ねたノウハウをそうそうまねできるものか!!!

お前らは机上の空論と、常識外れの感覚でそろばん弾いているだけだろうけど、俺らだってプライドって物があるんだ!そんな、書類数枚しか見てないお前らに俺らの数年間の積み重ねなんて分かるものか!

そう思うと、仕事ってなんなんだろうね?

それぞれ状況も異なるし、立場変われば考え方は変わるだろう。それは分かっている。でも、人は感情を持つ生き物なんだ・・・少なくとも礼節踏まえて話をしてもらわないといけない。特に相手に何か影響を与える場合は必要以上にちゃんと抑圧された中で物事を的確に冷静に話すべきだ。少なくとも、こちらは合意の上で仕事を進めている。裁判なんてやれば勝てる見込みは大いにあるだろう。けど、今後の仕事のかかわりなんて考えるとやる事はないだろう・・・でもね、人は生き物。今回された事は絶対に忘れないから・・・絶対に自分は忘れない。

でもね・・・

相手の立場に立って考えたとき、それは単純に自分達の説明責任を果たしてないといわれていたらどうだろうか?

でも、少なくともそれはこなしてきたつもり・・・

ちゃんと合意も得ている。

でも、その合意が悪い。そもそも論でうまいたとえ話が見つからないけど

相手:「おなかが空いてきました」
自分:「それでは何を食べますか?」
相手:「そうね。なんか、こう、こってりとした物が食べたいね」
自分:「じゃあ、ハンバーグなんてどうでしょう?それとも焼肉なんていかがでしょう?」
相手:「うーん。焼肉にしようかな?」
自分:「分かりました。焼肉のたれはいかがしますか?」
相手:「そうね、辛口で」
自分:「それでは、焼肉を辛口のタレであえてお持ちします。お肉の指定はありますか?」
相手:「松坂牛ね。」
自分:「分かりました。それでは松坂牛で焼肉を作ります。
相手:「早くしてね。おかなすいているから」
自分:「分かりました。それでは30分で作ります」

30分後

自分:「出来ました。焼肉辛口のタレ風味です」
相手:「おお、いい出来じゃない。せっかくだからお隣さんにもおすそわけしますよ」
お隣さん:「ちょっとまって、その焼肉、どこのお肉使っているの?」
自分:「松坂牛です」
お隣さん:「まってよ。この辺の地区は松坂牛を食べないでオージビーフを食べよう運動しているんです」
自分:「そうは言っても、ご指定ですし」
お隣さん:「そんな指定してないよね?それに、焼肉じゃなくてステーキ頼んだんじゃないの?」
自分:「いえ、ちゃんと焼肉と確認してから料理しました」
お隣さん:「そんな事はおかしい。こんなもの食べれない。そうだよね?」
相手:「はあ。そうですねえ・・・」

みたいな話。そこで

相手:「いや、自分が頼んだんです!」

と言ってほしかったなあ・・・

むなしいね・・・なんかむなしくなっちゃったよ。俺どうしたいの?

この仕事の件以外にも、頼まれていた件あったけど、それもお客様の事を考えて

「どうにかしなきゃ・・・」

と思って並行してがんばっていたけど、この件もやる気うせた。

今日ね、Yoshiの使っているノートが最近打合せでいっぱいになっちゃって、新しいノートを下ろして望んだこの打合せ。

けど、最初の数ページがこの件で埋め尽くされた。

今、冷静に読み直しても、ガッカリしてしょうがない。

そういう意味ではこのノートは汚れてしまった。

まだ、この件結論は出てないけど、もし、仮にクローズになるとしたら、僕はこの汚れたノートを捨てようと思う。



 そんな訳で、非常にやるせない気持ちです。

 このままだと、今残っている年休を2週間連続で取りたくなっている。

 っていうか、もうどうでもいい・・・

 急募:愚痴を聞いてくれる人。

 でも、募集しても今の仕事知っている人じゃないと意味がないな〜苦笑



まっそれは冗談だけど、今日、数年積み上げてきた仕事が木っ端微塵になった。明日はそのかけらを拾いに行くけど、正直、今夜は眠れそうもない。

珍しく家にアルコール類がないYoshiの家ですが、コンビニにあったウオッカのボトルを思わず衝動買いしてしまったので、これを一気に飲んで意気消沈しながら意識を飛ばそうと思う。


今日はこんな感じで・・・
ではでは。

追伸
明日は探さないでください・・・