新しく奏でる音がもう、僕には聞こえてきます・・・

yoshi-blog2007-08-09

張り詰めた糸はどこかでゆるめないと切れてしまう。でも、緩めすぎると元通りに引っ張る時に余計な負担になってしまう。力の入れ方と抜き方を考えてないと結局予期しない所で切れてしまうから、切れるなら切れてしまえ針つめた糸。ゆるゆるな糸のまま人の道を歩き続けているつもりのYoshiです。こんばんは(ーー;)

昨日ちょっと部屋を掃除したら昔やっていた弓道の弦が出てきました。しかも、切れているもの正確に言うと初めて弓道の門をくぐり、初めて買った弦で初めて切れた思い出の弦。こんなもの大事に保管してあったんですね。どうでもいい品物だけど、はじめた当時は楽しくてね・・・練習ばっかりしていて何本くらい打つと切れるのかは忘れちゃったけど、なんか切れた弦は安産のお守りにもなるなんて言われけど、学生時代の自分がそんなものを後生大事にしまっておくわけなもないのに、なぜ保管していたのか分からないけど、まあなつかしい思い出。今はね・・・切れた物は弦だけじゃなくなってしまったけど、近いうちにこの弦を見て何か思う事があるやもしれない・・・もし、そうだとしたらそれはなかなか素敵なサブストーリーになるなあとドキドキして飛び出しそうな胸を必死に押さえつけている木曜日。なんだかタイミングとは自分が思うほど難しくは無いものだと思えそうです・・・

今日も暑かった・・・比較的暑かったけど風は吹いていて乾燥していたけどそれでも灼熱の日差しには耐えられず微妙な影ふみで乗り切り過ごした一日。会社に着くだけで「あー今日の仕事終了」と思えるような毎日で現場事務所についてコンビニで買ってきたお茶をゴクゴクと飲み干すのが日課となりつつあるような、家からお茶を持ってきたほうがいいかもしれないな〜

午前中は午後からの資料準備をしていた。あっという間ですよ・・・最近のパターンとして

・気がつけばお昼
・気がつけば6時
・気がつけば10時
・気がつけば夜2時

こんな生活送っていていいのかな〜昨日のお金の計算したものを見直しつつお昼は近くのホテルのランチでハンバーグを頂く。お盆近くなって人が少しずついなくなっています。電車の中も、会社も、街中も・・・いなくなった人達はどこに行くのかしら?

午後はお客と長い〜ミーティング。13時から初めて終わったの16時。そんでもって昨日から作っていた資料が

「これじゃあ、分からない。お金を出している意味が無い」

とか言われちゃって・・・orz まあごもっともな意見で反論するつもりはないけど、ここ数日11時過ぎまで会社に残って作った資料がこれだと凹むよね。まあ、これから2年かけてコツコツやる仕事なので、初めが肝心だからまあ、いらん事言うつもりがないけど、打ち合わせ終わったらどっと疲れが出て一気にやる気END。

でも、夜打ち合わせが1個だけあったのでそれをこなして9時。たまには早く帰ろうとあがってきたけど最近本当に時間が過ぎるのが早いなあ・・・

帰り道。

横浜スタジアムの近辺って樹木がそれなりにあって昼間は蝉がうるさいくらい鳴いているんです。そんなセミたちがこれから羽化しようとがんばっている蝉の羽化する瞬間を見る事ができました。しかも1匹とかじゃなくて数匹がスタジアム横の歩道と公園の境にあるコンクリートの壁によじのぼって3-4匹が同時に羽化。背中から真っ白な蝉が出てくる貴重な瞬間を見る事ができました。いや〜神秘的。でも、ここから数時間かけて成虫になるのと、夜暗くて撮影は出来なかったので記録ではなく、記憶する事になっちゃったけど、一生懸命生きているんですよね・・・

蝉って本当にはかない一生ですよね。数年土の中で生きていて地上に出ても1週間くらいで次の子孫を残し息絶えてしまう。たしかにうるさいし、間違えて夜中に鳴いてしまうし、飛び立つ時におしっこかけられるかもしれないけど、それでも数日しか生きてられないのなら最後の晴れ舞台と思って寛容な気持ちで見守ってあげたいなあと思いました。

蝉の中にも土から出ようと思ったらコンクリートジャングルで地上に出れなかったり、出れても人間とか動物とか外敵に最後の晴れ舞台を邪魔されたりするかもしれません。そして最後願いが成就したとしても命をそこで次の世代にバトンタッチしてしまう・・・そう考えるとなんだかせつないですよね?

だから、その音、世間の荒波、たしかに騒々しい事になるかもしれないけど、蝉にしても短い命。だからこそ、夏の風物詩だと思って寛容にその音色が楽しめる男になりたいものです。