追記:25→31。気がつけば仰げば尊し・・・

yoshi-blog2010-03-25

仰げば尊しを歌う時、「今こそ〜別れめ〜」でフェルマータがかかり、一瞬その空間に広がる静寂の瞬間。あの瞬間は人生の切り替えのタイミングなんだなあと、改めて今日、実感しました。こんばんは。(-。-)y-゜゜゜

私は。何を仰ぎ、何を残す事が出来るのかな?ただ、そんな事を思わずにいられない今日という日。

人は、同じ場所に立っているのは難しいなあと思いませんか? そんな肌寒い小雨交じりの日。

もらう物はさっくりもらったかもしれないけど、そんな事はゆっくりと整理してどこかでいずれどうにかするとして今日はとっても寒かったですね。でも、気がつけば毎週水曜宿泊で出かけている出張も数ヶ月ぶりに無いんです。なのでいろんな意味で今日は不思議な気分でした。まわりも

「なんで今日ここにいるの?」
「だって、今日出張しちゃいけないっていうんだもん」
「あーそうか、そうだよね・・・そりゃね。」
「もっとも、今日はこんな日だから予定もへったくれもなくて元々空きだったけど」

みたいな話。午前中はバタバタしていたけど、予定がポカンと開いてしまう嵐の前の静けさ。明日もそれなりに忙しく夜は送別の儀式だそうだし来週もそれは続くでしょう。だから、実質今日の午後がいろんな意味で自分で使える時間だなあと思って残っていたゴミみたいな仕事?を片付けるべく無口でずっと午後からコツコツ作業してました。あれは、いらない、これは、いる、これは、あの人へ、これは、どうしよう?みたいな・・・途中後輩さんの進路指導?に今更アドバイスをしつつも、まー役に立つのかね?自分、人に教えるのへたっぴなんですよね。まー何事も人に教えるのが超ヘタクソ。

今日も、朝ね。起きたら嫁さんに言われるんですよ。

「はるくんに、はしの持ち方教えてあげて?私右利きだから左利きの持ち方よくわからない」

って。我が家の男子は左利き、女子は右利きなんです。はるくんも最近ようやく補助がついているお箸から卒業しはじめているけど持ち方が微妙に変なので、それをレクチャー。でもね、

「はるくん、そう、指をちゃんとはさんでもつんだよ〜」

って言ってるけど、昔、左利きの自分が右手に強制されてものすごく嫌な思いはしているので、

「はるくんね、とっても上手。すごいね〜パパ、そんなに早く出来なかったよ。でも、すぐ上手になれるわけじゃないから少しづつでいいんだよ?疲れちゃったらスプーンで食べていいんだからね?」

って言っておいた。やっぱり無理は嫌。親の価値観押し付けるもの嫌。もちろんしつけは必要だけど、あせらず、ゆっくり丁寧にを心がけるようにしているんですけど難しい・・・自分理論派でもないので感覚派なんですよね。電化製品のマニュアル読みます?自分読まないタイプ。嫁さんはキッチリ読むタイプ。だから本当に何度も何度も書いているけど、A型男子とB型女子は共通点がほとんどないんですわ。これが・・・

もっとも、はるくんは、あーだ、こーだ教えてもだめで、褒めて伸びるタイプ。褒めちぎると調子に乗るけど、でも、出来なくてもある日突然開花するタイプなので気にしてないんですけど、どうなんでしょうね?だから、子供に何かを言う以上、自分も気をつけなくては・・・という所もあって、それは「ぶれない」こと。

最近ぶれる大人多くなりましたよね?高速無料とか、基地移設とか、解任だ!と言ったらやっぱり仲良くやろうよ?とか・・・政治の世界でもそうだけど、仕事でもそう、やるやる詐欺、口だけ詐欺が多くて多くて・・・周りと目の前、身近にある反面教師がたくさんいすぎる世の中だからこそ、自分は完璧ではないけど「子供との約束は守りたい」と思うわけです。

実はこれも自分の体験。前にも書いたけど父親は本当に忙しい人でしてね、どっか連れていくだの、まー守ってもらったためしないし、せっかく約束した何かの日も約束を破られ、テレビに出ている父親を見てなんか微妙に父親が他人のような気もしてしまって・・・だから、子供とする小さな約束でもちゃんと守りたい・・・と思うんですよ。

「パパ、約束するね。ちゃんと、パパ、これ出来たらはるくんがやりたいことやっていいよ」とか

「今日はおもちゃ買わないけど、こんどはるくんの誕生日にはるくんがほしい物プレゼントしてあげるね」とか

我慢も大事なので・・・本当は買ってあげてもいいけど、そう言ったら絶対忘れないようにしているんですけど意外と想像以上に子供は親の言った事は覚えている。これを胸に刻んで生活しています。苦笑

なんでこんな話題になったんだっけ?まあ、とにかく「ぶれるな!」を目指してがんばっているって事を後輩さんに教えてあげたってことです。

「結論ありきで考えるなら、ストーリーとプロセスをしっかり書け。枝葉を先に書いたら太い幹はかけない。太い幹を書いたならその先の考えは間違っていてもいいから、絶対にまげるな。同じ作り直しがきかないなら今ここで失敗するのがあなたのお仕事だ」

と。カッコイイこと言ってますが、自分はさっぱり実践できてないのが玉に瑕なんですけどね。苦笑

でも、これ、本当に教えてくれたのは油絵のお師匠さんの言葉を少し引用しているんです。昔油絵のお師匠さんに

「キャンパスに枝葉から先に書いてしまうと幹とのバランスが悪くなってしまう。あなたがこの木を全体を描きたいならまずは中心に大きな活き活きとした幹を書いてそこから伸びる枝葉を書くのがしっくり来ると思わない?でも、絵と言うのは正解がないから、あなたが枝葉をしっかり書きたいというなら、枝葉を中心に構図を考えるというのもあるんだけどね」

と。今思うと捉え方の問題なんですけどね・・・これ、最近この言葉をデジタル一眼レフを触り始めてから本当に実感してます。いい写真=良い構図だと。そして、良い構図の写真を撮るには良い構図の写真を多く見る事だと。まさにお手本。

「おーこの写真、すごくいい、この写真のような構図で撮ってみたい」

そんな事を思うと、無駄に本屋で写真集的なもの(アイドルとかのじゃないよ?笑)を買ってしまったり、電車に乗っているときとか、なんか見た風景を「こんな感じでとってみたい」とか・・・もちろん、撮影テクニックなんで雲泥の差ですけど、まずはマネをするって所が進歩だったりしますよね?これは写真だけじゃなくて、仕事でも同じ。あの人のような仕事の進め方をしたい、あの人みたいになりたい・・・そう思える人は今まで出会った中で両手もいないんですが、良い仕事をするには、身近に良いお手本となる先輩だったり、良い仲間に恵まれないと良い仕事にはならないなあって実感しているんですよね。

良い先輩では絶対にありえないけど、こういう季節になると「良い先輩だったのか?」「良いアドバイスが出来たのか?」「何か、自分がここにいる事で全体に影響を与えられたのか?」などなどしんみり考えてしまったりする季節を人は「桜が咲く季節」と言うのかもしれませんね。

やだやだ。しんみりするのはやめておこう。
とにかく、明日もハードだけどがんばるよ!
世の中には僕以上にハードな人がいて、

夜間作業であと3時間帰れなかったり、

仕事のストレス抱えてプリンをかき回したり?

電卓と請求書の山に囲まれながら31日を恐れていたり

未来の日本人を育てるために脳みそ使っていたり、

復活の呪文を唱えるために指折り数えていたり、

時計の針とカレンダーを見るのが日課になっている人がいたり、

そして、

 そんなあなた方がいるからこそ、僕もがんばるよ!と思えるわけです。

さーがんばるよ〜

なんだか意味不明な日記になってしまったけど、別に心が壊れているわけではないのでアシカラズ。


今日はこんな感じ
ではでは。


追伸
35−42−36.5
139−48−39