夢はパイロット・・・

今日はしんみりした気分。というか、静かな気分。相変わらずダメなパパではあるけれども、こうやって子供の節目をお祝い出来るというのは、お祝いが出来るとは思ってなかっただけに、世の中の人には当たり前の通過点の行事かもしれないけど、僕にとって今日と言う日は最高の思い出の日だな・・・そう思わずにはいられないYoshiです。こんばんは(T_T)

今日は、はるくんが通っている幼稚園の卒園式でした。
早いもので、はるくんは、もう幼稚園を卒園して来月からは小学生です。

ホントね・・・子供の成長って親が想像する以上に早いよね・・・
僕、今でも覚えている。脳裏に焼き付いている・・・はるくんが、生まれて初めて幼稚園に通う入園式の日。
すごく不安でさ、すごい不安そうな表情をして登場してきたはるくんだけれども、パパも君以上に不安でさ・・・大丈夫かな?この子はちゃんと幼稚園でやっていけるのかな?心配で心配で・・・ほんと、別に仕事とか、他の事は気楽に考えられるけど、はるくんとあいちゃんの事はいつも不安神経症な自分。ましてや、はるくんは、幸運と周りの支えでここまで成長出来た・・・そんな子だから、パパも心配だったあの日から、今日3年が過ぎ、卒園式だって・・・なんだか感慨深いよね。やっぱ俺泣くのかな??そんな事も考えつつ過ごした日。

嫁さんは幼稚園の役員さんをやってて、自分も今日はカメラマンだったので結構あわただしく出かけた。入り口で担任の先生も、

「はるくん、今日はおめでとう。最後だねえ・・・がんばろうね」

そんな声もかけてくれたり・・・

おかげでいい席はゲット出来たのでよかったけど、はるくんの卒園式の事以上に、今日晴れ舞台にカメラマンをやっているというプレッシャーの方が何倍も頭の中にあって正直モヤモヤしつつも卒園式が厳粛な雰囲気で始まった。

胸にリボンをつけ登場し、卒園証書授与式。

はるくんも、いつもと違う雰囲気に緊張しているのかな?

ドキドキ。名前を呼ばれて、しっかり返事をして証書を受け取る。

しっかり笑顔でちゃんと受け取ったよ!みたいな顔だったのでパパも安心した〜♪

それから、式は粛々と進んでいたけどね。今日俺泣かなそうと思ったんだけど、在校生の送る歌がさあ・・・なんか、子供の声で、色々歌うわけ、その歌詞が色んな出来事を表していてさ、色々思い出しながら聞いてたら、涙ボロボロ出ちゃったよ。

初めて幼稚園行った時の事とかさ、運動会の時とかさ、お遊戯会とかさ、お泊り保育とかさ・・・ホント色々思い出して、「あーはるくんも、ここまで成長したんだなあ・・・」と思ったら、やっぱ年だねえ。涙ボロボロだった。隣の嫁さんなんか号泣してて、つけまつげが取れかかってたよ。(笑)

式も無事に終わり。クラスルームで最後先生のご挨拶。
先生も号泣。周りのお母さんたちも号泣。先生は、今日全員で卒園式を迎えたかったんだけど、一人だけインフルエンザでお熱が出てしまった子が参加できなくて残念だと泣いてました。そして、みんなと離れるのは嫌だと泣いてました。比較的先生と親の距離が近い幼稚園ではあったので出入りしているママさん達も泣いていたけど、3年間いい先生に巡り合えて、はるくんは幸せ者だったなあ・・・

そして、最後、一人一人が、将来の夢を語って終わりにしましょう。ってなったんだけど、

みんな元気に、歌手になりたいとか、電車の運転手になりたいとか、サッカー選手になりたいとか言うわけ。でも、はるくんは、発表する前から、「言いたくない、言いたくない」と言ってたんだけど、はるくんの番。やっぱり人前は超苦手な子なので、黙っちゃって下向いてさ。先生が助け舟出して

「はるくんの夢、先生が代わりに言ってあげようか?」

そう言ったんだけど、勇気を振り絞って

「・・・パイロットになりたい・・・」

そう、はるくんの夢は、どうやらパイロットになるのが夢だったんです。


それ聞いてさ、ちょっとびっくりした。
今まで、自分は子供の気持ちもちゃんと理解できているし、何を考えているのかなんとなく分かっていると思ってたけど、はるくんの夢までは把握出来てなかった。

「そっか・・・はるくんは、パイロットになりたいんだ・・・」

てっきり電車の運転手かと思っていたんだけど、パイロットなんだって。いい夢だね。今日は、はるくんの夢が分かったってだけでも、とってもいい日になった気がするな・・・

しんみりとした気持ちはここで、おしまい。

謝恩会までの時間に、クラス全員の親子写真を撮るって事になっていたのでカメラマンYoshiさん登場。

まーお母さんたちが何人もいるから意見がまとまらないというか、どこで撮るのって話になったんだけど、アップで撮った方がいいとか、引きで撮った方がいいとか、色々言うのでめんどくさくなってきて、三脚持ってきたので三脚立ててモデル親子を何枚か撮って、見せてあーでもない、こーでもないと、
途中

「アップでとって、後ろの卒園おめでとうって文字入れられない?」
「無理だよ!!考えろよ。アップで撮って後ろの文字はいるわけねーだろ!」

って嫁さんかと思ったら別のお母さんだった。苦笑 

結局実写真見て、周りに構図を納得してもらってから撮影開始。ホント三脚とストロボ持って行ってよかった・・・あとは40組くらいの親子を全力で撮影。だってさ、この写真が唯一卒園式の際の親子が揃って撮影する写真になるわけ。カメラ屋さんでも取らない貴重なワンショット。このワンショットに主役の子供の目が半開きだったり、目線があさっての方向に向いていたら台無しにじゃん?すげえプレッシャー。嫁さん曰く普段のYoshiにはない必死さが伝わってきたって後から言われたけどさ、三脚立ててバウンスさせたストロボ。シャッタースピードは出来るだけ子供が動いてもぶれないシャッタースピードを考えて、光量落ちるけど、そこは後で補正しようと覚悟がしていたのでぶれないように、目線が散らないように、半開きとか目をつぶらないように・・・それだけ考えて必死。で、後は自分で撮影ボタン押してぶれたら終わりなので、リレーズスイッチで押して、後はレンズは絞って撮影。

「はい、じゃあとるね〜。カメラの中から何かが出てくるかもしれないから、ココ見てね〜」

先日スタジオで撮影した時にお姉さんがうちの子たちに行ってたセリフをまんまパクリましたw でも、それだけで子供の目線はがっちりつかみましたw 一人1カットだけど3枚撮影して、撮影し終わった瞬間に目が開いているか確認しての繰り返し・・・結構ヘビーだった・・・途中やっぱ三脚なんぞ立てるから子供達が無邪気にこれなーに?攻撃を必死にかわし、まー結局40組×3枚=120枚。それから卒園式で撮影して今日はだいたい250枚くらい撮影した感じ。で、へとへとになりながらなんとか撮影会も終了。最大の失敗自分の家族分を取る時に、他のママさんに撮影してもらったけど、そこが失敗していた事。あーあー。でも、いーやw

そのまま、嫁さんとママさんは謝恩会に出ると言うので、自分はあいちゃん連れて帰宅。

「あいちゃん、お昼何食べる?」
「あいちゃん、ドーナツ食べたい・・・」

って言うので、ミスタードーナツでお昼を済ませて帰宅。さすがのあいちゃんの一杯動き回っていたので、気が付いたらソファーで寝てましたw

その間、自分は撮影した写真を現像。あれだね。やっぱりRAWで撮って正解だったわ。シャッタースピードあげてたから画面が少し暗かったので補正かけてトリミングして、DVDに焼いて終了。正味作業時間2時間なり・・・明日これカメラ屋さんに入稿するらしいんですよ。スライドショーみたいなの作るからベースの写真が必要なんですって。とりあえず使命は果たしたぜ。

で、起きてきたあいちゃんと、一緒に夕飯を作った。
あいちゃんもだいぶ料理できるようになって来たね。今日は味噌汁作ったんだけど、指示だけして、あいちゃんにやらせた。そりゃ、切り方も酷いけど、自分で作っているって言う気持ちがあるので、真剣。まあ味見もしっかりして本人も満足みたいでした。

そんでもって、夕方帰って来たはるくんに、パパから卒園プレゼントとして、先日約束していたサッカーのゴールをした記念として買っておいたフォーゼのNSマグフォンと、あいちゃんにはキティちゃんのリュックを用意していたのでプレゼント。

ほんと、怒涛のような1日だったけど、無事に終わってよかった。

で、明日、撮影したデジタルデータの扱いについて、ママさん通しで話し合いがあるらしく、まー欲しいと言われそうなので、これを、これからネット上にアップしてどうぞご自由にダウンロードしてください(もちろんURLとパスワード知らない人にはダウンロードできない)っていう形でアップしなきゃいけないんだろうなあ・・・

今日はこんな感じ
ではでは。






はるくんへ

卒園おめでとう。来月からは、はるくんも小学生だね。
パパはとっても、うれしいし、はるくんが幼稚園入ってから3年。
一杯成長していた事を改めて実感できました。

幼稚園入る時は、あんなに小さいはるくんだったのに、今では
ちゃんとお兄さんらしくなってきて、いつも、あいちゃんの面倒も
みてくれて、この3年間とっても成長しているなあとパパは思います。

はるくんは、とっても優しい子だから人の痛みを理解できる反面、
自分の気持ちを押し殺して我慢してしまう所もあるけれども、
もう少し自分の気持ちを前に出して周りに理解できるようになれるといいね。

パパは、今日はるくんの将来の夢を聞きました。
とっても、素敵な夢だと思います。

はるくんが、いつか運転する飛行機でパパも旅行に行けたらいいなあと
思いました。パパは、あなたの夢がかなうように・・・あなたの思いが
伝わるように・・・これからも手を差し伸べていきたいと思います。

はるくんは、はるくんらしく、
あなたのペースで、これからもいっぱいがんばってくれることを
パパは、全力で応援したいと思います。

おめでとうはるくん。
パパは、あなたのパパでとっても幸せです。
こんなパパですが、これからも一緒にがんばっていこうね。

あなたのパパより。