ナイトズーラシア。でも3分の1。トホホ・・・

yoshi-blog2008-08-09

ちょっと目を離した隙に、こんな大事になるとは思ってもいませんでした・・・トホホ。でも、そのおかげで多分、世間一般の皆様が体験できない貴重な時間だったと思えば、今日と言う日も良い思い出になるんじゃないのかな?って自分に納得させてけど、最後にお姉さんから愕然とする台詞を聞いてしまってうなだれそうになったYoshiです。こんばんは(>_<)

今週末は、いつもと違う事をしてみよう週末です。とは言っても最低限こなさなきゃいけないこと、やらなければいけない事がそれなりに残っているのでこの絶妙なバランス感の中で生活していると自分の時間ってあんまり取れないな〜としみじみ思った土曜日。今日はなんか、もう、なんだよ!w っていう一日でした。

いつもどおりの朝掃除。はるくんが電車に乗りたいというので2個先の児童ホームみたいな所に嫁さん達は出かけてきました。その間自分がせっせと掃除を済ませ、ちょっと今日はゆっくり目の時間なのでのんびりご飯を食べて1時前かな?車で嫁さんたちを迎えに行きました。

その後、なんか嫁さんがオムツとかパットとか諸々買いたいと言うので車を走らせベビーザラスへ。はるくんは相変わらずパパの車に乗るとお昼寝という定番でしたが30分くらいお昼寝できてちょっと良かったみたい。

お店では、まあ、いつもどおりの買い物ですが、あいちゃんが最近少し動き始めたのでおもちゃを買ってあげようかな?って事になり、これを購入。

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そして、あいちゃんだけ買うのは、はるくんもかわいそうだろうという事になり、はるくんにはこれを購入

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あとは、明日ドーナツを作ろうと思いまして、ちょっとお買い物ついでに準備。だって、なんか、少しづつレシピ増やしたいんだもの。なんで、そんな料理ばっかりやってるの?って聞かれますが、一応小さな野望が少しだけありまして・・・

「今日のお誕生会のご飯とお菓子はぜーんぶ、パパが作りました!」

って言いたいんですよね。いつか、はるくんかあいちゃんがおうちでお誕生日会とかやると思うけど、その時にパパが作ったってなんか、かっこいいでしょ?なので、レパートリーを少しづつ増やそうかな?って思いまして・・・まあ、いつになるかわからないんですけどね。苦笑

家に帰ってきてあいちゃんはおもちゃを必死にべろべろしてて気に入ってくれたようです。はるくんもずっと清掃車で遊んでました。その間色々身支度整えて子供二人お風呂入れてから外出です。

夕飯も済ませ、今日のメインイベントで行って来たのはこちら。

横浜動物園ズーラシア ナイトズーラシア2008
http://www.zoorasia.org/event/08night_01.html

実はズーラシアってうちの近所なんですよね。しかも、今のこの時期しかやってないナイトズーラシア。これは行くしかない!と思ってましてなんとか、今日行って来ました。

最終入場は19時だったような気がするけど日が落ちるちょっと前くらいがベストです。自分たちも18時ちょっと前に行ったけどすでに臨時駐車場に止めることになり、園内入り口と臨時駐車場の間はシャトルバスが運行してて、はるくんはそっちの方が良かったのか

「パパ、バスきたよ〜とうきゅうバス乗ろうね〜♪」

とパパの手を引いて走る走る。そして、バスに乗って園内入り口に到着です。

あんまり混んでいないのかな?って思ったけど意外と人が多くてびっくり、早速チケット買ってのんびり歩いて、動物さんの所については肩車して・・・の繰り返し。まったり行くにはなかなかかな?って思いました。一応個人的な主観ですが、夜に動物園に行くという事のメリット、デメリットをあげるとしたら・・・

メリット
・日が落ちてからなので暑くない(これが一番かな・・・
・昼間寝てるばっかりの動物達が動いているのが見える。
・夜に動物園なんてなかなか入れないじゃない・・・

デメリット
・蚊とかの対策がないと辛い(うちは万全w
・夜だから結局寝ている動物は公開されてないので全部見れるわけじゃない。
・終わり時間を気にして行動しなきゃいけなくなる。

とあげましたが、行く価値はあります。幸いな事に8月は毎週土日がナイトズーラシアです。今月逃すと1年後ですので興味を持った方はお早めに行く事をオススメします。

で、自分達ものんびり歩いているうちに日が落ちてきて貴重な体験をさせてもらえて満足。途中いつもの嫁さんの甘いものが食べたい攻撃をくらいソフトクリームを食べたりしたけど、あいちゃんはバリ起き。はるくんは途中眠くなったらしくベビーカーに乗りたいといってしばらくまったりしてたけど、ここで姉さん大事件発生です。

なんかペンギン宿舎前の木がライトアップされて綺麗な所があって、いつもは寝る時間なのにこんな所に来ているものだからはるくんもテンションあがちゃって自分で走ってその木まで走ってたんです。その時、余所見をしながらベビーカーを押しているお母さんのベビーカーの前輪がはるくんの足に引っ掛かり、はるくん転倒。勢い良く転倒し、頭から地面にぶつかりました。

もちろん、大泣き。そのお母さんも平謝りだけど、はるくんも前を向いて歩いてなかったし、と思って、大丈夫です。平気です。って行ってしばらく抱っこしていたんだけど、ふと、暗がりから明るい街灯の下についた時にはるくんの顔みたら、結構出血してておでこがぷっくりたんこぶ状に腫れ上がっていて、こりゃ、痛いな〜ってどうりで泣き止まないはずだ・・・

近くを通りかかった飼育員の人に相談して救護所どこか聞こうとしたら、これが大事になっちゃいまして・・・

その人から別の人へ連絡し、なにやらトランシーバーで本部に連絡を取っているみたいで

「本部より、●●へお怪我をされたのはどなたですか?」

「お子様です。転んで出血し腫れています(すりむいただけなんだけど・・・」

「それでは、大至急、車を手配します。お客様を誘導してください」

と交信が終わり、暗闇の中、飼育員の先導で近くの警備員さんへ・・・そこでまた何度か交信があり、救護所まではかなり遠く、車を手配すること、手配するにあたり、ここじゃ車が乗れないので関係者ゲートまで来て欲しいという事で、そこから警備員さんにエスコートされ、一般の人が立ち入れないエリアに連れてこられました。きっと周りの客は「なんであの人だけあそこのルート入っているの?」という冷たい視線が刺さりつつも、はるくんは転んで痛くてショックで大泣きから立ち直ったけど、もう怖くて歩きたくなくてパパの抱っこに必死にしがみついている状態。

「ここでお待ちください」

とあるゲートの前で待つこと10分。その間も無線の交信は続き

「今車が●●を出ました」

「お客様を●●ゲートまで誘導完了しました」

とか、とか、細かい指示が飛ぶトランシーバの音声の横で嫁さんと

「ここまで大げさにしなくてもな・・・」

「うん。なんか、こっちが恐縮しちゃうよね・・・」

と。でも、一応腫れているのがおでこなので、念のため・・・という気遣いを頂きまして、そうこうしているうちに1台の車が到着。

「お待たせしました」

とガタイのでかい警備員さん2名と、スーツをきた運転手が・・・もう心の中では

「すりむくだけで、どんだけー!!!」

と叫んでましたけど、裏口のゲートから車に乗せられ走ること5分、どうやら、園内には一般の人が見て回るルートとは別に職員さんたちが使う道があるんですね。そこから餌を手配したり、動物たちの所まで行ったり・・・そんな関係者専用ルートをエスコート付きで案内されるなんて、一般の人は絶対に出来ない貴重な機会なんだろうな〜って思いつつ、所々警備員の敬礼ポーズで通過する車に若干の戸惑いを隠しつつも、車は園内の入り口まで戻り、車の扉まで開けてもらちゃって、救護室まで完全ガード。最後なんてあるゲートくぐる時に

「お客様を救護室にお連れします」

と警備員が入り口の人に伝えたら、その人が

「救護室にお客様が入ります」

って交信したので、入り口でお出迎え付き・・・苦笑

静かな救護室には年配の看護師さんがいて、これから何をされるかわからなくて怖い思いをするんじゃないんだろうか?って不安がっているはるくんにやさしく話しかけてくれて、

「おばさん、何も怖いことしないからね・・・じゃあ、特別に、このシールあげるね」

って、レアな動物さんシールを頂いてご機嫌よくなったのか、その後おでこの出血部分を消毒と化膿止めをしてもらい、腫れているので小さなひえピタを貼ってもらって終了。

その間、嫁さんは事情聴取じゃないけど、簡単な書類を記載して、15分くらいかな?で処置終了。

その後、ゲートの入り口までエスコートされて戻ってきたけど、すでに再入場する時間もなく、お姉さんに

「あの、今日ペンギン宿舎まで行ったんですけど、これって全体のどのくらいまで見れたんですかね?」

「そうですね〜半分?いや、3分の1くらいですかね・・・」

ですって・・・おい!はるくんさ〜パパ、結構楽しみにしていたのに、全体の半分もみてないんだってさ!なんだよ〜もう!って思ったけど、普段はるくんもあいちゃんも規則正しく寝かしつけているので8時には寝ちゃうんです。だから、こんな時間に起きていて楽しいっていう気持ちと、動物さんがいて興奮しちゃったんだろうな〜

そんな時にふと、手を離してしまった自分のせいではるくんが転んじゃって本人はきっと腫れるぐらいだからものすごく痛かったんだろうけど、パパもはじめ気がつかなかったよ。ごめんね。なんか、最後は眠いのもあるけど、おとなしくなっちゃってさっきまでのニコニコはるくんじゃなくなったのがパパとしてはものすごく心が痛くなりました。

でも、はるくんに、帰り際

「ねえ、はるくん、今日楽しかった?楽しかった人?」

「はーい」

って行ってくれたので、この言葉でちょっと救われたな〜って思った。さすがに色々疲れて今月リベンジする気にはなれないけど、来年も行こうね・・・

帰り道。案の定はるくんはパパの車の助手席で寝てしまって完全熟睡。今日の夢はいい夢見れるのかな?ちょっと心配だけど、これも貴重な経験と思ってもらいたいものです。

パパとしては、なんか無駄に気疲れしたけど、たかがすりむいたくらい・・・っていう程度かもしれないけど、飼育員さん警備員さん、看護師さんも丁寧に対応してくれて非常に気持ちよかった。でも、本当に申し訳ないな〜って気持ちの方がいっぱいです。本当にありがとうございました・・・

明日はおとなしくしてようと思います。反省・・・(>_<)