立ったよ。まじ泣きそう・・・

yoshi-blog2007-05-20

プラスとマイナスはどっちかに寄っている時期があっても並べてみればプラスマイナスゼロになっていて欲しいと思うけど、マイナスな事が覚えていてもプラスな事はその瞬間には分からない。でも、後で「あの時がプラスなんだ」と思える時がいつかくると思うならばマイナスな事も受け入れようとため息交じりで納得させたYoshiです。こんばんは(ーー;)

昨日は、ごめんなさい。本当にショックで、あまりにも落ち込んで寝込んでました。何がショックなのか書きたいと思うのですが、正直まだ心の整理と、できれば振り返りもしたくないし、思い出したくもない。それにそんな事をここに書くとみなが驚き心配させてしまうので自分の気持ちに整理がついたらいつかお話したいと思います。ご心配して頂いた方本当にごめんなさい。そしてありがとうございました。

ただ、一言だけ書くなら。気が動転するというのは本人も気が動転していた事すら気がつかなかった・・・だから重大な出来事になってしまったんだ。しばらくまた、人に迷惑をかける事になりそうです。

本当は今日のブログ書くつもりなかったんです。本当はもう昨日で辞めてしまおうかな・・・とも思いました。何もする気が起きなくて、どこかだるい気持ちで、思考停止状態だったので・・・でも、今日どうしても書かなきゃいけない出来事があったのでがんばってかいてみました。

今日は天気が良かったですね。久しぶりの快晴。とは言ってもYoshiはお外に出れる状況ではなかったので午前中は嫁さんとはるくんがお散歩がてら近所の地区センターに遊びに行っている間に自分が部屋の掃除。部屋の掃除はいい。何も考えずに一心不乱になれるからね・・・いつもまあまあきれいにする所をいつも以上にきれいにしてたのかな?2時間近く掃除をして午前中終了。その後は嫁さんとはるくんが帰ってきたので3人でお昼寝してて、その後も家にいました。こんなに天気いいと洗濯物もよく乾くもので洗濯物を取り込みつつ嫁さんと自分でたたんでいたんですよね。はるくんはこの前買ってあげたこのおもちゃで遊んでました。

シティ救急車

シティ救急車

これね、リアルに救急車のサイレンが鳴るんですけどね。この音がリアル過ぎてなんかはるくん泣いちゃうんですよね・・・サイレンが鳴るとこのおもちゃから後ずさりして大泣き。なんでかな?怖いのかな?何かこの子にトラウマになるような事しただろうか?

・・・・

あっもしかしてこれ?

http://d.hatena.ne.jp/yoshi-blog/20060513

サイレン聞くと尋常じゃない泣き方するんだけど・・・あートラウマになっちゃったかな・・・ごめんよ〜と申し訳ない気持ち一杯だったので乾電池を抜いてサイレンが鳴らない状態にしたけど、サイレンならない救急車ってどうなんだろう・・・

そんなおもちゃの横で淡々と嫁さんと洗濯物をたたんでたんですよ。そしたらなにやらはるくんの様子がいつもと違う。

「あれ?なんかはるくんが・・・」

ふと見るとさっきまで座っていたのに、なんか四つんばい状態になりながら一生懸命腰をあげて、うーうーうなっているんです。

「あっはるくんがなんか立とうとしている・・・」

嫁さんの声で振り返ると一生懸命座った姿勢から腰を持ち上げて立とうとしている。

「はるくんがんばれ!もう少し!!」

でも、失敗。あーだめかあ・・・と諦め気分だったけど、今日のはるくんはちょっと違う。何度も失敗して、何度も体勢くずしていたけど4,5回繰り返して・・・

「がんばれ!あとちょっと・・・そう、そこから・・・がんばれ!」

二人でその様子を見てると、その後生まれたての子牛のように足がプルプルしてたけど、はるくん。立ったよ!!!今日自分の力で初めて一人で立てるようになったんです!

「すごい!!!はるくんすごいよ!!」

すっごく不安定でか細い足で立派に何の支えもなくはるくんがそこに立ってくれてました。たちながらニッコリ。「どうだ。俺すごいだろ〜」と得意満面の笑顔ではるくんは今日、自分の力で、足で立つ事が出来るようになりました・・・

その後も褒めると得意げに何度も座ってから立ったり座ったりを繰り返していて、ニコニコしながら立ってるんです。思わずデジタルカメラで撮影しちゃったけどぶれててもいいや。奇跡のたった瞬間が今日の写真です。

なんかね、感動しすぎちゃってじーんときちゃった。まだね。立ったって言ってもね10秒くらいしか立ってられないし。そこから足を1歩前に出す事も出来てない。でもね、ようやくここまで来たんだなあ・・・って思うとなんか目がウルウルしてきちゃった。元々すでにつかまりながら立っているのは出来るようになっていたけどやはりマイペースのおっとり坊やで今月で1歳8ヶ月。本当にここまでねよくがんばったなあ・・・と思って。

あんなことや
http://d.hatena.ne.jp/yoshi-blog/20060801

こんなことがあって
http://d.hatena.ne.jp/yoshi-blog/20061114

何度も期待はしてたけど、思い通りにはならなくて・・・
http://d.hatena.ne.jp/yoshi-blog/20070116

挫折しそうになったりしたけど・・・
http://d.hatena.ne.jp/yoshi-blog/20070417

それでも、君は一生懸命がんばってくれていたんだね。他の人から見れば「たかが立ったくらい。しかもまだ歩けてないじゃん」そういわれるかもしれない。でもね、そこまでくる道のりがちょっと人より遠回りしただけ、始まりの鐘が今鳴り響いたんだ。そう思うと一人の父親として素直に感動とうれしさのあまり、目がウルウルしてしまいました・・・

なんか、子供生まれてから本当に涙もろくなったなあ・・・

なんかね、最近、成長のペースとかね、人と比べてとかね。そんなのどうでも良くなってきて、結局それって親のエゴ。この子にはこの子なりの成長のペースがあって、それにとことん付き合ってやろうと思うようにしているんです。だから心のどっかで気にしていたのかもしれないけど自分の足でちゃんと立った。たわいのない成長かもしれないけど、今日と言う日はものすごく記念すべき日になったのかもしれません。

実際嫁さんは実は1.2回この光景もどきを見ていたらしいのですが、ここまで完璧にしかも何回も連続でしているのは初めてだったので今日をはじめてたった日という記念日にしてもおかしくないでしょう。本当にうれしかったです。きっとね、嫁さんには言わなかったけど、自分にあんな事があってはるくんは気がついていたのかもしれない・・・パパが落ち込んでいるから元気出させてあげようって・・・どこかはるくんいつもはママっ子なのに終始自分にまとわりついていて・・・やっぱ親の気持ちも子供は分かるものなんですかね・・・・

とは言ってもまだこれからこの子は成長していく。小さな事で一喜一憂しても疲れちゃうかもしれないけど、この小さな成長に負けないよう自分もこれからがんばれたらいいなあ。はるくんも今月来月はがんばらなくてはならない日があります。でも、普段どおりにしていればきっと先生もはるくんの成長に気がついてくれるでしょう。パパはそんな君の成長に目を細める事がうれしくて、うれしくてたまりません。これからも自分のペースでいいのでがんばってほしいものです。

今まで誰にも言わなかったけど、自分には生まれてから絶対に叶えたいと思う夢があって、それは、はるくんと一緒にお出かけしたいってこと。今まで何度か二人でお出かけはしているけどそれは車とかベビーカーを使ったり、抱っこして歩いていること。そうじゃなくて、はるくんが自分の足で歩いて、それを自分が手を引いて一緒にお出かけしたいなあと思う場所があるんです。さしずめタイトルを決めるとしたら

【二人で歩くお出かけ。あの坂を上れば海が見える・・・】

って感じでしょうか?

昔、まだ結婚してはるくんも生まれてない頃。大船から江ノ島までの湘南モノレールを乗っていた時に目の前の座席に小さな男の子と、パパが二人でお出かけしていて席に座ってました。その子は多分まだ歩き始めて少したった感じ。麦藁帽子に小さなリュックをしょって、モノレールから見える景色に釘付けでその横でパパがすっごくうれしそうな顔で「あれはね、大きなバスだねえ」とか「あそこから海が見えるねえ」そんな光景を目にした事がありました。

当時、自分達も子供が欲しい時期だったので、終点の湘南江の島駅で手を引いて歩いている親子の後姿を見てて「あーいつか俺もあんな風に出かけたないなあ」とまぶしい光景が今も目に焼きついているのです。

だから・・・もう少しかな?もうちょっとしたら、嫁さんには悪いけど、はるくんにお気に入りの帽子をかぶらせて、パパとおそろいのサングラスをして、小さなリュック背負って。友達に買ってもらったファーストシューズを履いて一緒にモノレール乗って海までお出かけしたいなあと小さな夢があるんです。今までこの夢、実現できるか不安で誰にも言えなかったけど、やっと今日言える自信がわいてきました。まだ、この先いつになるか分からないけど、いつか二人で一緒にお出かけできるといいなあ。

何はともあれ、最大の辛い事があった後に最大の良い事があった。これでプラスマイナスゼロという形で帳消しにしてくれたはるくんに感謝すると共に、これからの成長を見守りたいと思います。

忘れたい記憶。忘れられない記憶。悩みは尽きないけどポジティブに考えてみたいです。