歴史に残った偉大な名前・・・

yoshi-blog2004-11-26

近くにストレッサーがいなくてC=(^◇^ ; ホッ!としているYoshiです。コンバンハ。やっと週末って感じですね。今週は短いのに金曜日の疲れ方は同じなのね〜と思っていたけど、年末に近づいてきました。仕事が忙しくなりそうです。テンションをあげないとコナセナイ(゜∀゜)ヨカーン。MP3プレーヤーの中をずいぶん昔にかったブルーハーツのベストに入れ替えてみたら、これがなんと、朝の自分には最高ですわアッヒャッヒャ!ヽ(゜∀゜)ノアッヒャッヒャ!。

そんな感じで仕事をこなして帰ってきたんですよ。そして最近Lineageやってねーな〜って思って、とりあえずログインしてみたいんですよ。

「こんばんわ〜(・∀・)ニヤニヤ」

「久しぶり、めずらしいね。」

「ああ、仕事早く終わったからね」

そんな会話をしていたんだけど、「(「・・)ン?」なんか全体チャットの様子がおかしい。なんか所々に「追悼」というキーワードが見えて、しかも自分の知り合いも何か呼びかけているので、ウィスパーで

「なんかあったの?」

「○○血盟のプリンセスが、リアルで亡くなったらしい」

「え・・・」

「ああ、なんでも癌だったみたい」

「まじかよ・・・」

正直絶句でした。一旦リネを切断して、彼女の血盟のHPをのぞいてみた。どうやら会社の後輩さんが書き込んでいくれていたみたいだ。やっぱり事実だ・・・再度ログインしてみると、彼女の追悼攻めの募集をしていたけど、その血盟じゃない所からの募集だった。「それじゃ意味ないな・・・」とりあえず、ゲームをそのまま続ける気力も起きず。パソコンのスイッチを切った。

自分はこのLineageをオープンベータテストから始めてた。そろそろ3年になる。このゲームには戦争っていうのがあって、血盟が城を持つというステータスのため戦いが日々あって、そんな僕も最初はそんな事できるレベルでもなかったし、特定の血盟に所属しているわけじゃなかった。フリーの状態でドラクエのように毎日レベルと経験値だけを稼いでいる雑魚キャラだった。でも、どっかで一度戦争やってみたいな〜って思ってた事もあったんだけど、いわゆる○○系とか、あの血盟とこの血盟は対立しているとか、連合が・・・みたいな話に┐(´д`)┌ ウンザリって感じだった時に、この人の血盟が公募で戦争をし始めたのでした。戦争の時だけ血盟に加入し、戦争終了後は血盟が解散する。まさに自分にぴったりの血盟で、戦争の時だけお世話になってた。

そんな血盟も最初は彼女が代表ではなく(そもそも彼女、彼女って言ってるけど、キャラが女性だけっていう意味でリアルまで親交があったわけじゃないからわからんね)前の代表者が引退する時に彼女が2代目として血盟を引き継いでいて、とっても戦場では頼りになる存在だった。いつものよに血盟に臨時加入した時に

「今、貴方がナイトの中で一番強いみたいだから、ナイトは任せたよ。私を守ってね」

そんな言葉をかけられたのが、たかがゲームだけどうれしかった。その後、自分は今所属している血盟に加入し、戦場でも彼女は時として友軍、時としてライバル。同じ戦場で見るときに、彼女の指揮は光っていた。普通は、血盟っていうのも結局人が操作しているプレーヤー同士のつながりだから、公募で集めた集団なんて、寄せ集め扱いされるけど、その割にはうまく連携が取れていて、自分も何度か防衛側の時に攻められて、城を奪われた事もあったのです。戦争時間終了後は、敵味方区別なく、ねぎらいの言葉と、あざやかな引き際で揉め事も起こさず、統率のとれた戦場の一輪の花だったのかもしれない・・・・

けれども、最近、その血盟自体の活動が目立たなくなっていたから「Lineage2にでも行ったのかな?」そんな風に思っていたけど、リアルの病気にはどうやら勝てなかったようです。彼女もどこかで自分の命に有効期限を切られたのを覚悟してたのでしょうか?

「私は、このサーバーの最後の日までこのゲームは続けるから」

そんな風に言っていたみたいです。たかが、ゲームかもしれない。でもそのゲームの前にはかならず人間が座っていて、キャラクターを動かしているのです。キャラクターのグラフィックは同じかもしれないけど、そのキャラクターにも人格が出来ていて、その人固有のキャラクターになるのです。リアルの生活はどうだったのか?どんな人だったのか?そんな事は知らなくても、何かのためにその瞬間力を合わせていたのです。手を取り合っていたのです。一喜一憂して、その人を認めていた瞬間だったのです。まあそんな事いう僕も、何回か参加して、話した程度だけど、同じゲームをしていたものとして、「引退」という言葉はとってもせつなく、悲しいものなのです。今度この血盟が主催で追悼の攻城線があるみたいです。しかもかなりの防衛が配置されて、戦争が過激になる城をとる為に戦います。

今まで本当にお疲れ様でした。安らかに・・・あなたがこのゲーム、このサーバに残したものは、いつは大きな花が咲く事でしょう。心よりご冥福をお祈り申し上げます。