リネージュの終焉・・・

yoshi-blog2004-12-06

在りし日の自分の影を追い続けているYoshiです。こんばんは( `ー´)ノ昨日かったコートを着てみました。さすが10%カシミア混入コート、手触り感だけじゃなくて暖かさもウールだけのコートとは違うのね・・・なんて心の中で思ったりしてるけど実際はどうなんでしょう?よく分からないんですけど「多分そうだろう」と思う勝手な思い込みで暖かく慣れてるのならそれはそれでありかな・・・なんて思ったりして、まあ特に意味はないんですけどね。

今日はネトゲの方でちょっと悲しいはなしがあって、自分のチームのリーダが(まあリネ的にはクランのプリがって言っても分からないんだろうな・・・)ゲームをやめたい(引退したい)って言うのですよ。会社で仕事してたら携帯のメールにその人からメッセージがあって

「あのさ、今日リネにくるけ?」

「いや、仕事だからワカラネ」

「そうか・・・」

あまりにも様子が変だったので会社から帰ってきて、リネにONしてみると本人が居たので呼び出して会話してみました。

「どうしたん・・・」

「引退しようと思ってるねん」

「なんかあったのか?」

「特にないんだけど、このゲームなんか最近面白くなくてな」

「そっか・・・」

「うん・・・」

「今日引退しなきゃいけないのか?」

「いや、今日ってわけじゃないけど・・・」

「じゃあさ、1-2週間はゲームやめてみてさ、本当に辞めたかったらそこで考えてみれば?」

「みんなに申し訳なくてな」

「誰も、君を責めないよ」

「そうかな・・・みんなにあやまらなきゃ」

「謝る?そんな自分で謝って、それで満足か?」

「満足も何も悪いなって思って・・・」

「そんな事誰も思ってないって」

「そうやろか・・・」

「だったら、今もこのメンバーがいるのはなぜだ?あなたを慕っているからだろ?」

「・・・・」

「まあ、たかがゲームや。そんなに悩むなよ」

「まあ・・・そうやな・・・」

「みんなになんていったらええんやろか?」

「リアルで出張とでもいっとけ」

「嘘はつきたくないな」

「人を幸せにする嘘と、人を不幸にしない嘘はついていいんだよ」

「ええ言葉やな・・・」

「そんなの、戻ってきてから言って欲しいものだな」

「・・・」

「まあ、誰も責めないし、悪くない。ただ、このクランはあなたのクランだ。貴方が引退するというのはこのクランの解散や。3年か・・・長く持ったな・・・」

「そやな・・・」

「まあ、ええで、ゲームなんだし。いつかはこういう事あるものさ」

「すまん」

「とりあえず俺は待ってる。いつでもな・・・」

「ありがと」

そういう会話で終わりました。彼はリネージュに嫌気がさしているのです。メンバーは仲良いから、離れるのは寂しい。でもLINEAGE1というゲームにはもうやり続ける何かが足りないと言ってました。これはこの人だけじゃない。多かれ少なかれ、このゲームをしている人はみんな思ってるはずです。


「このゲームは先が長くない」


オンラインゲームは数多くあります。このリネージュはMMO全盛期の有名なゲームでした。軽いソフトウエア、コミュニケーションの広がり、続いていくアップデート、新しい世界。今の3Dオンラインゲームが中心の中で未だに2Dでも人気があったのは操作のしやすさ、楽しさ、手軽さ、誰もが簡単に出来て、あっという間に慣れてくる。高スペックなマシンもいらないし、接続人数も多い。活気のあるゲームでした。ベータテスト中は一つのサーバーに4000人強の接続者がいた時代もありました。ゲームマスターGMコールで呼び出せばすぐ対応してくれたし、初心者の僕でも分かりやすかったゲームでした。画面上でしか知らないキャラ達。でもそんな人達も気さくに教えあって、これがMMOの醍醐味なんだな・・・そう思っていたのです。

そしてこのゲームも正式にサービスが始まりました。僕も楽しいゲームにはお金を払う。当然の事をしてました。でも、このNCJは見事にユーザの期待を裏切り続けてくれるようになりました。まずGMコールがなくなり、ゲーム内の出来事をWEB上のフォームから申請するのです。そして返ってくるメールがテンプレートのような決まり文句のメールの一辺倒。そして、無料体験期間が30日から3日へと激減。新しいアップデートでは、同じモンスターのグラフィックで名前と強さを変えただけのおざなりのアップデート、そして何よりサーバーで障害があってもアナウンスなし、理由なし、自分達に都合の良い規約変更でユーザのサポートはおざなりにして金儲けだけに走っているのです。

LINEAGEも3DのLINEAGE2が始まりました。多くのユーザはみんな2の方に移動しました。残った人もそれでもLINEAGE1が楽しいと思って残ってました。でも度重なるアップデートという名ばかりのダウングレード、社会人やライトユーザでは到底楽しめない廃人仕様のゲームへと変わってきました。減る接続人数。マンネリ化したサーバ。戦争も起きず。廃人だげが楽しめるゲームに魅力はどんどん減っていきます。もちろん廃人はそれなりの苦労してますリアル削ってこのゲームしてますから、一定の敬意は払います。でも「新規ユーザ」がホトンドいない。

当然新しい血を入れられないクランは縮小、合弁、解体を繰り返します。今では平日の夜で接続人数は1000人台。NCJも見せたくないのでしょうか?接続人数を見せるコマンドすら使えなくなってしまってるのです。そして、RMT目的の外国人の参入。日本専用サーバなのに韓国語や中国語が飛び交います。もうここは日本じゃない・・・どんどん増える出稼ぎ達。減る日本人達。日本語を理解しない人に日本人のマナーは通用しません。もちろんユーザは反発します。有志で外国人排除の動きを見せても、彼らは仕事でゲームをしている、接続時間で負けてしまう・・・また嫌気がさした人がどんどん減っていく。GMもNCJも見てみぬふり・・・HP上では対処してますとアナウンスがあっても現実的に目に見えて実感できない・・・・

そんなゲームに嫌気がさしてみんなどんどん他のゲームに手を出してます。出せば分かるリネージュのサポートの悪さ。24時間できるゲームでサポートが9-5時って同いう事やねん・・・もうこのゲームには終わりが見えてきてます。最初は笑い話で思っていたリネージュ最後の日が今すぐそこに訪れようとしています・・・

NCJよ!ゲームを愛してるユーザにここまで言われても貴方達は変われないのか?ヘビーユーザだけが貴方達の財産なのか?日本語使えないユーザとのコミュニケーションって図れるのか?今のこの状況が貴方達の目指すMMOだったのか?僕は問いたい・・・もう誰もが

「このゲームに魅力を感じなくなったのは、ゲームの内容だけじゃない。貴方達の姿勢と本来のサポートはなんだ?というお客様の立場に立った考えがユーザに見えないからだ」

と思ってるはず。僕は思う。MMOってナンだ?ただLVあげるだけならネットワークで繋がってる必要はない。いっそみんなでドラクエやるべきだ。MMOでしか出来ないこと・・・それがユーザが望んでいる事だとわかってほしいものだ。


世界を狭く感じたとき

僕らの冒険は終わったんだ・・・

Memories of Lineage

http://www.geocities.co.jp/HeartLand-Poplar/5306/

LineageEND