母親の手術と入院・・・

自分が大人になるという事は子供が成長するという面もあるが、親が老いていくという面もある。自分がおっさんになっているという事は自分の親もそれなりに老いていくという事実がある中で、大人になるという事は時として考える事もあるものだと理解しているyoshiです。こんばんは(ーー;)

先日、母親が夜に尋常じゃない頭痛になり救急病院に行く事になった。
自分はすでに実家を出ているので全ての話は後日談という話で聞いているけれども、いつもと違う痛みという事もあり、急遽CTとMRI検査をした結果、小さなものではあるが脳に動脈瘤が発見された。

普通動脈瘤は破裂したり、大きな痛みでの自覚症状や人間ドックの脳ドックで発見されることもあるが、たまたま急患を診てくれた先生がMRIをやってくれたので本来では発見されるサイズのものではないがたまたま発見されたもの。

「良かったじゃない。むしろラッキーだよ」

と、努めて冷静に言ったものの本人にとっては人生初めての手術。そりゃ不安だろう。父親も自分も弟も何らか入院経験はあるが本人は初めて入院。しかも脳みその手術。不安で仕方がないのかわからないが、

「仕事忙しいならお見舞いなんてこなくていいわよ」

と言うものの、数日前、念を押すようにショートメッセージで忙しいなら来なくていいと唐突にメールが来る。

ぼけたのか?不安なのか?良く分からない。ただ、息子がノーリアクションなのがきになったのだろうか?

元々仕事が忙しいのでいけないかもと言ったもののまあ、それはそれ行かないわけにもいかないだろうと心の中で半分思っていたものの、まーそれは仕事見合いかなと思っていたが自分よりも嫁さんの方が気にしている、休めないのか?行かないのかと。

正直息子なんて、そんな白状な生き物なんだよ。と思いつつも、うちは自分よりも嫁さんの方が母親と仲がいいので、そこはむしろしょうがないと思っていることもあり、うちの母親は嫁姑で苦労したのでうちの嫁にはそんな事しないと決めているという所もあるのだろう。

なので、ここ数日仕事をどうにかこうにかコントロールして明日半日休みを取れそうになった。

手術自体はかなりの経験もあり、別の病院で婦長をやっている母親の妹からもあそこは大丈夫と言われている病院に入院しているのでそこまで心配していなかったけど、父親からも今日無事手術終わったと連絡があったので、まあ、それは良かったかな・・・とは思っている所。

こうしてみると、ここで初めて
「ああ、自分の親も老いているし、これからこういう機会は増えていくんだ」

と思ってみると、やっぱりいつまでも同じ時間の流れで生きていく事は出来ないんだと実感した。

世の中には、生まれもってそもそも生まれてこれない人もいたり、

生まれてきても途中で挫折して自ら生を終わらせたり

もっと生きたいと思っていても、思い通りに全うできずにいたり、

色んな人生がある。

そう考えてみると、今自分もこうやって生きていて、親もそれなりに生きてくれていて、子供も成長してくれている。

今と同じままではいられないけど、

今ってやっぱり大切なんだなって思った。

今を大切に、

当たり前に感謝して、

普通で何もない事が平穏であること。

ありがたいと思う事が感謝と言う言葉なのかもしれないなあ。


今日はこんな感じ
ではでは