新入社員研修ですって・・・

yoshi-blog2009-05-18

なんで、プラレールのさ、あさまとこまちの連結セットのさ、連結部分の変形機構はこうもおかしくなりやすいんだよ!とブツブツいいながら、おもちゃの先生はここの所確実に週1回は診察をやっているに違いない・・・とふと、ため息をついたYoshiです。こんばんは(#^.^#)

これね。そうそう、これなんです。

プラレールトーマス やまびこ&こまち 連結セット

プラレールトーマス やまびこ&こまち 連結セット

もう少し詳しく解説しないと分からないので連結がどういう仕様になっているのかはここをみてくださいな。

http://www.net-arcadia.net/purarail/pic-up/post.shtml

先頭車両のね、ドーム上のカバーの状態と連結器が飛び出てくるのがねレバー操作で出来るんですけどね、どういう訳か途中で変なひっかかりかたして元に戻らないの・・・理由は中に入っている歯車の噛み合せが悪くなると変に噛んじゃってレバーが動かなくなるって言うのは分かっているけどどういう原因なのか不明・・・これが連結できなくなると

「ぱーぱ。またはるくんのこまちとあさま壊れたから直して〜♪」

って修理依頼が来るんですけど、タカラトミーさん、もう販売停止商品ですけどこのギミックって構造的に問題ありませんか?もう、さすがに直しまくっていると疲れます・・・と思った週明けの月曜日。

今日は、昨日も書いたけど某所でうちの会社に入ってきた新入社員君達の研修に1日付き合うという日でした。

内容はあんまり詳しく書けないけど、今僕たちがやっている仕事を一連の流れをロールプレイ形式で学ぶという場で先輩社員がそれぞれキーパーソンとなって役割があったり、自分みたいに新入社員君のチームに1名張り付いてその仕事の流れを学ぶに当たってヒントとか、そういうのを与えたり全体の進行を調整したり・・・みたいな役割もあって自分はとあるチームのサポーターとして参加してきました。本当は自分の後輩がやる事になっていたけど、先日転勤していなくなったババを自分が見事に引き抜いた・・・と言う感じでしょうか?

実はYoshi自身、かなり天邪鬼なのは回りも知っている所ですが、新入社員君達には全く関係のない所の超個人的な理由で超やる気まんまんです。きっといつもの仕事が100としたら300位でしょうかね?とにかく、今日、この与えられた新入社員に教えるという事で絶対に譲れない線がありました。それは、

【自分がサポートしたチームが絶対に、絶対に、ぜーったいに1番になってもらうこと!】

理由は言えません。ただ、新入社員君達には大変申し訳ないけど、ものすごく、ものすごーくムカムカしている事があって、

「くっそ〜ぜったいゆるさねえ・・・」

と思うこともありましてね、とにかく今日はがんばろう・・・そういう気持でやってきたんです。無駄に夜、どうしたらうまく教えられるか?どうやったら役に立てるか?などなど、朝4時までがんばっちゃったよ。だって、絶対に1番になってほしかったんですよね。新入社員君達は20名くらいいたので4チームに別れてチーム毎にある内容について1日である結果を出すというゲーム。でも、このゲームはこの業界で仕事をする上で基本的なテクニックがすべて盛り込まれていて、サポータ含め全員真面目にやっているので生半可な気持では絶対に1番にはなれない・・・そんな研修と言う名のゲームです。

担当になったチームは5名で女性が2名で、男性が3名。まー若いこと。お肌の艶とかさ、目の輝きとかさ、初々しさ?Yoshiが全部なくしたものをこの子達はもっているよ・・・と思いつつ、でも、そこはサポーター本人たちがやる気を出したりがんばらないといくらサポータ−ががんばってもダメなわけで、もし、そういうノリだったら個人的な想いは遂げられず今日は家に帰って一人自棄酒だなあと思いながら、最初にこういって見ました。

「今日はよろしくね。至らない所たくさんあると思うけど・・・これね、ゲームなの。実際の仕事をゲームっぽくやっていくんだけどさ、どーせやるんだったら勝ちたいでしょ?1番になりたいでしょ?どう思う?」

って聞いたの。そしたら嘘か本当か分からないけどさ、

「はい、1番になりたいです!」

と言ってくれたのでちょっとうれしかったです。他のチームの事はさておき、すべてはサポーターがうまくコントロールしなければいけないけど答えを言うわけにも行きません。だから僕は彼らに最初に4つのポイントを教えてあげました。

・時間が限られているから逆算スケジュールを自分達で考えながら進めること。
・打ち合わせや議論は発散しやすいから誰かが常に進行と状況を確認すること。
・メモは取れるだけ取ること。取りすぎて損はない。
・お昼休みは休まなければならないけど、お昼の時間は有効に使うこと。

それを元に彼らは与えられた課題を元に悩んでくれました。しばし悩んで議論したりしていてね。なんかね、なんていうのかうまく説明できないけどね、自分って昔こうだったのかな?ってちょっと考えた。どこか冷めている自分、どこか惰性になっている自分、人に教えるって言うのは相手から教わる事も多いなあ〜って感じでした。

彼らは考えた内容をあるタイミング毎にキーマンにプレゼンをする事になっていたけど、当然最初はダメダメなのよね。どこがダメかも分からないくらいダメ。でも、回数を重ねるたびに上達しているのは見ているこっちも面白かった。Yoshiはこの手の仕事とか、研修とかもしくは社外の人とやり取りしている機会が非常に多いので他のサポーターよりも経験値が高くてここは自分のテリトリーみたいなものです。他の人がドラクエで言うスライムだとしたら自分は多分メタルスライムくらいの経験値は持っているだろうと心の中では思っていたので、失敗したプレゼンの後にかならず3分講評タイムを設けて、5つ良いこと言って、1つ悪い事を言うようにしました。「褒めて伸ばす」大作戦です。(笑)

他のチームは暢気にお昼を食べに行ってしまったけど、うちのチームは

「もうすぐお昼の時間だけどどうする?」

「お昼の時間ってここで食べながら考えてもいいですか?」

「ああ、全然かまわないよ。そう言うと思って食べて言いように許可は取ってるから」

「じゃ、コンビニで買ってきます」

って、すごいやる気のあるチームでした。当然そういうチームには全力でサポートしたいと思うYoshiさんなので一緒に昼休みなしで付き合ってあげて議論したり、分からない事を教えてあげました。当然答えになるような事は

「それはノーコメント。そこは自分達で考えて。でも、自分だったら、こういう風に考えると思う・・・」

とか、たとえ話でなんとなく分かるようにしてあげたんですけどね。まー元々のサポーターズが考えていたタイムラインになんとかうまく乗せる事が出来て午後はその関係の資料作り。ここでもYoshiのテクニックを余すことなく教えてあげました。たぶん、今までレポートの作り方とか、しゃべり方とか、そういうのって実はあんまり教えてないんですよね・・・唯一教えたって言うのはつい最近転勤した男子くらいでして、Yoshiが気をつけているノウハウは門外不出なんです。(笑)

最初は自分達で時間も気に出来なかったのに

「あと○○分だから、○○しよう」

と具体的にスケジュールが組めるようになったのでもう合格です。後は自分達の作った資料を元にキーマンに対してプレゼンをしなければいけないんですけど、そこはたかが1日、数時間で作った資料なんて僕らから見たら甘甘レベルで使い物にならないツッコミどころ満載の資料。でも、今回は資料のクオリティよりもプレゼンの出来が得点に大きく左右されるが予め分かっていたのでここでも4つポイントを教えてあげました。

・カンペはなし。何も見ずに時間内にプレゼンが終われること。
・メリットだけじゃなくてデメリットをキチンと伝えられること。
・自分達が一番伝えたい事は何か考えること。話のストーリが出来ているか確認すること。
・きちんと事前に練習をすること、練習できる時間を確保すること。

と伝えて後は議論をみまもっていて、出来た資料のプレゼンを見て、いきなりこうした方が良いというのは良くないので、

「最初のプレゼンのストーリーはこうだけど、ここの資料とここの資料を入れ替えて、こういう風に話すのと、ここと、これをこうして、あーして、こういう話の順序だと、どれが一番分かりやすい?」

って聞いて全員が納得した上で資料を組み立てなおし、いざ本番の各チームのプレゼンタイムです。

Yoshiはサポータなので立場上、自分のサポートしたチーム以外の3チームの成績をつけなければいけません。自分のチームの発表は成績をつけれないので見ているだけでしたが、まー最近の新入社員って僕たちの時代とは違ってクオリティ高いね・・・どこのチームもそれなりに今回のお題はこなしている感じでした。

自分がサポートしたチームは2番目の発表。めちゃくちゃ緊張していて当初予定の持ち時間よりもやや早く終わったけど自分達の思いと伝えたい内容はしっかり伝わったのでとってもいいプレゼンでした。

こんな感じであっという間に時間は過ぎてしまったんですけどね。教える立場といいながら自分もかなり今回の研修に参加して得るものがあって参加してよかったです。人に教えるって言うのはとっても難しくて、教える立場だからこそ学べる事ってあると思うんですよね。もしこんなこと聞かれたらどうしよう?見たいな事・・・そこで答えられない先輩もどうかと思ったので一応自分なりに詰め込んで参加したんですよね。

自分も新入社員時代にここまで高度な事は教わらなかったけど、でも色んな職場に行って先輩に色々教えてもらう事ってあったんですよね。それは色んな部署に顔を出していたので面白いもの、つまらないものたくさんあったけど、その中で今でも記憶に乗っていたり当時の経験が役に立つことがあったり・・・そういう純粋になんでも吸収できる時間があってそのとき覚えた事って言うのは三つ子の魂100までじゃないけどずっといきていると思うんです。当時教えてもらったものは今でも自分の中で生きている・・・そんな事もあるので、どうせ教えるならちゃんと役に立つ事を教えてあげよう。そんな気持でした。



え?

そういえば結果を聞いてない?

あーそういえばそうだったね・・・

結果聞きたい?

Yoshiさんが担当したチームはBチームでした。





Bチーム:1位。




さすがYoshiさんが教えたチームだけあります。(嘘)

彼らはがんばってくれました。さすがです。本当にさすがです・・・でも、実はこの研修と言うかゲームは9割8分は本人達の実力が結果に反映されます。サポーターなんてほんのちょっと軌道修正をしたくらい。だから

「この結果は君たちの実力が正当に評価された結果だから素直に喜んでいいものだよ。おめでとう」

って言ってあげたけどYoshiの中では2番手かな?って思っていたのですが自分以外のサポーターの評価が良かったみたいです。他のチームはプレゼンの資料にかかりきりでギリギリまで資料の修正に追われていたけど自分のチームは予め「2回はプレゼンの練習をする」と最初に時間を組み立てて計画通りに進めたのが勝因だったのかもしれませんね。

最後に自分も3分くらい時間をもらって講評タイムがあったので自分のチームには言ったけど

・決められた時間は守る事、いくらいい資料を作っても間に合わなければ意味がない。
・メモは取れるだけ取ること、取りすぎて損はない。

当たり前のことだけど、一番基本中の基本だけ最後に話をしましたけどね。本当に良かったです。ありがとうございました!なんていわれたけどさ、自分の方こそ、本当にありがとう!だよ。

ほんと、今回は自分の担当するチームに絶対、ぜーったい勝って欲しかった・・・
それが実現しただけで、今日は最高に溜飲が下がる思いです。

Yoshiの超個人的な理由だけど、それはここでは触れないけどワールドカップで日本代表がゴールした時と同じ気分だってことです。


最後に、昨日自分がまとめたメモを渡して

「本来はこういうのあげるものでもないし、これは自分のノウハウ集だから本当かどうか分からないけど役に立つなら持って帰って、いらなきゃその辺に捨てていいから。でも今日しゃべった事は全部ここに書いてあるから・・・」

とプレゼントをして帰ってきました。職場に・・・
その後は職場で1日ほうけていたのでその報いじゃないけど、メール読んだり少し仕事したり、で9時過ぎに会社を出て歩いて帰宅。

なんか、疲れたけどとってもすがすがしい気分。
明日も忙しいけど、たまにはこういうのもいいよね・・・

今日はこんな感じ。
ではでは。