都会のど真ん中で軽く遭難・・・・

yoshi-blog2008-10-15


全然おにゃんこ世代でもなんでもないのですが、「うしろ髪ひかれ隊」に21年越しの“妹分”渡り廊下走り隊!というのが出来たそうです。で、

「妹分って何?」

という疑問が解決できなくて悶絶しているYoshiです。こんばんは(@_@;)

妹分って何?辞書にも、WikiPediaにもないんですけど・・・

妹みたいなもの?

妹設定キャラ?

親分とかと同じ感じ親みたいだから親分。妹みたいだから妹分。でいいの?謎。すんごい謎。ま、別にそれ以上でもそれ以下でもないけど、とりあえず水曜日。

今週は一日連休があるから1週間の進みが速いです。そして、今日は休みたくないけど、午前中だけ会社を休んでました。理由は「幼稚園の説明会」に行かされるから・・・もう、ホント乗り気じゃないのよね・・・

だって、説明会でしょ?たかだか1時間の説明会のために半日休むことになるっていう非効率。しかーも。まだそこに決定したわけじゃなくて、いくつかの候補のどっちかっていう所で気乗りがしなかったんですけど、とりあえず行ってきました。

最寄の駅からバスで5分くらいなので近所と言えば近所。はるくんはバスに乗れる〜♪ってウキウキ。あいちゃんもお外出れてキョロキョロ。パパ眠くてぐったり・・・って感じでしたが、スーツのままはるくんの手を引いて幼稚園の説明会へ。

いやね、幼稚園なんてYoshiとしてはどこでもいいと思うんですよ。それぞれ教育方針とかあるだろうけど最後は子供がそこで楽しめればそれでいい訳で、それでも嫁さんは日々の付き合いとか、悩んでいるだろうけど結局異論はないし反対もしないけど、まあ、説明会だから・・・っていうのでついていったけどさ、そりゃあんだけ子供がたくさんいれば説明会なんて静かに聴ける状態じゃないし、結局願書ももらったので行く意味はあるけど、中身はぺらっぺらの説明しかしてないし、あれ改善してほしいですな。

・事前にHPで説明の資料がダウンロードできる。
・質問はメールでも受ける。
・質問期間終了後、Q&AをWebに公開
・それでももっと詳しく聞きたい人は別途説明会を開催。
・当日は子供を預けるor遊べる場所の用意

っていうくらいしてくれてもいいのに・・・って話を嫁さんにしたら

「そんな事言ったって、私みたいにパソコン使いこなせない人とかいるし、個別に問い合わせなんてこんだけ親がいるんだから幼稚園の方がしたくないんでしょ」

って感じでしたけどね、ま、たいした説明会じゃなかったけど、こんな市中引き回しの刑が今月あと1回あります。あーあー(ーー;)

さっくり説明会終わって最寄り駅まで戻り、一緒に電車に乗りました。自分は会社、嫁さんたちは近くの児童ホームへ。途中の駅で嫁さん達降りたけど、自分は横浜駅に着いたらちょー微妙な時間。あと1時間30分余っている状況だったので、HMVに行ってCDとかDVDあさってました。また、何枚か衝動買いしたけど、コレいいわ・・・

姫トラ・ベスト

姫トラ・ベスト

基本的にトランス系な曲は好きなんです。こんなの聞いて夜高速走ってみなさい。めっさ気持ち良いから・・・

と思いつつ、サンデーとマガジンかって喫茶店で読み倒してました。ほんとダメリーマンです。苦笑

まったりしていて漫画読みーの、で、すっかりやる気を無くし、職場に着いたのが13時15分前くらい。

Aさん「今日13時から打ち合わせだけど大丈夫?」
Yoshi「ええ、大丈夫です。」

3分後

Bさん「今日13時からの打ち合わせ出るの?」
Yoshi「あ・・・ゴメンナサイ、すっかり忘れてました。○○の方の打ち合わせ出るので出れないです」

思いっきりダブルブッキングだったのをすっかり忘れ、一瞬の選択でリスクが少ないほうのミーティングを選んでしまったYoshi。本当にダメ男です。でもこっちの打ち合わせは有意義で1時間30分くらいお話して終了。

もう15時近く。昨日のコソコソやってる資料は100ページを超えとりあえずVer4.0完成です。多分、この資料は日の目を見ることはないでしょう。将来後輩にあげるかもしれませんが、必要だと言われる時まで寝かせておこうと思います。それから、先日から参加している社外の例の件ですが、1回目参加した後に宿題としてレポートの提出が義務付けられていて先日出してました。そのレポートの添削を社外のコンサルタントさんがチェックして内容を送り返してくれるっていう儀式があって、その結果が返って来てました。あんだけ必死にやった甲斐もあってとりあえず合格点はもらえました。

・分析も課題も明確になっており、短い時間で仕上げた所が評価できる。
・観点を様々な角度から見せている工夫もしている所が評価のpointである。
・一般的に見てもストーリが出来ていてプレゼンしやすい資料である。

だそうです。全然うちの会社を知らない外部の人の評価を受けるっていうのは自分にとってプラスになりますね。長年同じ会社にいると、知らず知らずのうちに会社ルールに染まっているので資料の書き方とか、説明の仕方も身につけているのは自分ルールとか会社ルールであって世の中ルールじゃない場合もあるので、そういった意味では、このレポート書くの正直メンドクサイし、大変なんだけど、ま、やっている意味が出来たのかな?

レポートとか議事録とか、資料にも必ず5W1HがあってTPOに合わせて用意しなきゃいけないって先輩に教えてもらったのが効いているようです。細かいテクニックはあるけど、こういうのってノウハウを教えるのは難しいよね・・・

そんな感じで15:30から30分くらい、某お姉さまに昨日の夜顛末を相談して愚痴。結論は出ずYoshiの愚痴だけで終わる。その後、今日の打ち合わせの議事録を書いて仕事終了。なんか、ちょー早い感じ。これでいいのかな?

でも、早く帰れる日だけど、せっかくだから家まで歩いていこうかな?ってまた思ったんですよね。でも、昔から同じ道を歩きたがらないYoshiさんなので、基本的にいつも微妙にルートを変えて歩いてるんですけど、今日は大失敗。

「あーもしかしたら、こっち方面に行けばショートカットできるかも・・・」

そう思ったのが今日の大失敗でした。あたりは暗くなってきてタダでさえ知らない所の暗がり、最初は大通り歩いていたけどどんどん道が細くなってしまい、しまいには

[この先行き止まり]

まじかよ・・・と思いつつもルートを微妙に変えて歩く。でも、どんどん標高が上がってく・・・あー俺の行きたい方は行き止まり、そして迂回、迂回としていうちに

「やばい、完全に迷子になった・・・ここはどこだ?」

電信柱の住所を確認したら自分の住んでいる区じゃなくてどうやら隣の区に移動したみたいです。あんまり自分の住所を言うわけにも行きませんが、まもなく新横浜まであと5キロみたいな場所。大きな運動場ありますよね?あの辺の住宅街の山の上に出ました。

「どーしよ・・・ほんと、」

ちょっと途方にくれるYoshi。こんな街中の住宅街でまさか自分が遭難するとは・・・おっさんが夜道で迷子です。これはある意味屈辱です。様々な葛藤がYoshiの脳みそを走馬灯のように駆け巡ります。脳みその中で思ったことをそのまま書くと

「あーどうしよ。戻ろうかな?でも、悔しい、それは自分が負けたことになる、なんとか、前に進みたい。でも、どんどん道が細くなっている、あー、しかもあの先アスファルトじゃねージャン。まじかよ・・・うーん。右行くと急坂、しかもはんぱねーなんだ、あの傾斜角度、ぜったい車じゃ走れないだろ・・・左?左行くの?でも、ものすごい暗いんですけど・・・あそこで洗濯物干しているおばちゃんに道に迷ったどうしたらいい?って聞こうかな?あーでも、だめだめ、恥ずかしい。無理無理。でも、もしかしたら変態さんとか勘違いされて余計メンドクサイ事になるのも困る。うーーー、とりあえず、傾斜きついけど、そっち行けば上に出るからなんとか、ならねーかな・・・でも、その前にのどか沸いた。暑い・・・あーもう何時だよ。歩き出して1時間か・・・」

みたいな・・・(笑)

結局、ものすごい傾斜角度の道を歩きました。目の前には中学生くらいの女子が歩いてきます。ふと、道に設置してある看板をながめてみました。

〜チカン出没場所。注意!〜

明らかに、目の前の女の子は怪訝そうな顔で見てます。心の中で

「いや、まて、俺はそんなつもりは無い・・・今、それどころじゃないんだ。おじさん、遭難してるんだよ。今、君の相手している余裕はないのだよ・・・」

とりあえず、おじさん安心、安全、人畜無害だよ〜とアピールしたかったので、道の真ん中をゼエゼエハアハア言いながら歩いていたのを右側によけました。と、同時に女の子も左側によけました。

「・・・・まっまずーい!!!なんか、道をふさいだように見えたじゃん!いや、絶対見えてるよ・・・orz」

タダでさえ怪訝そうな女子は、Yoshiの顔を見て若干身構えてます。

「あーまって〜、俺、そんなつもりないの、許して!ごめんなさい!」

心の中ではそう思いつつ、大声で「スタッフ〜♪スタッ〜フ♪」と狩野英孝ばりに叫びたかったYoshi。結局すばやく反対側に移動し、すばやく立ち去りました。その先におじいちゃんがベンチで座っていたので、本当に叫ばれていたら明日の朝刊に載っている可能性もあったなあとただでさえ追い込まれている所に容赦ないこの状況。

なんか、坂を上っていたら、中学校の時だっけな?あの坂を上れば海が見える・・・そんなフレーズを思い出してました。

この詩、知っている人いますか?

『あの坂をのぼれば』
作者 杉みき子
http://blogs.yahoo.co.jp/note_flavor/35325554.html

「あの坂を上れば何かが見える・・・」

そう思って上った坂の先には大きなサッカー場。某Jリーグのサッカーチームのホームタウンが出現しました。

「はあ、完全に方向が狂ってる。やばい・・・これはヤバイ、」

坂の先に見えた現実は完全に方向感覚が狂った予想をはるかに超えた場所でした。Yoshiの脳内GPSが完全にぶっ壊れているのが分かった瞬間でした。とりあえず、テクテク歩いて大通りに出ました。道を一歩間違えたら完全に自動車専用道路に徘徊し、年末の警視庁24時とかに出てる高速を歩いているおじいちゃんと同じ扱いを受ける所でした・・・

ここで一旦現実を見つめなおすために休憩。一生懸命歩いて消費したカロリーですが、くじけてコンビニでアイスを買いました。もう、この時点で今日の運動台無しです。苦笑 

とりあえず居場所は把握しました。ここで3択です。

・元の道を戻る。 →絶対に嫌
・場所は分かったのでこのまま歩く →あと確実に1時間コース。
・へいタクシー!!! →それだと、完全に今日の意味が・・・

どうにもなりません。(笑) 完全に作戦ミスです。どうしようかな〜とアイス食べながら途方にくれていたら目の前の大通りにバスが1台通過していきました。

「あれ?あのバスって・・・もしかして・・・」

思わず、近くのバス停まで足早に歩いてみると・・・

「キタ━━━━━━(゜∀゜)━━━━━━!! 最高!」

そう、そうなんです。何と、自分でも知らなかったのですが、このサッカー場近くのコンビニの前のバス停からなんと、自宅の目の前を通ってその先の駅まで行くバスがありました。しかも、次のバス10分後。

ええ、もう一度折れた心のまま大冒険をする勇気はありません。210円で妥協して家の前までバスに乗って帰りました。

コンビニで使ったお金。 250円(アイス+お茶)
帰り道に払ったお金。 210円(バス代)
都会のど真ん中で遭難しかけた気持ち priceless

まさにお金で買えない価値を得た貴重な一日でした。

それでも、家に帰ってキョリ側で自分の歩いたルートを検証してみました。これは、ないわーこのルートないわーとワナワナしてましたが、それでも今日の運動成果はこんな感じです。

約 5.0km (5025m)
 →ただし、職場から遭難しかかり、くじけてバスに乗ったバス停までのキョリ
歩数 (80 cm) 6282歩
所要時間
徒 歩(3.2km/h) 1時間34分 (実際は2時間くらい徘徊してましたw

消費カロリー
徒 歩
(3.2Km/h) 476 Kcal
おにぎり3.0 個分

でも、急坂3箇所、階段1箇所、精神的な追い詰められ度を考慮するともっと消費しているような気がします。

と、まあ、こんな小さな大冒険ですが、イメージとしてはこんな感じです

皆様もくれぐれも、お散歩はルートと持ち時間にお気をつけくださいませ。

今日はこんな感じ。
ではでは。

追伸
金曜日の件、逃げ切れない〜 いや、逃げ切りたい〜
あんなセレブなパーティには出たくない・・・