人は死ぬまで、どう生きるのか・・・

yoshi-blog2004-09-24

朝起きてから、この時間までずっと昨日からはまってるゴルフゲームしかやってないYoshiです。( ゜▽゜)/コンバンハ。おかげさまでランクFからランクCまで上がり、250Mのチップインイーグルを決め、もうちょっとでグローブか、何かを買えそう。でも、試しに大会に2回出てみたけど両方ともビリから3番目。まだまだ修行が足りない。

そんな忙しい時に久しぶりに家のチャイムが鳴って

「はい」

「あの田中と申します」

「はあ」

「今、世界の人々の中で救いを求めている人が・・・略」

「ごめんなさい。難しいのでよくわからないので・・」

「そうですか、では、一緒に勉強しませんか?」

「・・・あの、自分日蓮宗の檀家なのでごめんなさい」

久々に食い下がったおばちゃん。家の玄関には「セールスお断り」と張ってあるのに心の中では「宗教の勧誘はセールスじゃないのよ」と内なる自分に言い聞かせてチャイムを押したんですかね・・・

実は、いまさらかもしれないけど旅行中に、この前買ったDEEPLOVEを読み終えました。正確に言うと3部作の最初の「アユの物語」しか見てないんだけど、いや〜読んで見て、虚しい気持ちになった。世の中すべての人には幸せなんてものは平等には与えられてないし、唯一の平等に与えられてるのは「生き物として動かなくなること」だけだと思っていて、小さい赤ちゃんも精一杯生きようとしていても、死んでしまう事もあるし、どんなに健康な男子でもいずれ死ぬ。死なないのはこの世に存在してないと思っていて、ちょっと哲学的になるけど、「死ぬまで自分が何をすべきか?」というテーマの上で人は生活しているんじゃないのかな?って思う。それだからこそ、生きようと思ったり、がんばりたいと思うんだけど、自分の置かれている状況が「死んだほうがまし」という所に置かれた時の絶望と希望の間をこのアユという少女は最後の希望をつかみかけたんだけど、結果として自分の手のひらからは落ちてしまったんだな・・・って、考えた時に自分の周りにいる女の子はこういう人生は送らないでほしいな・・・そんな風に思いました。

世の中金だよね。最近本当にそう思う。だって嫌な話だけど、お金があれば何でも買えちゃう。本だって、パソコンだって、車だって、家だって、そして人の体も買えるし、人の気持ちも買える。ライブドアの社長かな?たしか女にモテル秘訣は金持ちになる事だ、みたいな事書いてあったけど、もてるかもしれないけど、それって「その人」にではなくて「そのお金」でしかつながってない人間関係なんだよな・・・ちょっと前にも書いたけど、映画の「誰もしらない」でも、そんなシーンがあって、友達のいない長男が偶然知り合った子供との出会い、そしてそれをつなぎとめるためのお金。ゲームを買ったり、何かおごったり、それは家の生活費も食いつぶしていって、最後はお金なくなるとあっさりいなくなってしまう友達

「あのさ、うちにこない?新しいゲーム入ったんだ」

「いいよ。今忙しいし、また今度な」

そんな風にお金以外の何かを見出せない人は長続きしないんだなって思い出したりして、この本の主人公のアユも自分の体をお金に変えて愛する人のためにがんばるんだけど、結局最後は自分が削りすぎた代償を支払いこの世の中から消えてしまうんですよね・・・

ちょっと思い出した事があって、なんか、やっぱり、自分は間違ってなかったのかなと考え始めてみたりして、まだ、自分が成人式を迎えたちょっと後くらいの出来事を思い浮かべたりして、

「なんでさ、そんな仕事選んだんだよ」

「だって、お金はいいのよ」

「でもさ、俺はハッキリ言って嫌いだな」

「私は天職だと思ってるの」

「お金だけでしょ?決めたのって・・・」

「ちがうよ。それだけじゃない!」

「でも、キツイよ。不規則な生活になると思うし」

「なんで反対するの!せっかく見つけたのに・・・」

「なんも分かってないのはどっちだよ。目先のお金にくらんでさ、友達がやってるからって簡単な理由で選んだのは自分じゃん」

妥協できない二人、分かり合えない二人。そんな事があってもしばらくがんばっていたけど、最後は僕の心が折れてしまった感じで終わってしまいました。彼女の名誉のために説明はしておきますが、彼女の職業は風俗とか、そういう物ではないとだけは言明しておきます。

そんな事を思い出してしまったので、実はこの3部作の後の2作「ホスト」「パオの物語」は全然手をつけられてません。こういう本を読む時って自分がどういう状態の時に読めばいいんでしょうね・・・

誰かのために何かをするって言うのはすごっく難しくて、本当にしてあげて良かったのかなんてしばらくたってからじゃないと分からないと思うんです。今も実は、どうしてもある子に言いたい事があるんだけど、それを言ってどうするの?って考える自分と、言ってしまったら彼女の心が折れちゃうよ。と思う自分がいて、薄情物の自分は「その場からいなくなる」という選択をしているにすぎないのかもしれません・・・

と、言うか、本音は「今、そんな事にかまってる余裕ない」って所ですかね。もっと大事な所に時間と神経を使いたい。そう考えているだけなんです・・・

なんだか、くらーくなってしまいましたが、沖縄で撮った写真を全部アップできたので、暇な人はのぞいてみてくださいな。携帯では見れないので、携帯で見てる人もたまにはパソコンで見ることをオススメします。この写真は携帯についてるカメラで撮った割には綺麗に写ってると思います。

Yoshiのアルバム(http://briefcase.yahoo.co.jp/yoshino_u )

ではでは^^