思いは常に胸の中・・・

yoshi-blog2005-02-03

終バスに間に合わなくてトホホなYoshiです。こんばんは。結局よくよく考えてみると、嫁さんが仕事の前の日は夜遅くに悪いし、かといって、仕事あった日は疲れてるだろうし、そう考えるとバイクで迎えに来てもらうオプションはめっさ利用度低いなあと感じてしまう今日この頃、今週は精神的に追い込まれる週間です。疲れます。今日は節分の日。なんか最近ついてないよね?って事で、冗談半分で夜食を買いに行ったついでに節分用の豆を購入してオフィスで鬼役の後輩めがけて「鬼は外〜」「福は内〜」とやってみました。投げてる間はとっても楽しかったけど、片つけるのがなんだかむなしかった節分の日。なんでそうなったかって言うと、今日の打ち合わせでブルーな出来事があってね・・・なんだかね、いや、半分愚痴なんですけどね。

「腹を割って話せない人とは長く付き合えない」

と言うのを身にしみました。信用とは長年積み重ねるものだけど一旦信用を無くすと音を立てて崩れ去ってしまう。結局なんだったの?って話になるのです。僕らは製品をお客に提供します。その製品には必ず担当者がいます。その担当者の説明、提供したデータなどを判断して「うん、いけそうだ」ってGOサインを出してから初めてお客に「Aという製品があるのです」と言えるのです。

その担当者のデータが正しくない場合、僕らの評価も判断も正直鈍ります。そして、結果としてその人は僕らに「嘘をついた」という形になるのです。小さな嘘はやがて大きな嘘になります。嘘を見抜けない自分が間抜けだと言えばそれでおしまいなのですが、元々協力関係である人に対して懐疑的に物事を進める事はないのです。ましてや関係者ならなおさら、身内ほど裏切りやすい、これは昔の織田信長の時代の本能寺の変もありですけど、刺されないと思ってた所から指されるのはものすごいダメージになるのです。

僕は言ったのです。

「正直に言ってくださいよ。今このタイミングで言えばなんとかなりますよ。大丈夫ですね?」

彼はこう答えたのです。

「大丈夫だ」 と

結果として大丈夫じゃありませんでした。うちの会社、関係者に大きな損害を出しそうです。でもそこは企業の倫理。私たちは冷たいけど彼に鉄槌と責任を果たさせます。多分この会社は今回の儲けを全部吐き出してしまう事になるでしょう。最悪・・・という事も考えなければなりません。でも、彼は小さな嘘の為に大きな代償を払う事になってしまったのです。

心情的にはなんとかしてあげたい・・・でも、もうあなたの言葉一つ一つに説得力と、真実がない以上、これからの行為でまた信用を気づいていくしかないのです。ドライかもしれないけど、この先大きなツケをはらう事になるでしょう。でも僕は言ったんです。

「一緒にがんばりたい。だからお互い協力してがんばりましょう」

かれこれ1年の付き合いになります。こんな若造に代表取締役社長は時には罵倒され、時には頭を下げ、嫌だったに違いありません。でも僕はお客の方に向いている。礼節と敬意は払ってきたけど、もう僕も正直限界です。結局相手は僕には腹を割って話してくれなかったんだな・・・と思うと、なんだか少しせつない気分になります。

大人の世界って結構厳しいな・・・

でも、それでも歯を食いしばってやるしかないんだよね・・・