今日から20年後の仕事を始める・・・

「誰も先の事はわからない」と言う言葉があるけれど、自分の行く末よりもはるか先を想像して仕事をするって事がどんなに絵空事だとしても誰も正解を持ち合わせてないのであれば言ったもの勝ち以外の何もでもないなあと思ったYoshiです。こんばんは(~_~)

たまには少し真面目な話。

こうやって長く仕事をしているおっさんの身であると会社人生のいくつかは自分の人生を左右したり、自分の中で強烈な思い出になったり、自分にとって何かの転換点だったり、かけがえのない人間関係の礎になるような機会だったり・・・そんな瞬間ってその瞬間には分からないけど後で「あーこの仕事はやってよかった」と思える仕事、今は正直会社人生の谷間だと思っているから愛情も同情も沸かないけど何かのきっかけって人それぞれあるものだとは思う。

「自分の会社人生の中で、一番良かった事は何ですか?」

ってもし、聞かれた場合、職業柄正確に伝えるのは難しいし、何の事だって言われても答える義務は持ち合わせてないけど、自分の中で一番良かった仕事と言うのは、

 ・自分が関与した仕事が結果的に自分の子ども達の目に見える作品になっていること。

これだと自分は思う。この仕事を手がけた時、はるくんも、あいちゃんも、まだ嫁さんのお腹にすらいなかった・・・その時は自分の子供に影響を与える何かになっているとはこれっぽっちも思わなかったけど、今子ども達の手に触れる機会になっている何かだと思うと少し感慨深い・・・

「これね。実はパパが用意したものなんだよ」

って言ったら、はるくんは目をキラキラさせていたけど、パパすごいと・・・まあ、実際パパ一人でやった仕事でもなんでもないし、別に「なんだ、そんな事か・・・」と思われることかもしれないけど、でも、自分が苦労した何かの上で、子ども達が生活していると思うと気分はとっても良い。

だから当時は、一生懸命がんばって余裕すらなかったけど、でも、今は満足している。

そんな心の底から満足できる仕事って、自分がこの先あと何個出来るのだろう???

ふと、帰りの電車で思ったのは、今日からちょこっとスケールの大きい仕事にほんのちょっぴり関与する事になったから。

「20年後の未来を想像して仕事をすること」

20年後って、東京オリンピックよりはるかに先の出来事だし、自分なんかきっと会社にいないんじゃないかな?って思うくらいの時間。はるくんやあいちゃんにもしかしたら子供がいてもおかしくない時間、うーん、想像つかないよね・・・

でも、20年後何かをするために今決める事が出てきたって事なんですよね・・・もちろん、何百人、何千人とこの先関わっていく仕事になるかもしれません。もしかしたら、さっくりボツになってこの計画白紙〜なんてことになるかもしれません。所詮、これっぽちの権限もないサラリーマンなので、一人で仕事を動かすなんて事はないんだけど、とあるボスから

「まあ、社内で色々考えられるのは規定路線であって面白くない。だからこそYoshiのアイデアと発想に期待しているんだよね・・・じゃなきゃここに置いた意味がない」

とまで言われるのはちょっぴりうれしいけど、スケールが大きすぎて想像出来ない仕事の進め方には正解はないんだよな。その時々の権力者の意向を踏まえ、世の中の流れ、トレンド、競合他社の状況、諸々考えて今出来る一つのプランを作るって仕事がやっぱり自分にはあっているのかなあ・・・

そういった意味では、この仕事に専念させてくれるといいのになあ・・・

今日も、先日ちょこっとむかつく依頼をされてイライラしている人から何事も無かったように仕事の依頼が着たけど、Yoshiさんそんなに冷静な人じゃないからしっかり前の事はひきずっているんだけど、まーよく依頼できるよなあと。まあ、いいけど、

そんな感じで久しぶりに少しだけ、ほんの少しだけ楽しい仕事の第一歩に立ち会えた。

今日はこんな感じ
ではでは