踊るFINAL・・・

ご存じな人はご存知ですがワタクシかなりひどいムラッ気体質でして今はやる気が出ないし、正直どうでもいいというか、どうやら燃え尽き症候群か今更5月病なのか、なーんも成果も結果も出してなくて惰性で息を吸ってはいているダメ男ことYoshiです。こんばんは( 一一)

なんだろ、この情熱の真っ赤なバラがないこの瞬間は・・・それでも、時計の針は動いているんですけどね。

今日は意味のない年休消化をしなきゃいけなくて午後休暇を入れてました。特に何も予定がなかったけど午後休みだという状況で何かするつもりもなく惰性で生きている午前中。元々1日休みにしたかったんだけど、某社さんの売り込みと言うか説明する時間が欲しい・・・そう言われていたので10:00〜11:00で時間をとってたので行きたくなくても会社来なきゃいけない状況。でも、ひっさしぶりに超ドヘタな営業が着たなあって改めて反面教師を垣間見た瞬間。

元々ね。「10時」ってアポイントだったらビジネスマナー上はさ、10分前とか、5分前に受付に来るなり連絡するなりするわけ。自分だって遅くとも大事なプレゼントかアポイントの時は15分前には、その会社のロビーにいるか、近くで待ってるわ・・・だから基本お願いに参上する時に遅刻する奴ってデフォルトで失格にしていいと思うんだけど、10:10分に登場。とりあえず元々予定していた応接室に通す。一応その業界ではよく雑誌に取り上げられたりたまにテレビにも出る有名な研究者様でしてね。お付きが数名。計5名で来るわけ。でも、今日上司はタイトロープなスケジュールだったし、次の予定がきっかし11時に入っていたので上司が

「今日はすいません11時に次のアポ入っているので予定通り1時間でお願いします。」

そう言ったんです。だいたいね。元々1時間なわけ。1時間のミーティングだとしたら

・自分たちがしゃべる説明タイム:概ね15-20分
・相手の話を聞く時間:15分〜20分
・予備、その他:10分程度

って考えるじゃない?時間に遅れる、時間を超過する。これ一番やっちゃいけない事だと思うのよね。もともと20分くらいしかしゃべらないなら、それなりの分量ってあるでしょ?なぜか、提案資料と呼ばれるものが50ページを超えるわけ。そして、今日初めてこの話を聞くし、この人達が何をしている人達か全く予備知識がない状況で、ふんだんにちりばめられている業界専門用語。スタートして2分で、これはないわ・・・この会社と付き合うのはないわ・・・って思ったほど。

「じゃあお願いします」
と言って相手の話を聞こうと思ったら、普通ね、会議形態にもよると思うけど、長机2つ並べて対面で聞いていたらさ相手の様子を見たり、相手が分からなそうな部分をフォローしたり、暇そうにしてないか?つまらなそうにしてないか?興味がありそうか??そういうのは結局相手の仕草とか態度で判断して喋りながら相手のペースを考えてプレゼントか提案するって基本中の基本があるわけですよ。なのに、そのエライ人、ずっと自分の資料をガン見で下を向いてひたすら資料の説明、そして自分のやってきたことを説明。

10:45分

あのさ。名刺交換とか雑談あっても10:15分に初めて10:45分までひたすら一人で喋ってるってそれでいいの?そんなんでいいの?君たちの今日の目的は何にしに来たの??僕らが何を考えて、自分たちの商材を売り込みに来たんじゃないの?その辺のリサーチがメインで商材説明なんて二の次じゃないの??とにかくひたすら専門用語を駆使して喋ってました。僕の心にも脳みそにもこれっぽっちも響いてません。苦笑

残り15分。ここでヒアリングタイムかと思いきや

「あの、こちらの資料も持ってきましたので、説明を・・・」

アホカよ・・・これまた、ひたすら説明、でも、さすがに残り時間がないのがきになったのか、

「じゃあこの部分は割愛します」

って15ページ以上説明カットですよ。だったら最初からそんな資料持ってくるなよ!全部お前らの自己満足だって気が付け!!

えー残り5分になりました。相手の方が

「と言うのが、以上弊社の説明でしたが、いかがでしょうか?御社の方で取り扱って頂けるようなものでしょうか?」

うん無理。っていうか、今日何しに来たのか分からん・・・僕ら素人でっせ?車で例えるなら、僕らは、こんなスポーツカー作ったんです。これ、早いんです。かっこいいんです。これくらい売れているんです。だいたい値段はこれくらいです。

「で特徴は?」

「そうですね。この車は早いんですけどエンジンが新開発の・・・」

っていうならまだわかる。それがいきなり「今回作った車のエンジンは、こういう素材で作りまして、この素材は〇〇の金属と○○の金属の配合率を高めて、剛性を強化し、またピストンを新型に開発しました。新型は旧型の性能比4.5倍です」みたいな話をされている状況。そんなの知らんがな!興味もねーわ!で、早いのか、かっこいいのか、そもそも売れているのかも分からず

「買いますか?」

と聞かれる僕の立場の少しは分かってくれよ〜(-。-)y-゜゜゜ 上司は次の予定にかぶり、取り残される僕。だから言ったんですけどね。一応偉い人だったから、ペーペーの僕としては最大限の敬意をはらいつつ丁寧にやさしく

「うーん。いい製品だと思うんですけどね〜当社で今探しているのは、そのセグメントで圧倒的に安いか、圧倒的に市場を支配していて、ライバルの製品と比べてアドバンテージがあるのであれば考えます。でも、ちょっとそこがわかりませんでした。あと最近色んな会社さんが私どもにアプローチをしてきている状況なのでいろんな方のご意見をお聞きして当社の方向性も考えようと思っていますので今すぐ何かアクションを取ると言う事はございません」

あえて「弊社」と言わずに「当社」と使い分けているのがミソですが、この違いに気が付いた人は鋭い人です。(笑)

とりあえず、この会社はないな・・・って思った。申し訳ないけど、興味のない資料とかカタログはゴミ以外の何物でもないので打ち合わせ終了後、そのままシュレッダーにかけちゃいましたけどね。残念。PDFで保存する価値もなかったよ・・・でも、おかげで自分もこういう説明はしちゃだめだなあ・・・って反面教師を頂いたのは良かったことにしよう。

そんな事もあったり、以前に全力でやっつけたある部署の担当者さんから電話。

「Yoshiさんお久しぶりです。お元気ですか?」
「あーお久しぶりです。ぼちぼちですねえ。どうですか?」(心の叫び:何だよ。電話してくんなよ・・・)
「こちらもぼちぼちですねえ〜Yoshiさんもお変わりなくよかったです」
「あはは。そうですね。まあ何もかわりませんね」(心の叫び:っち、こっち忙しいんだからさっさと要件言えよ!)
相手「・・・」
Yoshi「・・・」

もう・・・何しにきたのよ・・・

「で、どうしたんですか?珍しいですね。何か御用ですか?あっ僕何かまたご迷惑おかけしちゃいました?」
「いえいえ!そうじゃなくて、実はお願いがありまして・・・かくかく云々」
「あーそうなんですか・・・」

ようは、ある部署に出した資料があってコピーライトはYoshi。この資料の中に記載してある文言が、この人の仕事にマイナスダメージが出そうでなんとか文言を修正してほしいって話。でも、Yoshiと以前超怒鳴り合いをしていてバツが悪い。(まあその時は相手が悪かったんだけど)って話だけど、ここは、

「なるほど。それは大変ですね。了解しました。直しましょう。OKです。いつもご迷惑おかけしちゃってるし、前回も色々行き違いありましたけど僕に出来る事があったら何でも言ってくださいね。」

って心良く引き受けた。やっぱり、頭下げる時は立場が上の時に下げると効果的よね〜、これで、貸し1。この貸しは君大きいよ・・・

「で、もらった電話で恐縮なんですが、実はこっちからもご相談がありまして・・・」
と言って、メンドクサイ仕事をお願いする権利をゲットww うーん、なんか政治だねw 以前のタイミングだったら絶対にやらないって言うだろう。でも、今回このタイミングでお願いされたら断れない。断ったらYoshiが資料の修正をOKしない。それは自分の立場を考えるとそっちの方が影響が大きい・・・そう考えると先読み出来て良かったわ。

で、前振り長かったですが、午前中が終わり午後から休暇。夕方皮膚科で薬をもらうつもりでもあったけど、まだ早かったし、うーん・・・と悩んで、久しぶりに一人で映画を見てきました。今話題のこれです。

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望
http://www.odoru.com/index.html

ネタバレするのでストーリーはこれから見に行く人もいるので書かないけど、超面白かった。たぶん全作で一番良かったかも・・・ちょっと高いお金だしてグレードあげてふかふかの椅子でポップコーン食べながら見たけど、いやー良かったね。これはおススメです。

なんていうか、うちの会社にも通じる所あるなあと・・・そういう意味では、あそこまで全然かっこよくないけど鳥飼管理官の立ち位置には共感する部分あったなあ。実はうちの会社も、あんな暗がりではないけど、大きな会議室に円卓があって偉い人が会議するシーンが何度も出てきますけど、あんな会議みたいなのあるんですよね。まあ、警察じゃないからそこまでシリアスではないけどさ、なんか、あの円卓を取り巻く会議の後ろにいる人達を見ていたり、その人達の裏方をする事もあったり、なんか似てるなあって・・・

どこの世界もそうだけど、自分が「白」だと思っている事でも偉い人や声の大きい人が「黒」だと言えばそれは「黒」として処理される。例え白と思っていても結果は黒でなければならない・・・時としてその黒が正解は白であったとしても、白は元々選択肢になかったこととして時計の針は進んでいく・・・そういうシーンを何度も目にすると、この鳥飼管理官の気持ちはわかるなあと思うわけです。

何にしろいい気分転換になりましたとさ。

さて、今日こんなエナジードリンクのみました。

RAIZIN
http://raizin-japan.com/campaign/

すげえマズイ・・・

今日はこんな感じ
ではでは。