ケジメと別れ・・・

yoshi-blog2009-08-26

ひそかに待っていたんだけどな〜やっぱり、そんなつもりはないか・・・だよね。もしかしたら・・・と思っていたけどどうやら記憶のかなたに消し飛んでしまったようです。あーあーやっぱそういう事なのね。って思う事があったんだけど、これでしばらく大人しくしておいた方がいいかな〜と無駄な打算的な考えが脆くも崩れ去ってしまったYoshiです。こんばんは(ーー;)

着かず離れず、でも表面的に・・・結局そういうオチだそうです。

今日は辛かったなあ〜朝起きたら目の奥が軽くズキズキしてずっと頭全体が重い感じだったけど薬を飲むまでは至らない感じ。偏頭痛の薬を飲んでも良かったんですけどね。まだ例の暗転してなかったのでこのレベルで飲んだら先が思いやられる・・・と思って我慢したのでこういう日は調子悪い日というべきなんでしょうけどそうそう安易に薬も使ってられないので我慢と諦めのボーダーライン探しをしていたような水曜日。

ものすごくローテンションではありましたけど、前々から予定していた前の職場で1日作業日の日でした。実際は前の職場と言っても事務所には行かなかったので前の職場の人がYoshi自身がここにいるのも知らないでしょうけど、ある所である物を解体する日でして、その作業を引き継ぎと言うかケジメで参加してきたんですよね。もう5年かあ〜早いようで長いような季節。作る時はものすごく時間もパワーもかかったけれど、終わる時の撤去は本当に早いものであっという間に終わってしまった。自分も家から電動ドライバーとか持ってきたので作業自体はそうでもなかったけど、自分で作りこんだ思い出の一品を自分の手で壊さなければならない・・・ある意味大きな自分達の作品ではあったので所詮機械の塊と思えばなんて事はないんだろうけど、でもね。それだけで簡単に済ませたくないような自分もいたりして・・・

最後一応ドライバーで外した時に心の中で

「本当にありがとう。お疲れさま・・・」

と心の中で独り言を唱えたけれど、これでもう本当に最後なんだなあと少しだけしんみりしちゃったかな?

たまにこの件でふと振り返ったり考えたりする事もあるけど、この仕事で学んだことはたくさんあります。それが僕の中でも大きな財産となっていると過言ではありません。今こうして穏やかに生活出来ているのも、色んな仕事の経験の積み重ねの中でも自分のベースを作ってくれた仕事。自分の居場所を作ってくれた仕事、自分を大きく成長させてくれた仕事、自分の求められている物が何か分かってなすべき事が分かった仕事。そんな仕事が終わってしまうと言うのはなんだか寂しい気持ちですね。

多分、次の仕事をあのまま進めていたとしても同じレベルの物はきっと作れないでしょう。あの当時のメンバーが本気になって作った物。嫌な事も苦しい事も辛い事もたくさんあって出来た作品だから今、苦労することを厭うご時勢では同じ物は作れないと思うですよね。だから止めるという選択肢を決めたのは少なくとも間違った選択ではないのかな?と自分の気持ちを咀嚼出来た気でいるけど、どうなんでしょうね?こればっかりは正解が何か自分でもまだ分かってないんです。うまいたとえ話が見つからないけど育てた娘にだんなが出来て家を出て行くような感じなのかな〜

今日ね、本当は転勤した身だからわざわざ来なくても良かったんですけどね、自分の中で一応どうしてもけじめをつけたくて今の職場の上司にお願いして参加したけどこれて良かった。自分の中でちゃんとけじめをつけた事で進めることもあると思うし、終わらせなければ進めないこともあるし、忍びない気持ち一杯だけど、まずは今日で最後。本当にこの機械達にはお世話になったなあ〜5年間も大した大きなトラブルもなく無事に終わってくれた事を素直に喜びたいです。

そんな作業をしつつ、空いた時間で前の職場の後輩女子にひまつぶし電話をかねて軽く長電話。転勤した後なんて前の部署の人はそうそうかまってくれないものです。苦笑 今日珍しく前の職場にいるという事を分かった人達から電話もらったりしたけど全部元気?って話じゃなくてほとんど負の遺産どうすんねん!って確認電話ばっかりで萎えました。(笑)後輩女子さんの方は置いていった荷物が思った以上に重たかったらしく今仕事の件で何悩んでいるのか聞いてあげて色々アドバイスしたけど、大丈夫かなあ?と思ったけど外様なのであんまり口はもう出せないんだよね・・・残念ながらそこにはもう僕の居場所はないんだよ。

結局こんな感じで1日作業していたけど、帰りは体調も悪かったので素直に帰宅。とある人からせっかく横浜にいるなら、夜ご飯食べない?って誘われたけど脳みそが割れそうで痛かったので丁重にキャンセルしましたが別のあの人だったらOKしていたかもしれません・・・(>_<)

残念ながら、これで、もうこの場所に来る事はなさそうです。

行っても思い出の品物はすっからかんで思い出に浸る事も出来なくなりました。

ドナドナの季節まで若干時間はあるけど、でも、僕は見送る事は出来ません。

今日心の中でお別れをしました。

機械になんて魂は宿らないと思うけど、でも見えない小さな小人君たちのがんばりがあったからこそ、

今の僕がいる。

これだけは忘れずにまた明日からがんばりたいと思います。

こんな気持ちなかなか体験できないけれど、もし自分のしている仕事が手仕舞いになった時にきっと、こんな僕の気持ちを分かってくれる人がいると思います。仕事は単にお金をもうける物だけではなくて想いを遂げる物でもあるので、思い入れのある仕事の始まりと終わりを見届ける事が出来た僕はある意味幸せ物かもしれませんね・・・

今日はこんな感じ。
ではでは。

追伸