刃物を持った男?愛の告白ができそうな男?・・・

yoshi-blog2008-12-05

また、久しぶりに現実の境目に落ちてしまい、今生きている空間があまりにもリアルすぎてしばらく戻って来れない予感がして鳥肌のたったYoshiです。こんばんは(ーー;)


それは、一本の電話から始まりました・・・

朝の6時の出来事。

「Yoshiさん、朝早くすいません。緊急連絡です」

そうあわてて電話をかけてきた職場の同僚。しかも、普段もたまに携帯に電話をかけてきたり、こっちも仕事の関係で連絡をしあう仲。

なんでこんな早い時間に・・・

「何をそんなにあわてて・・・」

「実は、今、刃物を持った不審者が現れてYoshiさんの家の近所に逃げ込んだってニュースでやってますよ!」

「え?まじで!!!うそでしょ??」

「いや、冗談じゃないんです。大丈夫ですか?本当に危ないし、気をつけてください!」

「ホント?本当にそうなの??」

「嘘だと思うならテレビつけてみてくださいよ。今、まさにYoshiさんの家の近所なんですよ・・・心配してすいません。こんな朝早くに・・・」

「いや。全然、むしろありがとう!すんごい助かった・・・このまま家を出ると危ない所だったよ。本当にありがとう!」

「あと、近所の○○さんにもお知らせしたほうが言いと思うのですが、俺電話番号知らないんです。Yoshiさん知ってますか?」

「うん。大丈夫。俺知ってるから、今すぐ知らせるね・・・」

電話を切って、大慌て・・・とりあえず、家の鍵を全部しめて、セキュリティスイッチを入れて、家族を起こさなきゃ・・・あ、あと、その前に一応上司に電話したほうがいいのだろうか?

「なんか、うちの家の前に刃物を持った男が潜伏してて、家から出られません・・・」

と。なんか、妙にドキドキしちゃって・・・寝起きに電話を受けちゃったものだから、びっくりして、なんか半分失神しちゃったみたい・・・

気がつくと、手に受話器をしっかり持ったまま、気絶から復活しました。

・・・・

あれ?

とりあえず、状況が理解できない・・・今の出来事は?あれ?

ここで整理をしてみました。

・Yoshiは携帯を握り締めた状態で気がついた。
・なんか「着信あり」との表示。
・明らかに起きて、寝室の窓の鍵をより強固な状態にしている。
 (防犯上詳しく書きません)

ええ、普段寝ている時の状態ではないのは確か・・・

でも、なんかおかしい・・・

明らかに俺、おかしい・・・

何が起きたんだ??いつもなら「なんだ夢か・・・」で終われるけど、そんなレベルじゃないくらいリアルな出来事。俺、覚えている、電話している人の息遣いから、音、緊迫感まで覚えている、心臓ドキドキしている。

事実、手のひら、汗びっしょり・・・

でも、なんか、おかしい・・・

たまたま、同じタイミングで起きている嫁さんに確認してみました。

「あ・・・あのさ・・・今、俺、電話してたよね?」

「え?何言ってるの?」

「いや、だから、さ。俺、誰かと話してなかった?」

「電話?してるわけないじゃない。どうしたの?」

「・・・なんか、俺、電話してたみたいだけど、今、刃物を持った人がね・・・」

「・・・大丈夫?ホント、どうしたの?平気?」

「・・・なんだ、夢?本当に?俺、誰かに電話してないよね?」

「私、あいちゃんに起こされて眠り浅かったし、絶対電話なんてしてないよ。もし、していたらきがつくもの」

「だよね・・・」

嫁さんに、事の顛末を赫々然然話してみたら、朝から笑われました。若干ドンビキの目をしてましたが・・・

つまり、整理をすると、

夢の中で、どうやらこのような場面に出くわした。

脳内でプチパニック

あまりにもリアルすぎて無意識、もしくは夢遊病のように寝室の鍵の設定を変えた。

そこでどこかに電話しようとしたらしい・・・
 (後で調べてみると、なぜか、時報(117)を押した形跡があり、無駄に2分近く時報を聞いて切断)

着信アリ」はただ単にメールの「着信あり」を勘違い

そこで気絶。(単に無意識で動いたので疲れたのか・・・)

目が覚めて理解できない。

そんな状況だったみたいです。苦笑

ホント、誰か、この夢の夢判定してもらえませんか?ものすごく気になってしょうがない・・・


もうね、今日ありえないこの出来事以外にももう一つ。

午後から、前の職場のニコニコ課長から来週月曜日打ち合わせに出て欲しいと言われていたけどダブルブッキングしていたので、出れない旨を説明しようと思ったんだけど、よくよくみたら課長の資料がちょっと気になる点があったので電話。

「月曜の件で俺参加できないので、今から気になった点とか、相談しに行っていいですか?」

「いいよ。でも、俺4時半には出ちゃうからそれまでなら平気だけど・・・」

「じゃあ、今から行きます」

電話を切ったと、同時に窓の外がピカー!!って光って、ものすごい雨。

「あ、雨すごい・・・」

「あれ?Yoshiさん、外出?」

上司がコートを着ているYoshiに気がつく。

「ええ、ちょっと○○まで行ってきます。1時間くらいで戻ります」

「大丈夫?今ものすごい雨だよ・・・」

「ええ、でも、まあ、なんとかなりますよ。それに今行かないと打ち合わせできないので」

「来週とかにしてもらえばいいんじゃない?」

心配してくれてありがたかったけど、来週に仕事を残したくないし、ささっと終わらせたい・・・

「多分平気です。一応地下街通っていくようにしますので・・・」

周りの同僚も今はやめとけ的な事言われたけど、ま、なんとかなるだろ・・・軽い気持ちで、部屋にあった置き傘(ちっこいビニール傘)を持ってエレベータ降りました。

エントランスを降りて、入り口に立った瞬間。



ざーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ビューーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーびゅうびゅううーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ごおおおおおおおおおおおおおーーーーーーごおおおおおおおおおおおおお

「・・・なんだ。これ、っていうか、台風ジャン・・・」

やっぱりみんなの忠告は聞いておくべきだった・・・でも、平気です。なんとかなります!と捨て台詞をはいて出てきた手前、戻るのもしのびないし、絶対に笑われる。

「仕方ない。多分100Mもないし、平気だろ・・・」

そう思って傘を差して体を小さくして出ました。幸い短めのコートを着ているけど、このコートちょっぴり防水。ズボンちょっとぬれちゃうけど、なんとかなるだろ。

ええ、いつもにはない、めっさポジティブ発想でした。

傘を差して3秒後

ごおおおおおおおおおおおお

バキッ!バサッツ!!

「ああー!傘がホウキに!!!あー傘がーーー!!」

3秒、歩数で言うと2歩で、傘がホウキになりました。

さらに3秒後

びゅううううううううううう

バリッ!バサバサバサバサ〜!!

「えーまじで!ホウキから、ビニールがー!!!まって!!戻ってきてー!!!」

畳み掛けるような悲しい現実。ホウキ状態になったビニール傘に容赦ない仕打ち。今度はビニールの部分だけ、強風にあおられ、大空高く、鳥のように飛んでいきました。すんごい、翼を広げて、空に今飛び立ちました。

この〜おおぞら〜にい〜つばさ〜をひろ〜げ〜とんで〜いきた〜い〜よ〜♪

ゆっくりと、すろーりーな時の流れの中で、翼をくださいが聞こえてきました。

でも、現実とは恐ろしいもので、さらに2秒後。

ざーーーーーざーーーーざざざざざあー

昔、パペットマペットのライブに見に行ったときにうしくんは、ピチュウ→ピカチュウ→うしくん と言う進化をしているという話を思い出しました。

傘→ホウキ→鳥→骨

こんな骨だけの傘を土砂降りの中させるのは、マゾか、ネタかどちらかです。ただのサラリーマンにしては、かなりいびつなファッションです。でも、こう考えているのが0.1秒の瞬間にも容赦なく、大雨はyoshiの体をびしょびしょにしてきます。脳みその中ではものすごいせめぎあい

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戻ったら濡れただけで何しに行ったのか・・・って笑い物。ここは必死にいくしかない・・・
でも、ビルの前3歩で完全にびしょ濡れ。でも、地下道までは50mくらい。さらに状況が悪く、目の前赤信号。この信号を超えないと地下には入れない。

結局、全速力で走りました。

めっさ濡れました。

無常にも信号は赤で、信号無視をしようにも車がこういう時に限ってびゅんびゅんです。

なので、Yoshiはびちゃびちゃになりながら信号で待ちました。

あたりに雨宿りポイントはありません。

もし、この状況がテレビドラマなら

「お前を愛してる!お前が好きだ!!!」

と、滝のような雨の中で叫べる素敵な状況です。苦笑

でも、右手には、骨になったかさを握り締めてます。
どうみても変態です。こんな素敵なシーンを演出ありがとうございました。

なんとか地下街に入ったけど、ずぶぬれサラリーマンが骨を持って歩いているのでめっさ目立ちます。ああ、そうさ、骨を抱えて何が悪い。エコだよ。エコ!ビニールがない傘は軽量化しているし、水も弾かないし、デザインだよ。デザイン。かさを刺しているつもりなんだよ。気分的にかさを心の中でさしているんだよ!

体も冷たいけど、心も冷たくなりました。


結局、かなり最悪な状況になり、×ゲームな感じでビチョビチョに濡れました。前の職場に行くと

「あー大丈夫?すごい濡れてるね」

「・・・ええ。まあ・・・」

「でも、もうだいぶ小ぶりになってるよ。無理して今来る事なかったのに・・・」

「・・・」

こんな感じ。素敵なバーチャルな出来事と、素敵なリアルな出来事。

僕は今日という日を忘れません。(嘘)

どう?こういう一日って?

感想を求む。



今日他にも色々あったけど、この2つの出来事が大きすぎてほかはパス。
帰りもちゃんと家まで歩いて帰りましたとさ。
でも、濡れて完全に風邪ぶり返して、鼻水が酷い事になり、明日は耳鼻咽喉科送りです。
ほんと、最悪・・・

今日はこんな感じ。
ではでは。