大きいYoshiが小さいYoshiに出会えた日・・・

yoshi-blog2008-11-29

最近の子供は生まれ育った町に自然の匂いを感じるポイントなんてなかなか見つけられなくて、今思うと自分達が子供の頃はまだ自然と隣りあわせでそれこそ、泥んこになって日が暮れるまで遊んでいた・・・そんな事をふと思い出したけど、なんだか、置き忘れてきた何かのかけらをほんの少しだけ拾えた気がしてならない大きなYoshiです。こんばんは(*^_^*)

今日は久しぶりの晴れ間。日陰だと少し肌寒いけど、せっかくの晴れ間だし、どこかおでかけしようかな〜って昨日から計画を立てていたんです。けれど、遠出するのもなんだし・・・でも、のんびりしたいよね〜と思って、家から車で30分かからないここに行ってきました。

舞岡公園
http://www.city.yokohama.jp/me/totsuka/kids/park/maioka.html
http://www.city.yokohama.jp/me/kankyou/park/yokohama/kouen022.html

動物がいるわけでもないし、水遊びが出来るわけでもないし、何もないところ。この何もないって言うのが良くてここに決めたんです。

少しだけ、本題に入る前に昔話を一つ。

この舞岡公園っていう公園が出来たのは平成4年に出来た公園なのですが、その前はなーんにもない、単なる山です。ドラえもんでいう所の裏山的な扱いで、今思うとよくあんな自然が残っていたなあ・・・という場所だったんです。今ではかなり手入れが行き届いている公園ですが、なんもない獣道と田んぼと小川が流れるような田舎の匂いがする所。ここの近所にYoshiは生まれてから引っ越してきて実家が引越しになる10年くらい前まで住んでいた街なんです。

そんな家から自転車で20分もしないのかな?その裏山的な所でもよく遊びました。って言っても小学生の時期しか遊んでなかったんですけどね。今思えばメダカが取れて、ザリガニもいて、そして小川を掘れば粘土も取れる・・・そんな場所だったんですよね。誰もがやった事あると思う秘密基地みたいな物を作ったり、木にロープを引っ掛けてブランコみたいにしたりよじ登ったり・・・あの頃は1日がものすごく長くて、一杯遊んでは日が暮れる・・・そんな生活をしていたのが懐かしいです。

その後、そんな場所に足を運ばなくなり、大人になりかけの頃にこの場所は小奇麗な公園に変わったんだ・・・という事は知っていたけど、わざわざ公園に、しかも地元の裏山が公園になったくらいで足を運ぶわけもなく、車で目の前を通る事はあっても中に入る事はなかったんです。

もう変わっちゃったんだろうな〜と、少しだけしんみりした気持ちではあったけど、パパの小さい時に遊んでいたあの場所。一度は、はるくんとあいちゃんを連れて行きたいな〜って思っていたんです。

駐車場に車を止めて歩き出す。

「なんか、全然感じが変わっちゃったね・・・」

誰に話しかけるわけでもなく、はるくんと手をつなぎながらつぶやく僕。思い出のかけらもないようなとっても自然ありのままの公園でした。自然を残している公園だけあって、紅葉も感じる事ができていい感じです。入り口に石焼芋屋さんの車がいたので1個400円の石焼き芋を買って家族でつまみぐいしながらトコトコお散歩してました。せっかく来たのにあいちゃんはママの抱っこで睡眠中。何もない住宅街の外れの公園だけあってとっても静か。園内は芝生広場もあって春先とかもう少し暖かい季節だったらお弁当持ってのんびり来るにはいい公園だなあ・・・って思いました。

はるくんもなんか楽しそう。周りの人はここは鳥獣保護区も併設されているので自然に鳥とか集まってきているらしくバードウオッチング用のカメラを持ち込んで池のほとりで休んでいる鳥を撮影したりしている人もいて、なんかものすごくのどか・・・

はるくんもキャッキャッいいながら、走り回ってました。とにかくのんびり・・・全体は30ヘクタールもあるらしいんですけど、全部は見れなかったけど、自然がいっぱい。途中人だかりが出来ている所でみんなじっと見ているので何を見ているのかと思ったら、一羽の鳥が木に穴を開けて巣作りしている瞬間が見れて。

「はるくん、はるくん、鳥さんがお家作っているんだよ。ほら、見える?」

「ほんとだ〜すごい〜」

とか。

「はるくん、あそこにある柿のみ鳥さんが食べてるよ」

「いいな〜はるくんも食べたいな〜」

みたいな感じで、子供連れには結構オススメポイントかもしれません。何もないって言うのが最大のオススメポイントなんですけどね。苦笑

公園になっちゃったので、当時の面影は全然ないかな〜って思ったんですけどね。

「あっ・・・この川。俺、覚えている・・・ここ、俺、ここでザリガニ取ったよ!!」

なんだろ、この懐かしさ・・・覚えているわけないと思ったけど、見た瞬間記憶が蘇ってきた。すんごく鮮明に・・・小さなYoshiが一生懸命川に入ってザリガニとって喜んでいた。そんな光景を思いだして、

「はるくんね。ここは、昔、パパが小さい時によく遊んだ所なの。今は公園になっちゃったんだけど、ザリガニとか取ってたんだよ」

「ザリガニ?パパすごいね〜」

「こんど、もうちょっとあいちゃん大きくなったらみんなで川遊びとかしようね」

そうつぶやいたけど、所々に当時の面影が残っていてうれしかった。この壁面よじ登った記憶がある。とか、この大きな木覚えているとか・・・はるくんが

「パパ、抱っこして〜」

「えー抱っこはヤダ。じゃあ、代わりに肩車してあげるよ」

と言って結局公園の中ほとんど肩車しながらはるくんに色々昔話してました。なんか、ちょっといい気分だった。昔のYoshiに出会えたっていう気分と、自分の小さい時によく遊んだ場所に子供達を連れて来れたって所に今日の午前中は満点でしたね。もう寒くなっちゃったけど、今度は暖かい時に来てみたいな・・・その頃にはあいちゃんも歩けているだろうから、芝生の広場で遊べるといいな・・・

結局2時間近くいたのかな?すっかりお昼になって外食で済ませた後、今度はこれまた結婚当初に住んでいた地域のあるお店に行きたくなって買い物時間。

「せっかくだから、昔住んでいた所寄り道してみようか・・・」

なんて、これまた思い出に浸ってきたけどね、街ってちょっと離れただけですんごく変わるのね。よく行っていたお店は別の店に変わり、町並みは微妙に変わり、久しぶりに行ったお店も中ががらりと変わっちゃってびっくり。ま、こんなものなんだろうけど、時間が憂すぎるのはこういう記憶と現実の光景にギャップを感じると過ぎ行く時間の大切さが身に染みませんか?

お店で買い物は主に食料品だけ。久しぶりにガチャガチャやったけど1,000円で残り1品以外はそろったので今月はこれでやめとこ。でも、いまだにコレクションケース買ってないや。

Yoshiやり残しリスト
・スーツ買いたい。
ヒートテックのシャツが欲しい
・コレクションケース買わなきゃ
・いい加減にコレクション用の棚も・・・

って考えるとねえ。お金も時間もかかりそうです。苦笑

そして、帰りは結構いい時間になっちゃったのでさっくり高速乗って帰宅。今日は楽しかったってはるくんも言ってくれたので良かったかな?最近はるくんとよく会話が成立するようになってきて、2歳児の会話と3歳児の会話は異なるなあと感じる事ありませんか?3歳児の会話には「自分」という気持ちを表現してくれるのでものすごく楽しいし、感心するし、参考になる。

最近、反省しているのは

「はるくんお片づけしてね」

って言うのは3歳児には無理って言うのをとある先生から教えてもらったんです。まだ3歳児には片付けるのを強制するよりも、「一緒に片付けようね」と言って実質8割くらい親がやる気持ちでいるほうがいいそうです。むしろ

「はるくん、じゃーパパとお片付けの競争しようね〜」

と言った方が本人もやる気になってくれるらしいのですが、子育てってマニュアルがない分とっても難しいですね。

でも、それでも、ちゃんと話をしてくれるようになったので、後は親がどれだけ聞いてあげるか?って所につきますね。

今日はこんな感じでした。
もうすぐ12月ですが、我が家は明日からクリスマスツリーの登場です。

ではでは。

追伸
何もないまま終わっちゃうのかな・・・
だとしたら、それは少し悲しいかも・・・