怖い人も舌を巻くお詫びマニュアル・・・

yoshi-blog2007-12-21

誠意とはなんだろう?お詫びとはなんだろう?ただ、一つ、相手に気持ちの伝わらない魂の入ってない言葉は台詞以外の何物でもなくて、最後は誰かに想いを伝えるには自分の言葉で伝える事が重要なんだ・・・としみじみ思ったYoshiです。こんばんは(~_~;)

今日はちょっと堅い話とまじめな話。

人間誰にでもミスはあります。完璧な人間なんていません。だから、こそ、お詫びすると言う気持ちが態度で表せないようではなかなか思い通りに生きて行く事は難しいと思いませんか?今日は謝罪という言葉に考えさせられる一日でした。昨日のトラブルから一日明け、原因の究明も終わり後はお客様にきちんと説明する事になりました。思っていた以上に大きなダメージだけど、昔から自分のチームのポリシーとしてずっと伝統として受け継がれてきている事があります。

・お客様に嘘はつかない。
・取り繕うなら、真実を話して怒られたほうがいい。
・事実を正確に、そして次同じ失敗をしない努力をする。

文章にすれば簡単だけど実行するのは非常に難しいんです。心のどこかで「あーこれだまってようかな?」と心が揺らぐ事もあるけど、今まで数年間、お客様に嘘をつかずにミスはミスと認め、誠意を持って対応してきたら信頼を勝ち得ている。そう思うと、今回は社内のミスですが、メンバーで話し合った結果、事実を話しお詫びをきちんとするという事になりました。

そんな通常作業の間に、原因究明をしながらも午前中を過ごし、お昼にコンビニに寄ったらこんな本が目について、即買いしてしまいました。今日の写真なんですけどね、これ、ネットにも載ってないし、Amazonにも乗ってないしISBNコードでも引っかかってこないの・・・新刊だから?なのでタイトルだけ

究極の謝罪術 
〜怖い人も舌を巻くお詫びマニュアル

という本です。これね、コンビニで売っていたんだけど、超お勧め!何がお勧めってお詫びをする必要がある人には絶対必須のバイブル本です。

とりあえずYoshiがコンビニで見つけて立ち読みしてこれはすごい・・・と思い即購入。そのまま、部屋でお昼休みに読んで、うちのチームのバイブルとして全員一読するようにと言っておきました。思わず納得する内容ばっかりでいくつか気に入ったまさにそのとおり!というキーワードを乗せておくと

・悪くない理由がいくらあっても、悪い理由が1つでもあれば相手が怒るには十分だ。
・隠蔽によって失われた信頼は二度と返ってこない。
・謝罪とは敗戦処理

詳しくはこの本買って読んでほしいのですが、具体的に謝り方、心構え、作法が載っていました。まさにと思うと同時に自分たちのやってきたことは間違ってなかったなあ・・・と考えさせられました。

きっと、クリスマス明けから非常に対応の難しい問題に直面します。けれど、それはお客様にはなんの非もなく、自分たちのミスによって招いた結果。で、あるならばその結果を受け入れ、素直に非を認めようと誓いました。隠し事とかしていいことないからね・・・

今日は予定通りの作業も終わり、その後ミーティングをしてて帰ってきたのが22時ちょっとすぎ。なんどか携帯に親友から電話がかかってきたので家に着いて電話してみると、結婚してから初めて大喧嘩をして自分から家を出てしまったそうです。理由は、嫁さんがうちと同じ妊婦でその関係のすれ違いが原因ですが・・・

彼を全否定しておきました。(笑)1時間近く愚痴を聞いてやったのですが、まあ、こんな感じです。

・俺今日せっかくの休みでゆっくりさせてほしいと言ったのに、おなか痛いだの、だるだの俺休めてない。
Yoshi→そんな妊婦に休みたいと宣言するお前が悪い

・俺だって料理とかしてあげたいけど帰り遅いんだよ。
Yoshi→じゃあ朝1時間早く起きて朝ごはんでも作ればいいじゃん

・もう安定期なのにいつまでたってもおなか痛いとかいってるのはいつまで続くのか?
Yoshi→生まれるまでに決まってるだろ?

・俺だって仕事忙しいのに家に帰ってきて愚痴を聞くのは・・・
Yoshi→仕事と子供が生まれるの関係ねーだろ。仕事とプライベートを切り替えられないお前が悪い

・家に帰ってきてまで、仕事モードになるのは嫌だ。
Yoshi→別に仕事モードになる必要はないけど、話くらいきいてやればいいじゃん。

・心配して実家に近い所で産めば?と言ってるのに嫁さんが今の家のそばで言いと言う。
Yoshi→産む嫁さんにあわせてやれよ。お前が産むわけじゃあるまいし・・・

・でも、何かあったらどうするんだよ?俺仕事忙しいのに
Yoshi→お前がいてもいなくてもかんけーねーよ。タクシーでもなんでもあるんだから・・・

・普段のお世話とかできないじゃないか?
Yoshi→お前普段家にいねーのに、どっちもおなじじゃん

・俺のストレスはどこで発散すればいいんだよ。
Yoshi→そんなの妊婦で大変な嫁さんに求めるお前が悪い

・ちゃんと話しようと思っているのに時間が取れない。
Yoshi→休憩時間とかあるんだから電話でもメールでもすればいいじゃん。

・そんな休憩場所で話せる雰囲気じゃない。
Yoshi→タバコすってる暇あったら移動してでも電話しろよ。あほw

・おれだって、家事とかてつだってやってんだよ。なのに文句ばっかり
Yoshi→そうやって、やってやっているっていう上目線がむかつくんだよ。なに、その態度。

・俺が仕事で遅いの知っているのに、遅いって怒るんだよ。
Yoshi→そんなの、ごめんねって一言言えばいいじゃん。争うだけカロリーの無駄。

・俺、生まれる予定日近くに仕事忙しくなって出産立ち会えるかわからないのに・・・
Yoshi→アホか?お前、一生ごとなんだから、その日くらい仕事捨てて行くなりしろよ。そして、そんなこと妊婦の嫁さんに言うなよ。

・じゃあ、何か、全部おれが悪いのか?
Yoshi→あーお前が悪い。配慮なさすぎ。だいたい、お前が生むわけでもないし、痛みも苦痛も知らないくせに自分だけ主張ばっかりしているお前が悪い。

・今日出てきちゃったけどこの後どうすれいいと思う?
Yoshi→甘い物でもコンビニで買って、家についたら「ごめんね。言い過ぎた」って言えば?

・俺おなかすいているので自分の食べ物買ってくるけど、嫁の分も買っていったほうがいいのかな?あいつ食べないとかいうかもしれない・・・
Yoshi→じゃあ、パンでも買って食べなきゃ明日の朝ごはんになるようなもの買えばいいじゃん。


という感じでキツク、きつく説教しておきました。(笑) まあね、分かるんですよ。彼の嫁さんも初めての出産ですし、色々不安とかあるでしょう。しかも回りに同じような境遇な人が少ないし、本音とか不安な事を話せるのは旦那でもある彼しかいないから必然的に彼と話できない事もストレスになるでしょう。そんなの普通に考えれば分かる事ですが、当の本人も仕事も忙しく責任ある立場で余裕もないのも僕はなんとなく分かります。でもね、だからと言って、お互い文句言い合っても、しょうがないじゃない?ちょっとだけ合わせてあげればいいのに・・・と思うのですが、はたから見てるのと当事者では感覚が違うので難しいでしょうねえ・・・苦笑 でも、安定期になり始めの頃が一番ホルモンバランスが悪いのでイライラしちゃうかもしれないけど、おなかの中の赤ちゃんにも影響出ちゃうんだから、彼には

「耐えろ。お前に何か反論する余地はない。お前が我慢するのと、嫁さんに合わせるのは当たり前」

と言いましたが、僕に言わせるとね、そんな生まれる前からそんなんだと後で大変だよ?(笑)

Yoshi的には、こういう経験はないんです。別に自分が嫁さんに文句言われるような事はしませんし、むしろ普段から料理、掃除はやってるので妊婦だからっていうのはないですね・・・それに、彼とは逆で仕事でイライラする事が多いので、家に帰ってきてまでイライラしたくないってのもあるんでしょうけどね・・・

何にしろ、これはすべての男性にいえるかもしれませんが、妊婦の嫁さんをイライラさせたり、情緒不安定にしていいことは何もないので、可能であれば、全部自分で吸収すべきです。だって、そんな事で余計なカロリー使ってもしょうがないじゃない・・・

彼の気持ちも分かるんですけどね・・・ま、最後はお互いよく話し合ってみてはいかがでしょうか?お互いの子供なんだし、親同士が言い争っているの確実におなかの中で聞いてますからね・・・

最後にそんな彼に、今日買った本からこの一文をプレゼントしたいと思います。

【怒りのガスを抜くためにはまず相手の好きにさせること、すべてはそれから。】

ま、よく話し合う事だね。まじでさ・・・