小さな節目に喜びを感じた日・・・

yoshi-blog2007-05-31

5月最終日。天気は晴れ所により雷。終わってみれば晴れた夜空もまるで自分の気持ちを表しているような感じがした日。ホッと胸を撫で下ろしつつも「まだ終わったわけじゃない、これからだよね」と言う気持ちを胸に抱えつつ終われた事を幸せと思いたい。そんな節目の日。

仕事も佳境に入りつつあって、申し訳ない気持ち一杯だったけど会社を午後から休んだ。これは社会人としての責任と天秤にかけてもこちらの予定を優先する。そう前々から決めてました。少し迷ったけどまあこういう悩みも相談できるチャンスも今日しかないので割り切りで優先する事にしました。

お昼過ぎに会社を出て途中でお昼を食べて時間調整。今日の終わりにご褒美じゃないけど何かがんばった証をプレゼントしたいと思っていつものおもちゃ屋さんに行き、はるくんの大好きな車のシリーズのおもちゃを1台購入。不安と期待が入り混じる中、各駅停車の電車に座って到着する駅まで色々考えていた。

やっと1歳9ヶ月。最近ようやくつかまり立ちも安定してきて自分でたっちしてからヨタヨタしながらも歩く事ができてきた。まだ言葉は全然で「パパ」と言ってはくれるけど、自分に対しても、ママに対してもその辺のおばちゃんに対しても全部「パパパ」本人は使い分けているのかもしれない。でもダメな父親だからその辺の気持ちをうまくまだ理解できてなくて本当にごめんね。でも、何か気になることがあると、指で指して「あーあー」と言うようになったし、自分はこうしたいんだ!と主張をしてくれて、頭も少しだけ良くなってきた。そして、笑う笑顔ももっと今まで以上に素敵になってきたいなあと考えてた。長いようで早いような1歳9ヶ月。彼は彼なりに自分のペースで成長しているのです。

実は今日、はるくんの療育相談の日でした。特に健康なお子さんなら特にこんなイベントはないけど、うちの子みたいに成長が遅い子、なんらかしらがんばらなければならない子、何かアクシデントを受けて立ち直るきっかけをつかむ子。そんな子供をフォローしてくれる所があって区役所まで行く事になってたのです。

「一応別に一人でも平気だけど理学療法士の先生と話す機会だから仕事の都合がつけば来てみれば?」

と嫁さんに言われてたので休みを取って電車に乗って定刻より少し遅れちゃったけど事前に案内された場所に到着。他の自治体はどうかわからないけどYoshiの住んでいる自治体はYoshi達みたいな子供をフォローする体制もそれなりで、家を買う時に前の住所から今の住所に引越しをした際に今までのデータも前の保育士さんから今の担当保育士さんに引き継がれていて継続してみてもらえているっていうのは良い事です。そんなわけでどこの役所でもそうかわからないけど役所の1フロアは子供関係のフロアがあって今日も行った所もそう、でもいつもと違うのは他の子供がいないこと。フロアががらーんとしてて予約だったのでうちの子以外はこの時間いなかった。場所も分からずキョロキョロしていたんだけどようやくその場所を見つけて入るとすでにはるくんはヘルスチェックを受けていた。

あれ?なんでパパいるの?みたいに、本人はキョトンとしてたけど、一通りの診断の結果は特に問題はなし。体重が10キロを超えて11キロになっていた。どうりで最近重いわけだ・・・その後オムツ1枚になって現在の発達状況を確認する事になった。

「お父様ですか、今回担当させていただいている小児科医の○○です。こちらが理学療法士の○○です」

すごくやさしそうな感じの先生二人。それ以外に役所の人が数人。大きな部屋の中ではるくんは今自分がいろんな目で確認されているもつゆ知らずその辺のおもちゃで遊ぶのに夢中になっている。

「では、ハイハイの動きを見てみましょう。それからたっている状況の確認しましょうね」

いつもはこういう検査はやらされている感があるらしくいつもは泣き叫ぶけど今日はすっごくおりこうさん。その後もいくつかのメニューをこなして検査も終了しました。

「うーん。まあ、歩き始めて間もないのでまだしっかり一人で歩けてないのはしょうがないけど、これだけちゃんと動ければ大丈夫でしょう。後は本人も歩くことを自覚してきているので日々の生活で歩く練習を増やしてあげるといいですね」

小児科の先生がニッコリしながら言ってくれた。ちょっとうれしかった・・・理学療法士の先生も特に言う事なしとの事で一応、これで歩くことに関しては1歳9ヶ月にしてようやく見極めの検定をパスした事になりました。他に聞きたいことがないか?と言われたので、言語に関して少し不安だったので相談したけど

「もう少し時間はかかるかもしれないけど、少しづつだけど言葉も増えているようですし言っている事も理解し始めているので大丈夫だと思いますよ」

そう言われてとりあえずホッとした。もしここでパスしなかったらこの後理学療法士の先生の指導の元発達を促すトレーニングを受ける事になっていたのでそれをしなくて良くなったと言うことだけでも本当に今日一日ずっと肩肘はっていた何かの力がすっと抜けて本当に良かったなあ・・・と思いました。

とは言ってもあくまで一つの判断基準でしかなくて、来週の同じ日に今更だけど1歳半の検診があってこっちはまた別の先生が見てくれるらしく何を言われるのか分からないけど同じ様な検査が入るのと、来月は元々出産した病院の定期健診があるのでこっちの主治医のOKが出るかどうかではるくんが本当に要経過観察からの卒業できるか?という感じになります。

その後時間は結構たっていたけど、家に帰ってきて今日がんばったご褒美にさっきおもちゃ屋さんで買った車をプレゼント

「はるくん、今日泣かずによくがんばったね、パパからプレゼントだよ」

渡すと早速大興奮の大喜びでミニカーをもってあっちへハイハイ、こっちへハイハイしてくれてましたとさ。ここまで喜ばれるとバカな親なのでまたミニカーを買ってきてしまいそうな予感がします。

結局はるくんは終始ご機嫌で寝る時までニコニコしながらパパに添い寝されながらすやすや寝てしまったけど、終わってみれば雷もなったり変な天気だったけど、心の中はものすごい夏の日差しが強い照りかえるような晴れ間が見えてきた気がするんですよね・・・そんなわけで今日と言う日が一つの節目になりました。

なんかすっごく飛び跳ねるようなうれしい気持ちと言うより、静かに深呼吸しながら「やっとここまできたか・・・」という安堵感の方が大きくて、どう表現したらいいのか分からないけど、まずは素直に喜びたいと思います。

おめでとうはるくん。パパはあなたのがんばりに最大級の感謝とあなたのパパである事を幸せに思います。これからも一緒にがんばっていこうね。^^

今日の写真
入り口においてあったオムツのキューピー人形をお友達と勘違いしニッコリ微笑んだ結果、隣においてもらえてご満悦の様子。