自由紙・・・

yoshi-blog2007-02-28

2月は29日がないのでカウントするのが難しいけど、一応今日ではるくんは1歳5ヶ月早いものです。悩みも苦労もあるけれど、あっという間の成長と小さな変化に一喜一憂しては、毎月29日がきて「あー今日で1歳と○ヶ月」と指折り数えるのがひそかな楽しみになっているYoshiです。こんばんは(^^♪

今日はちょっとまじめと言うか気がついてしまったというか、とにかくうーん・・・と思ってしまった話。

最近駅の棚においてあるフリーペーパーよく目にしますよね。自分もたま〜に手にとって見ているけど、なんだか整然としてない感じもするんだけど、このフリーペーパーよく見ると企業だけじゃなくて、私の住む自治体でもフリーペーパーを出しているらしくて朝会社に行く道でさっそく創刊号を配っておりました。そのニュースリリースというかそれについてのコメントがここに書いてありました。

ttp://www.city.yokohama.jp/se/mayor/interview/2006/061129.html
ttp://www.city.yokohama.jp/me/shimin/koho/release/hamazine.html

費用が創刊準備号と創刊号で660万円、そしてページ買取形式で10ページ程度が行政さんの持分らしくて、単純計算すると1ページあたりの費用が約33万円。創刊号は10万部配布予定との事ですので10万人のために330万を拠出して10ページ乗せる情報ってどれだけ価値があるのか自分にはわかりません。でも税金で330万出して10万人のためだけに作成される雑誌っていうのもどうなんでしょうかね?昔、自分が地域の自治会の役員をしていた時にとある地域の役所の方と話をしたんですけどね。県とか市とかで全戸配布する広報誌。意外とごみだし全員がほしい情報があるわけじゃないので、Webとかで見れるようにしてもらえませんか?それに全戸配布しないでほしい人だけの申し込みせいにすれば紙も節約できるし、コストも下がるし、ごみも減りませんか?って言ったらその答えが

「そうは言ってもほしいと思っても取りにこれない人もいるからねえ」

と、意味不明な珍回答が出ましたけど、その時聞いたのは地域の人が集める古新聞とか古紙を回収するのとほぼ変わらない紙の広報誌を毎月配っていたそうで、節約節約と言っている横で資源無駄にしているの誰やねん!と突っ込みましたがさすがお役所様だって言わざる終えないのですが、紙をいらないと言っても実は当時のその地域では全戸配布すると自治体から奨励金が自治会の入るんです。ようは配ってくれてありがとね。みたいな、1世帯数円ですけど・・・でもチリもつもればなんちゃらですから、自治会もめんどくさいけどやめない。役所も奨励金を出して配る。それは全員に配ることに意味があって

・企画を考える会社
・印刷をする会社
・印刷物を配送する会社

が潤うための必要悪だって気がします。だって、「市民にさまざまな情報を発信する」という大義名分の元にやっているんですもん。いまどきこのご時勢に紙媒体ってね・・・必要ないとは言いません。でも選択できるようにしてくれてもいいんじゃね?って思うんですよ。だって、昼間働いている自分にはカルチャースクールがあーだの、講座がここでやってるだのいらないですもん。それに、そんなところにコストかけるならもっとWebページ充実して必要なものがすぐ簡単にわかりやすくする仕組みがほしいのですが、引越しの時にえらい苦労しましたからね・・・

実際このフリーペーパーそれなりに好評みたいなんですけどね。結構いい紙使って中身は・・・と自分の琴線には響きませんでしたけど、初めての試みとしては評価してもいいと思うのですが、世の中にどれくらいフリーペーパーがあると思います?

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%9A%E3%83%BC%E3%83%91%E3%83%BC

結構ありますよね。定番どころで言えば、社会人はR25,L25は定番ですよね。あと学生さんはバイト系ですか?たくさん駅においてあってきれいに陳列されてないとむしろ汚らしい印象さえ受けるけど朝改札前で補充している人を見ると本当にお疲れ様って感じですわ。でもね、誰も読んだあとまで考えてないでしょ?自分もこの手の雑誌を手に取るときは暇か電車の中の移動時間が長いとき。読み終われば駅のゴミ箱にすててるけど、その他の行く末は資源としては再生できてないでしょうねえ・・・しかもこの手のフリーペーパー車にしろ、バイトにしろ更新頻度とか考えると毎日作られているわけじゃないから更新頻度も低いし情報の新鮮さって考えるとなんだか古いと思うんですけどどうなんでしょうかね?

じゃあ逆に更新頻度高めるのに携帯でアクセスできて・・・系なサイトもあるけど携帯だと小さくてみずらい、広告収入を考えると企業のメリットが低いんでしょうか?まだ主流はやっぱりバイト探しはモバイトよりもフリーペーパーな文化のような気がします。最近電車の中で映像流しているけどあれと同じ事を携帯で見れればいいんですけど、CM作るお金とか考えると費用対効果があがらないので手軽に使い捨てできる広告媒体がいいんでしょうかねえ?その辺素人なのでよくわかりません・・・

自分がフリーペーパーを読む時って

・飲み会クーポン
・長旅の時間つぶし

でも、これってネットでも事足りるですよ。


フリーペーパーって、読むのはただだけど、これに伴うコストとか環境負荷とか考えると決して無料ではないのかな?と思うけどじゃあどうすればいいの?っていう案はまったくなくて、たとえば、

ttp://www.nec.co.jp/eco/ja/annual2004/04/4-4.htm

こういうの使えれば、若干フリーペーパーもいらなくなる?と思うけどまだまだフリーペーパー全盛期が続きそうなきがしますよね。もっとも環境がんばっている行政さんの報告書でもある環境白書にこんなくだりがあります。

http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/honbun.php3?kid=222&bflg=1&serial=21930

イ 環境情報の発信の方法
 目的に応じてさまざまな媒体を使い分けることが必要です。環境意識を高めるきっかけとしては、目に触れる機会の多いマスメディアやフリーペーパーなどの媒体があります。深く調べたり学んだりする場合は、情報量が多くアクセスしやすいインターネットがあり、企業の環境報告書なども、ほとんどがインターネット上で公開されています。
 また、図や写真などを用いて分かりやすく説明すること、受信者を惹きつけるような魅力的な方法で情報発信をすることなども求められます。

そりゃ。環境意識を高めるために使い捨てのフリーペーパーを使うってなんか矛盾してる気がするんですけどね。まあ中にはフリーペーパーでも再生紙を使って大豆インキをつかって印刷している所もあるみたいですけど、せめて環境白書なんだからこれからは、紙使いません!くらいいってもいいんですけどね・・・でも、そういうとデジタルディバイドとかその辺の問題が出ちゃうので、痛し痒しなんでしょうねえ。


と、久しぶりにまじめぶりましたが、Yoshi個人的にはマンガをよく買っているのであまり人の事を言う前に自分の襟を正せと言う感じです。でも、買ったマンガはできるだけ家に持って帰り古紙回収の日に出すように心がけているのが唯一の救いだと思います。

あれ、なんか気がつけば今日の出来事が乗ってない・・・
まっいっか・・・(笑)