人は一人になると下を向いて親指を動かす事を絶対にしている。日本人とは一人になった瞬間に周りの何かを感じるよりも個として思う何かの為に行動しているのではないだろうか？そんな風にたそがれいるYoshiです。こんばんは(*_*)
これ、携帯の話、なんか駅のホームとかバス停とか、一人になるとなんとなく暇で携帯を取り出して何かしてませんか？いわゆる親指文化っていうのが恐ろしいくらい浸透してて帰りの電車を待つホームではかなりの人数がその状況だったのでちょっと気持ち悪かった・・・
気持ち悪いと言えば、今日の仕事も気持ち悪かったなあ・・・もう思わず下を向いてしまう事が多くて嫌になりそう。まずは午前中。週末の事の顛末を報告するのと今後の対策をどうするのか？っていう話をしかるべき部署にしなきゃいけないので直出で関連する部署へ。ただでさえ暑いのに日差しも強くて戦争中のボスニアよろしく、狙撃兵の弾を警戒するように壁際を歩く。これ単なる日陰を影踏みして歩いているんだけど、日差しがないだけでも少し心休まる。打ち合わせの時間にも間に合って、9：30予定通りの打ち合わせは始まった。
トラブルの原因報告と、お客に求められている内容を昨日の段階である程度整理できていたのでそれを関連部門の上司に説明。説明自体は20分くらいで終わったんだけど、その後の話が100分くらい？苦笑 うーん・・・なんていうのかな〜仕事のやり方ってベースはあると思うんだけど最終的には個々人のやり方、チームのやり方だと思うのです。だから「完璧」とか「答え」なんてないと思ってるんですけど、どうもその辺理解してくれません。プロジェクトの現状、まわしている人数、そして問題点を把握している上で帰ってくる「あるべき論」とか「建前論」をおっしゃる人ほど扱いにくいというか答えを持ち合わせてなくて、メンバー一同心のなかでうなだれる・・・特に思ったのは人のアサインの仕方。部署の性格上、人が少ないのも分かるし、案件抱えてるのも分かるけど、けど、でもじゃあだからといって、減ってばっかりのプロジェクトに人間を補充しなくていいのか？これは個人的も課題だと思ってるけど上司の答えは
このプロジェクトにこれ以上リソースを投入する予定はない
との事でした。まあね、これが運用フェーズに入っている案件だからってのもあるけど、もうそろそろ3年先の仕事をする準備をしなきゃいけない。準備をするためには理解しなくてはならない。理解するためには時間が必要。だからいつ、何処で誰がいなくなってもいいようにしておかなきゃならないんです。それを言うためには新しい血、水が必要なんです。でも理解してもらえなかった・・・それは必要になった時にリソースを柔軟に対処するって考えかもしれないけど、これだけの規模、これだけのクリティカルな案件でたったこれだけの人数でまわしてる・・・正直精神衛生上も良くないと思ってるのは僕だけなんだろうか？何かあったら・・・そう考えただけでも僕は怖い。だからそうならないように努力しているけど、そうなってもいいように特定の人に頼らないためにもスキルの平準化は必要だと考えていて、僕みたいな社内とお客をディスパッチする役割なんてどーでもいいんです。誰でもできるから、けれどもプログラムとかシステムとかネットワークに起因するスキルは早々簡単に身につく物じゃないし、ベーススキル持ってるからってじゃあ、このお客に通用するか？なんていうのは別物だってなんで分からないんですかね。
特に、今すっごく良い関係でその理由の一端はスピードだと思ってるんです。すぐ対応して、あるサービスレベルを担保しているからこそ、次の案件が見えてくるって思うんですけど、「取ってしまったら後の運用フェーズは選任担当者に任せて自分たちは外野でいいんだ」と聞こえてしまってすごくせつなかったです・・・まあまだ時間あるけど、次の案件、また数年がかりのプロジェクトになるのに先が思いやられます。
求む：あるべき論者じゃなくて、現実論者。
そんな打ち合わせの後、事務所に戻って打ち合わせの結果を上司にフィードバックしてから次のいわく付きの先の進まない案件の打ち合わせ。この打ち合わせの前に、別の課の上司から直接電話がかかってきてとってもフランクに
「○○担当の退治する話どうなってるん？」
「あ、これからやります」
「そっか、じゃあ結果よろしくね」
なんて言われたけど、もうひどいんですよ。何がひどいって一言で言うとセンスのなさ？いやいや、人の問題？とにかく今日で決着しようと思っていた仕事が完全に決裂ですわ。細かい話は出来ないのでまた、たとえ話として、車を買うとお客に言われたのでメーカーさんにおいくらですか？って聞いたわけです。
100円です。
と言われたので自分たちの経費合わせて120円でお客に金額を提示してあったんです。でも、お客さんはこの車買うけどもうちょっと安くならない？って言われてるのでメーカーさんになんとか値段を割り引いてくれるようにお願いしてあったんだけど、先日メールで
120円です。
って言われたんです。「おいおい、値下げ交渉してなんで高くなってるん？」って思ってたけど、これはまあ直接聞くとして、うちのボーダラインとして、まあ90円で言ってくれればうちもがんばってお客に100円でだせるなあ？って思っていたのが今日
120円＋諸経費です。
と言われたんです。しかも
「この諸経費払えなければもうこの仕事やりません。どこでも他の所から買ってください」
・・・・で、僕が
「じゃあ、なんですか？この前100円って聞いた金額はなんだったんですか？お客に120円で提示しているのは知ってますよね？それを踏まえて120円＋諸経費ですと言うのですか？」
「はい、値段がぬけてました」
「待ってください。私は、前回お願いした時はかかる経費を含めて金額を提示してくださいってお願いしたんです。けれども今回抜けていたなんて、どうお客に説明できるんですか？僕できないですよ？」
「と言われても、これを頂けないとできません」
もう平行線。開始5分でレベルメーターブチ切れですよ。事もあろうか、向こうも逆切れで
「じゃあ、なんですか？私たちに赤字を切れっていうのですか？」
赤字とか話になんない。だって、最初に100円って提示したくせにこれですよ。そこで先輩が機転きかせて
「分かりました。じゃあ。諸経費が別途かかるのはよしとしましょう。じゃあ本体は90円でどうすか？」
って妥協案を提示したのにも関わらず
「ムリです」
(-_-)zzz もう会話になりませんね・・・ここで交渉決裂決定。もっと上のレベルで交渉ですよ。よくいう政治の世界でいう今回は事務次官級の折衝で次回が大臣級の折衝っていう所でしょうか・・・まあ最後に僕が
「この話、あなたの上司が次の上レベルの調整でこちらの言い値でOKという判断を出したらどうしますか？それでもやれないって言いますか？」
「会社組織ですから、上がそういえばやります」
バカじゃねーの？お前には自分の意思っていうのはないのかい？お前の存在価値ねーよ！って思ったけどまあいいや。お金の話は置いておいて、次の交渉ネタ。
「お願いしていたデータの整理はどうなりました？」
「できてません」
「できてないって・・・もう1ヶ月経ちますよね？いつできるんですか」
「分かりません。○○がやっているのでまだできてないです。それに時間がありません」
「目処つけてもらえませんか？こちらもお客に報告する義務があるんです。１〜2週間なら分かります。でもこの期間でその答えはないでしょう？それに時間ないってこんな仕事終わった後に報告書書くだけですよね？そんなの30分もあればできますよ？それでも目処が立たないって言うんですか？」
「目処は立てられません」
アホか！！！！お前は自分のチームの仕事の調整もできねーのか！ボケ！って心の中で思ったけどこれ以上もう会話するのも、同じ空気吸うのも嫌になってきたので
「分かりました。データは今どんな状況になっているんですか？」
「紙で保管したままです。」
「分かりました。もう待てません。それに期待しません。紙データでいいのでこちらで回収します。こっちで全部電子化します。なので明日までにデータの用意してください。回収しに行きます」
そう言って仕事を強奪してきた。もう任せてられない・・・それにさっさと消えて欲しい・・・この場から。さすが噂のリジェクトマンと言われるだけあって自分の事を棚にあげて「やりません」「できません」のオンパレードはステキです。前向きに考えてそれでも現実ベースで物事みて「できません」ならまだまし、でも後ろ向きで「やりません」は正直そこに空気吸っている価値がないと思うのです。もう生理的に嫌になりそう・・・
そんなわけで身にならない打ち合わせを2個こなして、夕方。今度はある案件の説明を営業さんに決裁取るために説明させていたんだけど、それが何を間違ったのが狂ったのか、ボスの説明失敗したらしく決裁差し戻し・・・あーもう！！なんでそうなるのよ・・・なんでも余計な説明したから余計にこんがらがっちゃってて、結局明日やり直し、しかも自分の上司に「一緒に入ってくれ」なんて言われて年休取りたかったのに、家でクーラー効いた部屋でマガジン読んでまったりしていたかったのに仕事です・・・orz
そしてその営業さんに決裁説明とは・・・という話と、必要な書類の下書き渡して、何をしゃべればいいのか、ボスは何を求めているかを説明してあげて、ついでに上司がいたので上司にあらかじめネゴってあげて、もう気がつけばいい時間。あー残業出しておけばよかったよ・・・そんで帰ろうと思うと
「あのサーバの設定について・・・」
みたいな電話かかってきてその対応で結局終わったのがいい時間・・・あーなんだかなあって日だったな。まあギリギリはるくんが起きている時間に帰ってこれたので寝る前にちょっと抱っこしてあげながら軽く遊べただけでも良しとしよう。
ちょっと気になったニュース
日テレ「きょうの出来事」５２年の歴史に幕
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060829-00000512-yom-ent
日本テレビは２９日、民放では最も長い５２年間の歴史を持つ長寿番組である夜のニュース番組「ＮＮＮきょうの出来事」を、来月いっぱいで終了すると発表した。「きょうの出来事」は、１９５４年１０月４日にスタートした、同局の看板的なニュース番組。これまで、同局アナウンサーだった小林完吾さん、ジャーナリストの櫻井よしこさんらが、メーンキャスターを務めてきた。１０月からは、関西学院大学の村尾信尚教授がメーンキャスターを務めるニュース番組「ＮＥＷＳ ＺＥＲＯ」（月―金曜）を放送する。
きょうの出来事ってこの時間帯のニュースとしては非常にバランスが取れていたニュースだと思ってたんです。特に櫻井よしこさんがキャスターの時代は好んでチャンネル合わせていたけど、今となってはテレビでニュースを見るという意味自体なくなっている気がします。だって、テレビって選べないんだもん。別に気にならないニュースまで垂れ流されても困るし、おもしろくないし、ちなみに
ニュース23 完全な左巻き見てて気持ち悪い
ニュースJAPAN 暗い。北朝鮮ネタ多し
報道ステーション あれ、報道じゃねーよ。ワイドショーだ。
ワールドビジネスサテライト まあ、これは見れる。特集がGood
まあぶっちゃけキャスターのコメントで左右されてるんですけどね。まあきょうの出来事がなくなって残念です。でも、もっと残念なのは今日の打ち合わせがうまく行かなかったこと。
今日の打ち合わせが終わらなかったけど、今日の出来事は終わってしまう。
なんだか複雑な気持ちです・・・
