この祈り、どうか届きますように・・・

yoshi-blog2006-06-17

梅雨の晴れ間の土曜日。この今日の晴れ間のように、あの人の心にも一瞬の晴れ間がどこかで、現れますように、そして、梅雨が晴れるように、ベットから起き上がって不安になってる人達が安心できますようにと祈っているYoshiです。こんばんは(>_<)

昨日まで雨、そしてブログを更新している今も大雨、けれども今日は一瞬の谷間なのか晴れ間が見えて久しぶりに天気がもってくれた日だった。昨日も寝たのが3時近く。はるくんは3時間コースで夜泣きしてたらしいけど、自分は気がつかずに朝目が覚めた時は彼の平手打ちで目が覚めました。無視して目を瞑っていたけどナカナカご機嫌もよろしくなくて、最後は諦めて

「わかった、わかった。もう起きるよ。天気良いからパパと散歩に行こう」

そう言って、寝ぼけ眼でわが子を抱いて近所の公園へ。土曜日の朝8時。当然誰もいない。二人ブランコをこいだりしてみたけど、寝起きだったのを忘れて一人はしゃいでいたのを後悔・・・でも彼はめっさご機嫌でした。その後近所を散歩して家の前のベンチで座ってました。心地よい風が吹いて目の前の大きな木の葉をゆらしたのを見て、はるくんケタケタ笑ってました。この子、葉のゆれる様子や、洗濯物がゆらゆらすのを見ると笑うけど、何が楽しいか分からない。まあ、楽しければいいんだけどね。

一旦家に帰り、お出かけの支度をして家を出た。まあ別に行かなくてもいいんだけど、自分の実家に行くための外出。嫁さんが父の日を気にして近所の酒屋さんでワインを箱に入った物を購入。レジで絶対に倖田來未を意識したメイクをした店員さんにニコニコしてて

「何歳なんですか?」

「まだ。8ヶ月なんですよ」

などと会話しつつ、嫁さんいるからそれ以上の進展はなかったけど、子供つれてると女の子よってくるのよね・・・なんか無駄な期待をしてるけど成果はまったくもってない。(笑) そして実家についてからは相変わらずのグウタラ状態で、はるくんの横で一緒に眠りこけてました。1時間くらいかな〜二人そろって寝てたら母親の携帯に珍しく着信があって、どうやら親戚の子みたい。

「どうしたん?」

「なんかこれからこっちにくるみたい」

「なんで?」

「なんか母親の事で相談があるみたい」

母親=Yoshiの母親の姉妹 って事なんだけど、なんだろうな〜と思ってたら到着。すぐさま別の部屋に通されて話の中身が分からないんだけど、うちの親父が

「こういう時はな。相談なんて2つしかないんだよ。病気関係かスキャンダルな」

そう言ってたけど、1時間くらいかな?何事もなかったように母親と親戚の子(と言っても年下で兄弟できてたのよね)は、うちのはるくんを抱っこして、普通に会話してお茶飲んで帰ってった。母親が見送りして帰ってきたけど、帰ってきた途端号泣し始めて、もうなんていうかね。まあ、結局病気関係だったみたいです。

本人は症状が悪いらしく。でも自分の気持ちが整理できてないみたいで、息子と娘に相談先をうちの母親にしたみたいです。さすがに本人達の前でこそ感情は抑えていたみたいですけど、こらえきれなかったようです。僕も他人事のように書いてるけど小さい時からすっごく遊んでくれたし、お世話になった人。だから正直この結果に驚いてるけど、まだ人生の残り時間を宣言されたわけじゃない。ただ、一つの危険性を発見できただけでこの先なんてハッピーエンドかバットエンドか分からないけど、まだこの状態でどうこう言うのもどうかと思うんですよね。父親も同意見でしたけど。

まあ、年を取れば親戚なり、身近な人なり、この手の話はよくあること。簡単に気持ちの整理はつかないけど、いつかいなくなる。そうであればまだ覚悟はできるじゃない。いきなり側からいなくなるほうがもっと辛い。でも、この事実をつげにきたあの子達の方がもっと辛いのに、よくここまで言えたな・・・同じ立場だったら僕は出来るのだろうか・・・

その後、なんだか変な雰囲気になっちゃったけど、食べる物もなかったので近所の居酒屋で夕飯食べてきた。はるくん初居酒屋デビューです。と言っても、自分は運転する身なのでアルコールはご法度。コーラーで居酒屋過ごしたって何年ぶりだろう??はるくんもあっさり寝ちゃって、母親はさっきのショックが癒えず微妙なノリだし、父親はそれに気を使ってるし、なんだかなあって感じ。まあご馳走になっただけでもよしとしよう。

そして実家でお風呂入れてから帰ってきたけど、はるくん車に下ろすまでは雨小雨だったのに、自分が車を駐車した後に急に振り出して本当についてない・・・まあ、はるくんぬれないだけよしとしますけどね。そんな感じで今日と言う日が終わったけど、今日の出来事で人の残りの時間という物を考えてたらちょうどこんな物が映画化され、今度テレビドラマになるらしいですね。

タイヨウのうた
http://www.taiyonouta.jp/

ちなみにDVDにもあるようです。

タイヨウのうた×YUIと薫のうた [DVD]

タイヨウのうた×YUIと薫のうた [DVD]

この手の話、フィクションだと思ってても、自分が父親になって涙脆くなりました。平凡が一番幸せだと思ってるけど、自分の我が子の出来事だって、もしかしたら・・・と考えると、今こうして普通に生活できているのが本当に不思議だし、本当にほっとしているから、誰かに対してもやさしくなれるのかもしれません。まあ、作られたストーリーかもしれないけど、人が必死に生きている姿は本当にまぶしいものなんだなあと思いませんか?

そして・・・

どうか、検査の結果が良い結果であって、まわりのすべての人の祈りが届きますように・・・僕がこうして今、父親になれているのは、あなたの暖かいやさしさのおかげだと言っても過言ではありません。僕には何もする術はないけど、ただ、ただ、今は胸の中の内なる自分に対して「どうか、治りますように・・・」と祈るだけです。

知ってる人は時間と共に、側からいなくなる。結論が分かっていても、分かっていても、どうする事が出来ないっていうのは、本当に胸が苦しい思いです。

本当にせつない・・・