今日はまじめな話を書こうと思っているYoshiです。こんばんは(・へ・)今、巷で話題になってるホワイトバンドを知っていますか？今日は本当の寄付とはこういうものだというご紹介と、意味のない寄付、人の善意を裏切る寄付はやめたほうがいいと言うお話です。
ホワイトバンドとは簡単に説明するより、まずはここのサイトを見てみました。
ほっとけない世界のまずしさキャンペーン
http://www.hottokenai.jp/
ホワイトバンドの定義はこうかいてあります。
http://www.hottokenai.jp/white/index_more.html
ホワイトバンドは「貧困をなくす政策をみんなで選択する」意思表示の証です。
これまでの募金活動とはちょっと違います。チャリティ（寄付金や援助物資を現地に送る）ももちろん大事ですが、まず3秒にひとり貧困から子どもがなくなるという貧困の現実を知らせること（啓発活動）、そして貧困をなくす政策を採用することが人類史上最悪ともいえる「死ぬほどの貧困」をなくすには不可欠です。これはここ十数年で、新たにわかったことです。啓発活動に続いて貧困をなくす政策の採用を呼びかける「政策提言活動」は、特定の政党を支持するいわゆる「政治活動」とは異なります。
ようは、寄付行為ではなく啓蒙活動で、そのためにみんなでホワイトバンドを見につけようという趣旨ですね。たしかに考え方はいい、でも、だったら別にホワイトバンドを買わなくても出来るのではないのかな？ちょっと思いました。すでに有名人でもつけてる人がいていまやちょっとしたブームになってます。ちょっとまえのAAAみたいに・・・
寄付でなく、ホワイトバンド貧困救済効果は“まっ白”
http://www.zakzak.co.jp/top/2005_09/t2005092201.html
近ごろ若者を中心に人気のシリコン製腕輪「ホワイトバンド」。世界の貧困を救うことを目指す「ほっとけない 世界のまずしさ」チャリティーキャンペーンの“象徴”として、すでに約２００万個以上を出荷している。多くのタレントも身につけ、ちょっとした社会現象になっているが、売上金が直接的に貧困を救うわけではない。とっても複雑なホワイトバンドの中身とは。
あれ？これってホワイトバンド買うと、その収益の一部が寄付されたりするんじゃないの？個人的にそう思っていたのでちょっと色々調べてみるとこんな記事や、あんな記事が・・・
http://blog.livedoor.jp/oisa25012/archives/30895034.html
１本300円のホワイトバンドを買っても、28円しか貧困の国の子供のための費用としてあてがわれないし、その使途も不明。これではその辺の駅でつったている募金詐欺集団（すべてじゃないと思うけどさ・・・）と同じじゃない？って思った。しかもYAHOOの公式コンテンツになっているし、YAHOOも詐欺師手伝っていると同じじゃない？って思うのは僕だけだろうか・・・
http://blogs.yahoo.co.jp/whitebandproject
細かい収支はここにあります。
http://www.wikihouse.com/whiteband/
主催者は
「ホームページを見てもらえばよく分かるのですが、運動の趣旨は『お金ではなく、あなたの声をください。その声をあらわすホワイトバンドを身につけてください』。あくまで、『政策を変える』ことを目的とした活動なんです」
だったら、別にホワイトバンドを買えと言わずに何か白いバンドを見につけろって言えばすむ話。未だに販売をしている自体説得力のない言葉だ。そう考えるとここのサイトの言ってる事の方が100万倍説得力がある。
ほっとけない日本の汚さ
http://www.geocities.jp/red_band_campaign/home.html
これを読んでもホワイトバンドを買おうと思ってる人はお人よし以外の何者でもないと指摘しておこう。もちろんあなたのお金だから何に使おうとそれはあなたの自由。人それぞれの考え方があるのでそれでもホワイドバンドがほしいという人がいて不愉快に思わせたのならそれは素直に謝ります。でも、300円払って、誰かが救われたと思うならそれは間違いです。ただのファッションとして、ブームとしてホワイトバンドを買ってみてはいかがでしょうか？それなら誰も文句を言う事はないでしょう。
＃私の周りにも多くの人がホワイトバンドを買ってます。自分もブームに乗せられて偽善者として買おうと思ってました。でもこんな記事を見つけてやめました。ただ、それだけの個人的ながっかり感を表しているだけなのでご理解ください。これを読んで不愉快になった人には重ねてお詫びします。
じゃあ、純粋に寄付とかしたい人どうするの？っていう人のために以下のサイトをご紹介しておきます。まずは、日本の中で困ってる人に自分の何かを援助したい人思う人はこちら
日本赤十字社
http://www.jrc.or.jp/sanka/help/index.html
海外の貧困層に何かをしたい、手を差し伸べたいと思うなら
ユニセフ・インターネット募金
http://www2.unicef.or.jp/bof/bo.html
インターネットから募金も出来るので大変便利です。
人それぞれ考え方は違います。だからどの方法が有益か？って言うのは僕自身も分かりません。しかし人の善意をお金にかえるやり方は正直賛成致しかねます。そんなつもりはなくても結果として募金詐欺と言われるような状況になっているものにはいそうですか、と300円投資するならもっと有益に使ってくれる団体に寄付すべきです。300円、たかが300円かもしれないけど、300円あなたが投資した事で「自分のお金が誰かの役に立っている」と勘違いしてはいけないので指摘してみました。ファッションなら、ファッションならいいでしょう。でも、こういうやり方は好きじゃない。ある団体が政策を変えるために300円を寄付する。だったら、もっと素直に書けば誰も批判しない。人の善意をふみにじるのはやめてほしいものです。
多くの人が疑問をもつから問題になる。素直に自然に存在していれば誰もが納得できるはずだ。ホワイトバンドはそうですか？白い輪は今汚れているような気がします。
