ありがとうといえる瞬間・・・

yoshi-blog2004-03-26

一番うれしい瞬間は人と出会えること。一番悲しい瞬間は人と別れること、この二つは対になってる物でいずれ誰でも思う瞬間でもあるのです。それは男女の付き合いだけではなく、仕事していてもあるのです。どこの会社でも人事異動というものがあります。そんな気まぐれな人事異動も今回やってきて僕と一緒に仕事をしているメンバーも一人転勤になりました。

正直「おめでとう」と祝える自分と「行かないで」と思う自分もいて複雑な気持ちであるけど本人のためには転勤できるって言うのは栄転だと思うのです。けれども1年以上も同じ仕事をしていて辛い事や楽しいこと喜怒哀楽を共有した戦友のような存在が一人いなくなる、それは心にぽっかり穴が開いてしまった・・・そんな気がしてならないのです。

初めにあったのは去年の夏前くらい・・・ちょうど春先から夏に近づくそんな季節で、どこでもあるような光景でした・・・・「今度一緒に仕事する○○です」当たり障りなのない挨拶とまったくわからない性格も今では頼れる存在で、お互いの分野を理解しあい時には本気で言い合いをし、明け方資料を見ながら愚痴を言い合ったり、お客の前でうまく説得できた時は喜び、難しい問題が起こった時は夜遅くまで考えて、ホント考えたらキリがないけど色々一緒に仕事できて本当に良かった・・・今の仕事は正直重い仕事で、かなりハード周りの目とプレッシャーは計り知れなくてそんな中で自分もどう重きを置いて活動すれば悩む所もあるし、今後の課題は山積みだと思う。けど今まで乗り越えてこれたのは○○さんを含めてチーム全体が一つの家族、マフィアの世界でいうファミリーのような状態で、いつでも笑顔絶やさずくだらない会話と冗談を言い合い、どんな時でも乗り越えてこれたのはすばらしい仲間がいたからこそ、一つの偉業を達成できたと言っても過言ではないのかな?って思うのです。

最初はどうしたらいいのか分からない状態だったけど休憩コーナーで思いつきで出来たシステムも今やメインのシステムとして、きっと今後テレビとか新聞で取り上げられる物だと思うし、そんな物を開発してきた側で仕事できた僕は幸せだと思うのです。このシステムをここだけじゃなくて、今後いろんな所に水平展開していくのが僕の使命なのかな?って思うのです。

正直転勤して僕たちの側から離れるって言うのは案件の規模から言ってもものすごいダメージで今後の影響を考えると痛い・・・けれどもそれはそれ、本人のためには心で泣いて笑顔で送り出してあげよう、そんな気持ちでした。男泣きっていう言葉あるけど、本当にありがとう。僕はあなたに出会えてこんなに楽しい仕事ができてうれしかった。次の職場に行ってもがんばってくださいね・・・あなたの意思は僕が継承します。そんな気持ちで一杯です。なんか今日の送別会で酔っ払ってるのかな?とにかく・・・今まで本当にありがとうございました。○○さんのご活躍を遠い所でお祈りしています・・・