Yes,Yes,But・・・

yoshi-blog2008-01-28

最近とある読み物の中で、Yes,But・・・という表現方法があると言うのを知りました。自分の気持ちを表現する際に「But・・・」から始めるのではなく、「Yes,Yes,But・・・」という表現や、対応をする事で人間関係が円滑に流れると言うのを知って目から鱗があふれて止まらないYoshiです。こんばんは(@_@;)

今日はちょっとまじめな話題です。

この表現方法なんで自分今まで知らなかったのだろう?今まで人に対して自分の意見とか気持ちとかを言う時は、必ず相手の表現に対して「ちがう、私はこう思う」と明示的なNoから始まる会話を多くしていたと思う。でも、これを「そうだよね。でも、私はこう思う」と表現した方が相手の表現を受け入れつつ自分の事を表現できるじゃない?そう思った。特に、これ、何に大切かって思ったのが、「育児」

うちのはるくんもご機嫌の時と、ご機嫌じゃない時があるわけで、たとえると

(実際はこんなしゃべり方してないのであしからず)

「パパ遊ぼー?」

「はるくん、遊ぶ前に、まずお着替えしようよ」

「やだー」

「お着替えしなきゃだめでしょ?早くしようよ」

「やだー」

「なんで?お着替えしてくれないとパパも忙しいの」

というやり取りをよくしてた。これを、Yes,Butの表現をした時に

「パパ遊ぼー?」

「そうだね。パパもはるくんと遊びたいけど、お着替えしてすっきりした方がそのあといっぱい遊べるよね?」

って言ってあげた方がいいかな〜と思った。その読んだ物には、受け入れて共感をすると満足するので、そしたら素直にこちらの事も受け入れると書いてあって、これ、別に育児だけじゃなくて、お仕事とかでお客様ともめた時にも

「お客様、そこ違います。これこれ、こういうわけで・・・」

と言うよりも

「お客様のおっしゃっている事は理解できました。そうとられてしまったんですね。でも、申し訳ありません、実際はこれこれ、こういうわけで・・・」

と言った方が相手の怒りメーターを上げることなく自分の事もきちんとお伝えできるのかな?って・・・まだまだ人として問題たっぷりのYoshiなので、これを頭に入れて仕事にプライベートに励みたいな〜と思った月曜日。週はじめから山奥な場所に行った日だった。

朝からお化けビルに直出。車に乗って某会社さんの担当者さんと打ち合わせをしたんだけど、打ち合わせの内容は好感触。すぐ実のなる仕事ではないけど、こうやって種をまくことは必要なことで、その花が来年咲こうが、5年後に咲こうが自分のやった仕事は無駄にはならないと祈りたいもの。

11時くらいに打ち合わせが終わっていったんお化けビルに戻り先輩と近くの中華料理屋さんでえびチャーハン。久しぶりに食べるとこのなつかしいおいしさがよみがえるもので、でも、さすがに、豚バラあんかけチャーハンは食べれなかった。笑 そして、午後は午前中のお客さんの会社さんの所まで行ってとあるシステムの説明会。自分は直接の担当者じゃなくてオブザーバー的なポジションだったけど、会場がものすごく寒い。ただでさえ山の気温は・・・みたいな状態になっている所にさらに会場が寒い。説明会は1時間くらいで終わったけど、その終わりの時間に別件でその会社のいつもの部門とは違う部署の人とお話をする機会があって、そこで冒頭書いた話。

相手の会社さんの担当者さんは日ごろのシステムの不満とか問題点を僕に言ってきたけど、そこは契約。自分も、But・・・から始めちゃったもので

「それは、契約外の仕事になりますので別料金をいただくしか・・・」

「契約書の中にその内容は入ってないですよね」

とか、Butで始まる会話をしてしまったせいなのか、お客様もムッとされた場面もあり・・・別にうそはついてないし、裁判になれば絶対に勝てる内容。でも、仕事って契約書以外の部分も時には大事な事があって、外資系ではない普通のちっぽけな会社のYoshiとしては、義理人情でも動かなきゃいけない場面もあるなあと・・・

「そうですか、お客様はそう理解されちゃったんですね。申し訳ありません、それは契約された内容には入ってないので・・・」

「わかります。そう判断されちゃうの、自分が担当者であれば同じ事を思うと思います。でも、残念ながら、今の契約では、その内容はできないんです」

と言った方がどんなによかったんだろうか??家に帰る帰り道。ずっと反省してた。本当に自分で使えない男だ・・・と。実際、直接のカウンターパートナーでもないし、権限も持ってない人、けれども、こういう人たちの声なき声にキチンと答えていくのも時には必要なんだなあと自覚した。

最近自分はどうもダメだ。イライラしているのか、それとも周りが本当にイライラさせているのか分からないけど、たまに自分のリミッターを調整できない事があるっていうのを自覚している。自覚症状出ているって事は末期だって事は理解しているつもりだけど、一言しゃべる前に少しだけ深呼吸してからしゃべらないといけないなあ・・・。反省。

Butから入る会話も時には必要だけど、ずっと長く一緒にいたい人とは仕事であれ、プライベートであれ、相手を許容する気持ちから入らないと長続きしないなあと思いませんか?自分の事ばっかりしゃべって相手の事考えなかったり、逆にいろんな人の気に入られようとした結果、実は大切な人達が側から離れてしまったり、相手が自分に対して受け入れて欲しいというアナウンスを見逃していたり・・・思い起こせば数限りないYesを使わなければいけない場面が身近にあるなあとしみじみ思った。

「そうだね・・・すごく悩んでいるのは良く分かるよ。でもね、安易に考えないでよく考えてから結論出そうね」

今日、僕が最後に言った言葉。現実はとっても重く、時にはBut・・・と言ってしまいたい自分。でも、まずはそれでもYesから始めようと一旦深呼吸して口にした言葉だった。

今週もHARD。でも、気持ちが萎えると良い出来事は減ってしまうのでまずは気持ちから前向きになろうと思う。


あと少し、ほんの少し、僕に勇気をください・・・