今までありがとう、安らかに・・・

yoshi-blog2005-03-17

人は誰しも有効期限がついてます。人として賞味期限は過ぎたとしても消費期限まで存在していることが「生きている」証だと思うのです。私は、この世に生を受けました。今もこうやって、大きな生命体である地球の上で、酸素を使い、二酸化炭素を吐き出しています。そして、自分の存在意義が見出せないまま、今、この瞬間も人間として生きているのです。

たまに凹んでいる時にうつ病っぽく、考える事があるんだけど、なぜ僕という存在がこの世に生を受けているのだろうと(誤解しないでね、自殺とかそんな事はしないので・・・笑)神様は僕をこの世に生かしてくれたと言うことは、この世で何か使命を受けているのではないのか?正義のヒーロー気取りでは全然ないんだけど、僕は何か、誰かに影響をあたえているんじゃないのかな?もし、そうじゃなかったら、この世に生まれてきている意味はないんじゃないの?って考えるのです。

人間は、なにかしら生きている意味はあると思います。自分にはわからないかもしれないけど、生きているからこそ、自分が存在してる。そう言えるのかも知れません。でも、正直生きているというのはとっても難しいことで、かつ、大変なことなんだな・・・って今日。実感しました。人は忘れているかもしれないけど「有効期限」という物が付いて回ります。いずれ死ぬ時がくる、その時って誰もがわからない、死を恐れるな!と聖戦を誓う宗教なんかが叫びそうだけど、死を恐れるから、人はそれまで必死に生きるんじゃないのかな?とも、考えるのです。

僕もいつ死ぬかなんてわかりません・・・でも、生きてきたからには精一杯生きてこよう。そんな風に思って今まで色々がんばってきたものです。その間には、多くの人と出会い、いくつかの人と別れ、いろんな人が僕に影響を与えてくれました。そして、自分も知らないうちに誰かに影響を与えていたのかもしれません。虫の知らせって信じますか?僕は結構信じます。人間って気が付かないうちに何かを把握している気がすると思うのです。昔、ひいおばあちゃんがなくなった時もそうでした。いつもと違う行動、違う思想、無意識の中で人は何かの情報を得ているんじゃないのかな?そう思うような気がするのです。

なんとなく、なんとなく、「あの人どうしているのかな?」そんな風にちょっと前に思ってました。別に最近会った訳でもないのです。数年間会ってないのです。ふと、歩いている時に「あ〜そういえば、どうしているのかなあ?」そんな事、ふらっと思い出したように気がついたのです・・・それから、数日、何事もなかったように時は過ぎてました。今日、仕事で、ある人と電話していたのです。

「あのね、驚かないでほしいんだけど、○○がね、亡くなったの」

「うそ・・・」

「うん・・・」

「いつ?」

「結構前に・・・私も最近知ったの・・・」

「・・・・」

絶句でした・・・なんともない、この上ない絶望感というか、「まさか・・・嘘だろ?」という思いが強くて、心の中がぽっかり空いてしまった気分でショックでした。僕は何人かのお姉さんと呼べる人達がいます。その中で一番愚痴を聞いてくれたり、大切な相談を聞いてくれた人でした。この人が僕に昔こんな事言ってました。

「Yoshiはもう少し落ち着いてれば、何事もうまく回るよ。私ね、今彼氏がいなかったら、全然OKだと思うよ」

もちろん半分お世辞だと思います。それもわかってます。僕がある時期、本当に悲しい出来事があって、もうどうにもならない時に、

「今日飲みに行こうか?私仕事終わったら空いてるから付き合うよ・・・」

そう言ってくれたのも彼女でした。お互いの間で何かがあったって訳じゃないけど、彼女のおかげで今の自分があって、自分が立ち直るきっかけを作ってくれたのもあなたでした。そのあなたが、もうこの世にいない・・・お互い転勤して、物理的な距離が離れてからはロクに連絡も取ってなかったけど、年賀状送ったのに返事こなかった時に「あれ?どうしたのかな?」と思って行動にうつしているべきだった。確認していれば、こんな後から知るなんて事思わなかったのに・・・

今となっては、もう後悔しかできない。何があったのか分からない。でも、あなたに出会えて僕は幸せでした。今まで本当にありがとう。今は安らかにお休みください。ただ、ただ、あなたの次の世界に行った先でも幸せでいられるように祈らずにはいられません・・・

もし、僕に何かあった時はこのBlogが急に更新されなくなった時です。その時は確認していただけると幸いです。まあ、そんな事はないと思いますが・・・


本当に、今までありがとう。お悔やみ申し上げます。