雨降っていたみたい・・・でも気が付かなかった。帰り道電車から降りてバス停に向かうときに「あっ今日は雨降っていたんだ」と心の中でつぶやく。でも、ぬれなくて良かった。そんな1日。今日もあっという間に時間は過ぎた。
「あれ？地震？」
そんな風に思う僕。布団の中で多分小さいのかな？しばらくほっといてみると、建物がそのまま横になり、襖が下になるくらいに建物が転がる。
「まじで？？？」
びっくりしてみるけど、気が付いたらなんの事はない夢だった。すっごく気持ちが悪い・・・なんかの暗示かな？半分まどろみながら、歯ブラシのスイッチを入れる。頭の中で「今日は13時から検証作業して、後は資料チェックして、うーん。そういえば電話もしないとなあ・・・」そんな事を思いながら、シャワー浴びていたけど、眠気は全然取れない。変な夢見たせいなのだろうか？
Σ(＞д＜) イテッ!!
思わずぼけっとしていたから、ひげ剃っているときに斜めに刃を当てたみたいで白い泡に赤い血がまじる。その瞬間に目がはっ覚めて、やっと体が動き始めたようだ。
いつもと同じタイミングで出てこれて、そのまま洋服着替えて支度したらもういつもの時間。
「そろそろ行かなくていいの？」
「ああ、もう行くよ」
そんな短い会話と儀式を済ませて、玄関を出る。階段を下りて家の前の大きな桜の木が真っ赤になっていた。
「もう紅葉の季節なんだな・・・・」
朝もちょっと肌寒かったり、これから人恋しくなる季節なのね・・・もう少ししたらコートを出して、マフラーしている女子高生もちらほら出てきてるし、あっという間に冬になってしまうのかな？そういえば、今日は近所の人いないや。ラッキー。近所の人と会うと軽く挨拶しているけど、バス停ではなんか気まずい雰囲気になってしまうから、朝会わないとちょっと気持ちが軽くなったりして・・・そんな風に考えてたらいつもよりバスが早く到着したので乗り込んでから本でも読んでみようかな？って思ったけど、眠気には勝てず駅まで爆睡状態。
人間の本能とは素晴らしい物で、音楽聴きながら目を閉じているけど、バスのタイヤの状態。アナウンス。バスの進行方向で脳裏に焼きついた光景が浮かんできて今はこの辺を走ってる。今はこのバス停だろう。よく音楽聴きながら把握してるよな〜と思うけどちょっとここでリラックスしているので駅に着くとようやく仕事モードにチェンジしているみたい。
会社について、例の人はすげ〜機嫌悪そう。っていうか知らないし、触らぬ神にたたりなしなので、今日は終日淡々と仕事していた。午前中は調べ物していたり、適当に知り合いと話していたりしてあっという間にお昼休み。少しだけ出遅れたので観光地はどこに行ってもお店が長蛇の列、開いてるお店＝マズイお店って事で断念してお弁当買って部屋でご飯食べた。
午後1時から検証作業をしていたんだけど、ダブルブッキングになっていたのをすっかり忘れてしまって、電話で呼び出される、
「ε=ε=ε=ε=ヾ(;◎_◎)ノ ヤバヤバ。」
そんな言葉を心の中でつぶやきながら廊下をダッシュで会議室に滑り込む
「ゴメンナサイ。別件で立て込んでまして・・・」
言い訳をしながらもさっと目を通して、意見を言う。
「結局、僕らは出来る事はやってます。後は淡々とこなしますから、調整をお願いします」
そんな話をして30分。終わってからは元の部屋に戻り、夕方まで検証作業と段取りの手配。打ち合わせとΣ(゜Д゜；≡；゜д゜) 忙しく仕事してた。職場に戻ってからもまだ機嫌悪そう。(゜Д゜)ウゼェェェ 。めんどくさいので、後輩がちょっと来てたので休憩しながら情報交換。彼も週末新居に引越しらしい。自分も家を買おうかな？って思った事もあるけど、今は無理。ちょっと人とは違う事が目の前にあるから、そっちをなんとかしないとそんな事考える余裕もない。
日も落ちて、人もまばらになってからの方が集中力が増してくる。溜まった10個のやることリストも後1個だけになって、大満足。その後は本社に電話30分。別の会社に30分。さすがにしゃべり疲れたけど、仕事ははかどった。9時前には仕事を終わらせて家路へと足を運び、エスカレータに乗っていつもの会話
「今日どうだった？なんか言われた？・・・・うん・・・そっか。まあ、しょうがないね・・・」電話を切ってからいつもつくため息。でも、そんな顔してたらだめじゃないか・・・いつも思うけど、なかなかうまく自分をコントロールできない。
家に帰ってから軽くネットサーフィンして、鳴らない携帯を充電してみる。すっごく外が騒がしかったので窓を眺めてみるとものすごい風と大雨。ちょっとタイミングがずれていたら心も体も寒い思いをしていたのかもしれないな？でも汚れているんだからこの大雨で洗い流せばすぐ落ちるのかな？でも一度汚れてしまったものは完全には白くならいなんだよ。どっかで誰かが言ってた台詞を思い出す。
明日は午後から、休み取れそうだから、心の洗濯をしてこよう。
