お通夜・・・

実感のない現実って、なんだか不思議な気持ちになりませんか?今ここにあるシーンが本当は現実じゃなかったり・・・けれど、やっぱり現実だったり、何気ない静かな気持ちでいっぱいのYoshiです。こんばんは(*_*)

今日は会社を忌引にしてお休みにしました。
おばあちゃんのお通夜でしたからね・・・

夕方まで時間があったので、ちょっといつもの懺悔の日。今日は数年ぶりに嫁さんを連れて行ったけど、まあ、なんてことなかったけど混んでいたな・・・今まで使っていたパーツの設定を変えてもらいたくて先生にお願いしたんだけど

「設定変更なら自分でやれるようにマニュアル渡しておくよ。でも、気を付けてね、自分の体に無理のない範囲で使うものなんだから・・・・ただでさえ今の設定値は決して低い値ではないんだからね」

と言われたけど、しょうがない。体がもう今の設定値では受け付けないんだからしょうがない。こうやってサイクルが短くなっていくんだろうな・・・覚悟はしているけど。

そんなつまらない儀式の後は、ちょっと短いけど嫁さんとデート。
単に、お買いものお昼ご飯食べただけ。たまの平日休みらしいことをしたと思う。

あとは、家の前で車のガラスコーティングのメンテナンスとか掃除とか・・・せっかくピカピカになったけど、たまに雨がぽつぽつふってきて、つくづく自分が車を洗うと雨が降る伝説は顕在だなあと思う。

色々こなしたけど、夕方。
はるくんと、あいちゃんは

「あれ?パパ、今日なんでお家にいるの?」

「うん。今日は会社おやすみなんだ・・・」

「どうして??パパはなんで黒いスーツ着ているの?これからお仕事???」

質問攻めだったので、ちゃんと、お話する事にしました。

「あのね・・・はるくんと、あいちゃんもあった事ある、おばあちゃんがね。亡くなっちゃったの・・・だから、パパはさよなら言いに行ってくるんだ。お葬式に行ってくるの。今日は夜遅くなっちゃうから、パパだけで行くけれど、はるくんとあいちゃんは明日バイバイしようね・・・」

そう言ったので、はるくんは、なんとなく察したようでした。あいちゃんは全然理解してなかったけどね。

「パパ、はるくん、前にお葬式、前に行ったことあるよね?小さい時」

「ああ・・・そっか・・・覚えているんだ」

たしかはるくんが2歳くらいかな?母の妹が亡くなった時の事を覚えていたようです。

子供に、人が亡くなると言う事を伝えるのは難しいね。本当に難しい・・・いつか理解してくれるとは思うけど、自然に普段通りに・・・そんな感じになるのかな?

親族だったので、早めに会場入り。
もう準備は整っていました。

「いい写真だね。よくこんな綺麗な写真残っていたね」
「数年前のなんだけどな」

遺影の前で父親と話ました。不思議な時間・・・式が始まるまで、静かにぼけっと見ていたけど、なんか不思議。今回お花代も持ったので、自分の名前が書かれているのも不思議。お棺も空いていたので、おばあちゃんの顔を眺めたらとっても綺麗にお化粧されていて、穏やかなお顔でした・・・

今回は若い従妹とかがいるので特に役割なし。久しぶりに会った従妹には、

「今日はるくんはどうしたの?」
「うちの子、早寝だからお通夜最後まで持たないから今日は自分だけ」
「せっかくうちの子連れて来たから楽しみにしていたのに・・」

って親戚中にお前の息子と娘はどうした?って質問攻めだったけど、夜眠くなると二人とも電池切れてめんどくさくなるので明日ね・・・って言ってたけど、久しぶりに集まる親戚達っていうのが今日みたいな場所になっちゃうってやっぱり年をくったって証拠なのかなあ

お通夜がしめやかに営まれました。

たった1時間ちょっとのお通夜だったけれど、83歳のおばあちゃんにしてみたら、びっくりするぐらいの参列された方がたくさんいてずっと列が最後まで途切れなかった・・・なんか、ぼんやり眺めていたし、自分も、お焼香したりしたけど、なんか実感わかないのなんでだろう?って思いながら時が過ぎた。

でも、お経を聞きながら考えていたけれど。
やっぱり大往生だったのかな・・・

最近、こんな年齢になったせいもあり、不幸の話を聞く機会が多くなるけど、なかには、まだまだがんばれるだろうって年齢の方もなくなってしまう話を聞くと、おばあちゃんは長生き出来てよかったのかな・・・

こんなお通夜だったけど、明日は告別式です。
天気もよさそうだし、最後のお別れに行ってきます。

今日はこんな感じ
ではでは。