黒子Days・・・

最近本業でない仕事が多くなりすぎて本業がおろそかになっている感は否めず。本業を粛々と進めたい反面誰かが犠牲にならないと全体最適も得られず結局対処療法的にdispatchしていくのには限界があるなあと思っているYoshiです。こんばんは(+o+)

だいたい、ポジション的にはtemporaryなんですよね。手が足らない所のフォローをするとか別に固定的な仕事がない分flexibleに色々やれるポジションではある反面、よろず相談係的な仕事も多く。Yoshiが忙しくなるってのはあんまりよろしくない状況だっていうのは自分でも理解しているけれど「悩んでいるなら自分で対応した方が早い」と根本対処しないから毎回毎回その場限りの対応が多くなってしまうなあと思う今日この頃。

今日は某社さんで、とある仕事が入ってまして、朝からバタバタしつつも超段取り魔なので前日まで機材の準備とか、その他対応済みだったので今日の予定としては集合時間1時間前に最寄駅に到着して水曜日恒例のマガジンを読みながらファーストフードでお昼を食べつつ午後のイベントに臨むって段取りだったんです。だから会社を10:30に出なきゃいけない。そんな状況。

9:30会社
2-3やりたい細かい事をこなしてから出かけよう。通勤中の電車の中で自分なりの段取りを組んだのに、それを崩されると非常にやりずらい・・・ま、しょうがないんだけどね・・・あっち電話したり、こっち電話したり、そんでもって今日のイベントの件で残り1時間もないのに緊急対応しなきゃいけないものも出てきて結局会社出たのは11:00すぎ。つまり昼飯も、漫画を読む時間も予定も全部パーって話。

しょうがないから、そのまま、荷物を持って某社さんへ。
都内のとある場所にある大きな会社さんなんですが、いやーすごいね・・・ここのオフィスは初めて来たけど、受付でさ入館手続きするわけですよ。そしたら、受付のお姉さんが

「それでは、ゲートを通って、あちらのグリーンのソファーでお待ちください」
って言うので行ってみたら、目の前にスタバがあるの。スタバが・・・パチものではなくて本物のスターバックスが会社の中にあった。

ほら。大きなビルの1階とかにテナントとして入ってて「うちの会社にもスタバあるんですよ・・・」とかじゃなくて、本当に社員専用のスターバックスがあるの。当然セキュリティ通らないと入れないエリアなので近隣の住民も使えず、社員と来客用の為にだけに存在しているスペシャルなお店。もっともコーヒー大嫌いのYoshiには全然関係ないんですけどね。(笑)

で、担当者さんに案内されて某所へ。
今日は、この会社さんで開催されているスペシャルなイベントに、うちの会社が来賓としてお呼ばれしていてうちの会社の偉い人がお話しするって日だったのでYoshiさんは事前にセッティングがあるので先乗りしたって感じです。

大きなプレゼンルームに通されて、セッティング開始。
事前に持ってきたコンテンツがちゃんと動くか?音は出せるのか?映像は綺麗に映るのか?基本的な事だけど、こういうのって大事なんですよね・・・結局セッティングとか調整に30分くらいかかっちゃったよ。

「Yoshiさんお昼は食べましたか?」
「いや、大丈夫です(本当は食べてない)」
「そうですか・・・もし食べてなかったら、うちの会社の食堂にご招待しようかと思ったんですが残念です」
「あはは。そうですねえ・・・次機会があったら」

あーくそー見栄はらないで食べてないって言えばよかった。結局その人達も食べてくるって言われて、Yoshiは大きな別室の会議室が講師控室みたいになっていたので、そこでお待ちくださいみたいに通されたんだけど

「Yoshiさん、お飲み物お持ちします。あと、ネットは自由にお使いください。何かありましたら、私に言って頂ければ対応いたします」

みたいな秘書さんっぽいお姉さんが付いてびっくり。でも、部屋にぽつーんとしてちょっとやることなかった。苦笑

そして、うちの会社の講師となる人と上司をお出迎え。たまたま某社さんのIDカードをぶら下げていたので上司に

「なんかここの社員みたいな雰囲気だな」
「そうですか・・・じゃあ、ここの方が条件よさそうなので転職します」

とか、漫才やりつつ、ここから本番。今日は200名弱の人の前でプレゼンがあります。失敗は基本許されません。最後の確認タイムに今日喋る内容の確認、講師の機材の使い方から黒子のYoshiさんもミーティングします。今日はうちの会社以外にも2-3社いて、ポジション的にはオオトリです。普段なら事前に他社さんの講演資料とか取り寄せて確認するんだけど、そんな時間もなかったので、テーマが同じだとたまに内容がかぶるの可能性もあるので、その辺は臨機応変に・・・って事になった。講師の人も前日までに渡したQ&Aとかサブ資料を読み込み準備完了。

あとは、自分も空き時間はずっと他社さんのプレゼン聞いていたけど、やっぱ、そうだよね・・・このテーマなら、この話するよね・・・みたいなかぶった箇所とか、うちのコメント修正しなきゃいけないポイントとかもあったので、休憩時間に講師とヒソヒソ話をして

「A社さんは、こういいました。うちの会社はこんな風にしてますので、ここをポイントに答えてください」
「A社さんとB社さんが説明しているここのページはうちのページとかぶってますので資料の説明は飛ばしてもOKです」
「B社さんは今回主催しているX社さんのリップサービスをしてました。うちも言いましょう。この件と、この件でX社さんと一緒に仕事をしています。〇〇の映像の大体2分ぐらいの所にX社さんの商材がうつると思うので、そこで、コメントを入れてください」
「C社さんが〇〇の説明をしました。うちの会社はC社さんのライバルの会社の製品で対応してます。今日のプレゼン資料にも少しだけ説明があります。この説明はバッティグして、C社さんも力を入れて説明してしまったので、ここのページのトーンは落として話をしてください」

みたいな・・・よくある話です。共同で講師やってる会社さんの悪口とかネガティブと取られる発言はマナー的にもよろしくない。だから、こういうの結構気を使うので他社のプレゼンって言っても黒子の時は寝ずに聞かないと後で大変な事になったりするんですよね・・・

とか、そして本番、今回の講師はスペシャルな講師役の方だったのでプレゼン慣れしていたので特に問題はありませんでした。

今回持ってきたYoshiの用意した内容は、機密指定の情報とかリリース前の内容が含まれていたので事前に参加するお客さんに配布はしなかったし、配布する予定もなかったんですけどね・・・まー予想外に評判が良かったみたいです。特にうちの会社だけしか用意してなかったけど、プレゼンで喋るだけじゃなくて全体の25%を映像を流してプレゼンしたのでとっても印象に残ったみたいでした。昨日3時まで最後の最後、映像を編集しておいてやったかいがあったぜ・・・みたいな感じ。

講演も終わって講師控室でお茶を飲んで雑談していたら

「Yoshiさん、ご相談がありまして・・・」
「なんでしょう?」
「今日の講演、みなさん関心が高くて、御社の資料をぜひ欲しいと言う方が殺到してまして、機密指定の情報が入っていると言うのは講演を拝見させて頂いて理解はしているのですが、なんとか対応していただけないでしょうか?」

って言われちゃったよ。(笑)
こんな事、初めてですわ・・・まあ、要検討ですが、最後のオオトリって所もあり、長々とプレゼンしているだけではなく実際の映像を見せてインパクトを与えたって所、そして唯一うちの会社だけ商品紹介的なトーンは極力落とした所が良かったのかしらね?

準備期間実質10日くらいのイベントがこれで無事終了。
終わった後に、懇親会どうですか?って言われたけど、その辺はうちの上司とか講師に任せて自分はパス。だってお腹すいたし、疲れたし、何より、今手元にあるこの機密情報が入った物を持ったまま酒を飲む勇気がないって事で、まっすぐ職場に帰って残務処理して帰宅。

今日は疲れたな・・・
実質ほとんど一人で対応してたからな・・・
でも、色んな人に「今日の講演はよかった」と言ってもらえて、黒子としてはとっても満足。

決して光が当たるわけでもないし、目立つわけでもない。でも、光は影がないと映えないし、実質どんなプレゼンにするか?どんなことをするか?そういう組み立ては裏方の自分がやったので、そういう意味では満足感はあるかな?もっとも、これが次のビジネスに結びつかなきゃ意味がないんだけど、まずは今日の自分にお疲れちゃんと言いたいですわ。

でも、もう終わりにしたい・・・これで今年は最後にしたい。
だって、完全にイレギュラー処理だもんね。

さ、酒飲んで寝よ。
誰か、お酒飲みに行きませんか?まったり飲みたい気分ですわ。

今日はこんな感じ
ではでは。