一日早いけど、お誕生日おめでとう・・・

yoshi-blog2006-09-28

今日は僕にとって、とっても大切な日です。

ちょうど一年前の今日。僕にとって人生が変わった瞬間がありました。今こうして振り返ると僕がなんで生まれてきたのか?どうしてここに存在しているのか?それが分かった日だったのかもしれません。去年の今日から、今までが生まれてきて一番早い1年だったなあと振り返ってみるのです。

去年の今頃。これを書いている時間(21時頃)は不安と期待が入り混じる微妙な気持ちだったけど、まだ見ぬ姿を想像しながら苦しくて、でもうれしくて、ただ、ただ、無事にこの世に生を受けてほしいそんな気持ちだったのかもしれません。

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生まれて、家に帰る途中、空は白んでいたけど小さな星の光が見えて、風がちょっと強めに吹いた瞬間に鳥が木々から飛び立った瞬間僕の中でも何かが変わったんだなと実感した時があって、それからもう1年がたちました。

正確には29日の深夜1時ごろになるので、明日が適切かもしれないけど、明日は明日でこれまた出来事があるので今日振り返る事にしました。もう1年がたった。本当に無事にここまでこれたなあ。ホッとしている自分と、まだどこか不安な自分がいるけど、日増しに成長していく姿を見るだけで目頭が熱くなる事ありませんか?

身長も座布団半分だったのに今じゃ座布団からはみ出すまで身長が伸びました。

たった3キロ弱だったのが、今じゃ10キロ近くまで増えて抱っこする度に重みを感じるようになりました。

眼を開けてくれなくて、いつになったらこの子の笑顔は見れるんだろうとワクワクしてたけど、今じゃ毎朝起きてくる自分を見つけてはニコニコしながら近づいてきてくれるようになりました。

か細く泣いている声が大きくなって、泣き声以外にも笑ったり、うなったり、叫んだり、自分を表現してくれるようになりました。

ミルクを5cc消化するのに2時間かかったけど、今じゃ1日3回パクパクご飯を食べてくれるようになりました。

少しづつ、小さな成長を毎日繰り返していて気がついたら色んな事を覚えてくれて、色んな表情を見せてくれて、こんなバカでどうしようもない父親を大切な人と思ってくれてるからこそ、自分がより「しょうがないがんばろうかな」と思えると思うのです。

大変?たしかに大変かもしれない・・・寝れない事もあるし、自分の時間は取れないし、子供なんていない方が自分らしい生活ができるかもしれない。色んな所に旅行に行ったり、映画を見たり、当てのない深夜のドライブとか、身一つでふらっと出かけたり、合理的に考えたら子供なんていない方が楽かもしれない・・・でも、それ以上に自分の事を必要だとしてくれる人が側でニコニコしている最高の笑顔を見ながら生活できるって、どんな物にも変えられない何かがあるような気がしてならないのです。

最近、家に帰ると一通りの用事を済ませると、寝室で寝ているはるくんの側で寝顔をずっと見てる事があります。どんなに嫌な事があっても、イライラしてても、この寝顔を見てるだけで「あー俺何無駄に悩んでいたんだろうなあ」って思えるようになってきたのです。よくこういうこと結婚前に会社の先輩に言われていたけど最近「あーこれがそれなのか・・・」って妙に納得してしまって、そう思えるようになっただけでもこの1年本当に自分にとって良い1年だったなあと考えるのです。

もちろん、楽しいことだけじゃない。考えれば死ぬほど辛い現実も待っていて、今はその事から自分は逃げている。正確に言うと「考えないようにしている」「楽観論者だろ?と自分に言い聞かせてる」と思う。でもね、だからなんなの?自分だけが悲劇のヒロインじゃないけど苦しんでいると思うのは大間違い!そう考えるようにしているのです。自分の子供が好きで、かわいくて、大事にしたければしたいほどわが子の事で悩むってどの親も当たり前で、人は多かれ少なかれ何かしらの現実という壁に直面していて真正面からぶつかっているじゃん・・・自分だけ逃げるのはやっぱり良くないし、そもそも親じゃなくて本人が現実と戦っているのに親が逃げてどうする?ただ、そう思うようにしているのです。

最近よく思うのがこれまたありきたりだけど「親の気持ちは親にならないと分からない」っていう言葉が本当に身にしみる。よく自分の両親はこのプレッシャーに耐えてきたのだろう。今思うと本当にひどいことをしたし、苦労させてたんだなあと反省してたりするのです。小さい頃は僕はぜんそく持ちででした。夜中寝れない事も結構あって、その度に親にすがっていたのを思い出す。小学校2年生までは毎日病院に通ってました。小学校に入ったら今度はアトピーがひどくて毎晩血だらけになってました。親に頼んで両手を縛って寝た事もあるくらいひどい肌だったのを思い出す。病気だけじゃなくて、自分の心の問題、環境の問題、色んな事を後から親がどう対応していたのかが気がついてやっぱり自分は親の愛情の中で育っていたんだなあと気がついたのは本当につい最近の事です。自分の親と比べるのもおかしいけど、じゃあ自分はこの子に対してどこまでちゃんと出来ているんだろう?って考えるとまだまだ未熟で本当に申し訳ない・・・と悔やんでしまうのです。

でも、まだ1歳。これからこの子には無限の可能性が秘めていて、どんな道に進むのか?どんな人になるのか?想像もつかないけど、親の目からみてただ元気で笑顔の素敵な子になってくれればいいかな?それ以外は別に特に勉強して頭良くなってほしいとかスポーツできてほしいとか、そういう願望って本当になくて、素直な子で自分を持っている子であれば特に何も言う事はなくて、ここの駄目な父親という良い反面教師がいるのでそれを見て自分で納得できるような成長ができるといいなあと思うのです。人生を考えるとまだ1歳なんてなんの通過点にもならないけど、やっと1年。もう1年。たかが365日だけど、365日は一日も同じ日がなくて、毎日何かしら自分の琴線に触れる出来事があって、気がつけば365日経過してた気がする。なんか自分も子供が出来て笑ったり、落ち込んだり、悩んだり。また自分が成長するキッカケを与えてくれた事に本当に感謝してます。

見た目からは相当ギャップがあるらしいけど、子供は昔から嫌いじゃなかったけど、自分の子供ってどうしてこんなにかわいくて、いとおしいんでしょうね。なんか年を取ると人間は涙もろい生き物になるのかしら?今日という日を迎えられて本当に幸せです。そして、次の1年はより実りある1年で、子供だけじゃなくて自分も成長できているといいなあと思います。

こんな日が来るとは思ってなかった。正直ダメかと思ってた・・・何度も何度も覚悟した日があった。深夜の病院で一人嗚咽して、もうどうにもならない現実の壁が高くて、高くて・・・それでもこの子は必死に生きていた。がんばってくれてた。それでも、今日という日が迎えられる自信がなかった・・・だから、本当にうれしい。この小さな幸せをこれからも大切に、大切に育ててみたいものです。


はるくんへ・・・

はるくん、がんばったね。今日で1歳だよ。パパすごいうれしいよ。本当に・・・・

すっごく大きくなったね。いっぱいがんばってるよね。

パパさ。はるくんに出会えて本当に良かったよ。

はるくんが生まれてきたときさ、パパの小指を握ってくれたけど、今でもあの感触忘れてないよ。

ドキドキしながら首の据わらないはるくんを抱っこするのもぎこちなかったけど、今じゃはるくんもパパの抱っこになれてくれたよね。

はるくんはパパの事好きになってもらえたかな?

こんなパパだけどさ、はるくんの事これからも大事にするからね。

1歳になったから、今年はもっともっと色んな所にパパとお出かけしようね。

はるくんと今年やりたいこととか、行きたい所たくさんあるんだ。

パパね、はるくんが側にいてくれるとすっごいがんばれるんだ。

はるくんもいっぱい食べて、いっぱい寝て、遊んでおおきくなってね。

これから、一緒にがんばっていこうね。

一日早いけど、はるくん、お誕生おめでとう。

アナタハワタシノホウセキデス

おことわり

ネット環境の関係で、明日、明後日とブログの更新は出来なそうです。日曜日にマトメテ更新する予定なのでご了承ください。理由は後ほどここに記載させていただきます。