心の中や頭の中に自分だけの思い出の場所ってないですか？僕にもいくつかあるんだけど、その場所は最近全然訪れてなかったんだけど時間の移り変わりと共に知っている景色がほとんどなくなってしまったけれど、なんか懐かしいなあと久しぶりに思い出のかの地で淡いあの時と再開したYoshiです。こんばんは（*^_^*）
今日はちょっと昔話から・・・
どこの会社にも入社してしばらくは研修があって色々新入社員として過ごす時間、場所なんかありますよね？うちの会社にも閑静な住宅街にある広大な敷地がいわゆる会社全体の大きなトレーニングセンターもかねていて新入社員時代数週間寝泊りをした場所。あれからもう十何年経過しているので町並みもすっかり変わってしまったし、その時から何度か訪れているけれども、とは言ってもここ5-6年は行ってなかったかな？トレーニングセンター自体も立替工事もしているし宿泊施設もすげえ綺麗になってびっくりした。実は入社して新入社員の時期が終わって、その後3〜4年経過してから、ある社内選抜的なトレーニングコースに入っていて3ヶ月くらいこのトレーニングセンタに自分の部屋を与えられて過ごした時期もあって、普通の人よりほんの少し愛着のある場所でもあるのです。ここは桜がとっても綺麗だし、色んな出来事もあったし、あの頃の思い出・・・というのが懐かしく感じる場所ではあるけど、本当にすっかり綺麗になってしまったな・・・近くの朝までやっている飲み屋さんは訪問介護のステーションになっていたし、研修施設と宿泊施設の間にかかっていた橋はなくなり新しい橋に架け替えられていて、何もかも目新しさ満載の場所になっていた。
なんで、今日Yoshiがここに来ているかっていうと、通常うちの会社も通期で色んなトレーニングや研修が開催されているんだけど、ある人向けに開催されているトレーニングの外部講師って役割でお招きされているって立場で、ちょうどそのコースの最終日にYoshiさんが2時間ほど人様の前でしゃべるって役割を与えられているいつものなんちゃって先生じゃなくて、今回は正式に「講師」って肩書きでオファーされている仕事。だから、この懐かしい場所に久しぶりに来る事もできたってことなんだけどね・・・
まあ、それにしても扱いがVIPだこと・・・なぜかっていうと、このトレーニングを開催しているが社外の人なわけで本来は、その契約の元にトレーニングを請け負う立場な人達がいるんだけど、そこに特別に自分たちでは説明できない内容を契約元の会社から人を派遣してもらっているっていう所もあり、受けているのはうちの会社の人、運営しているのは別の会社の人、でも、特別講師はYoshiさんみたいな感じなのでいびつといえば、いびつな感じ。
最寄のバス停について、センターにはいる。昔はやる気のない警備員のおっちゃんがなんとなく見ている程度だったけど、昨今のセキュリティ事情なのか、警備員さんに入り口で声をかけられIDカードを見せろといわれるわけ。まあ、当たり前の対応なんだけど、ここも変わったなあ・・・と。敷地の案内板とか、建物とかめちゃめちゃ綺麗になっていたしさ、何このビル？？何この綺麗な建物・・・どこ見ても知っている景色が少ないこと。やっぱり時間が経過しているんだろうなあと少しため息。
先生さんは、交通事情で遅れるわけに行かないので1時間前には会場に到着してくださいなんていわれるものだから1時間半も早く会場についてしまったじゃないか・・・今日の話す中身の予習なんてまともにやってなかったんだけど、それよりもこの知っている景色の知ってなさ加減を埋めるように色々歩き回ってみたり・・・ほんと、綺麗だわ・・・まじでびっくりだわ・・・
本当はYoshiさんが来る様な品格を持ち合わせてないんだけど、まあ、仕事だし、自分が最近こんな仕事ばっかりやってるし、たまたま別の所で説明している内容を聞いた人が「これはYoshiさんにお願いした方がいい」って思ってオファーをくれているのでそりゃ全力でやるけど、まーなんていうか、お客様万歳って感じよね。実際のトレーニングコース自体はなんか3日間やっているらしいけどさ、3日目のオオトリにお呼ばれするなんて緊張するよね・・・苦笑
大きなビルの前でとりあえず担当者だって言われている人の電話番号にかけてみる。
「あのYoshiですが、今到着しまして・・・」
「どちらにいらっしゃいますか？」
「今、〇〇の１階にいるですが・・・」
「分かりました。お迎えにあがります」
お迎えにあがりますって言われちゃったよ！ｗ 今までゾンザイな扱いを受けている時は「勝手に〇〇まで来い」とか言われるのに、さすが先生さま、お迎えにあがりますって・・・って思って電話切ったら、４名くらいの高いヒールを履いたお姉さまとか、お姉さまとか、偉い人ってすぐわかる風貌のおじさんとか、雑用たくさんやらされてそうな若いあんちゃんとか、４人の集団がやってきて全員僕に頭下げるの。やめてーそんなにえらくない下っ端ですから・・・って恐縮しちゃって、なんかやりずらい。
一応、会社的にはスーパークールビズ中なので私服で来ても良かったけれど、一応スーツを着て、ネクタイ締めて上着着てよかったよ・・・革靴はいてきて良かったよ。こんな所にリーボックのZIGTECHはいてちゃらいメガネしてこなくて良かったよ。すげえ雰囲気が真面目すぎる・・・
なぜか、いきなりその場で名刺交換。なんか雰囲気に圧倒されるんですが、
「ただいま、現在参加者はチーム演習中なのでYoshiさんの出番まで１時間ほどありあす」
「そうですか・・・」（そりゃ、あんた達が１時間前に来いっていったからじゃん！）
「どうされますか？参加者が何をやっているか後ろで見学しますか？」
「はあ・・・そうですね。じゃあ、見学させてもらいます」
まさか、そんな４人に囲まれている所で「いやーなんか、つまんなそうなので、自分、あそこの喫茶店でくつろいでいるので出番になったら呼んでください」なんていう事を一切言わせてもらえない雰囲気。苦笑 なので、しょうがないので今やってるトレーニングのクラスルームに後ろから入る。めっちゃ広い会場に、結構な人数の人がいて、一斉に視線がこっちに来る。まさか、このさえないおっさんが本日のオオトリなんて思う人はいないと思う。苦笑
それでも、実際に参加している人は真面目に受講していて真剣なので邪魔もせずにずっと見ていたけど、まあまあいい感じだったのかな？？なんとなくぼけっと発表風景とか、ディベートしているのを遠巻きに見て過ごす。
そして自分の時間になったので
「それでは、本日の特別講師としてYoshi様をお招きしております。それではYoshi様よろしくお願いいたします」
って言われてさ、ええ？さっきのあのさえないおっさん講師だったの？？みたいな視線を一斉に受ける。(笑)
でも、まあ、皆さん真剣だし自分も仕事だし、そこはドライに真面目に２時間弱しゃべったさ。何度やっても、完璧にはならないね。でも参加者の人は、Yoshiさんの話を真面目に聞いてくれたようでメモを取る人、うなずく人、真剣でした。なにせ、超重要社外秘で、今日開催している人を外に出す必要がある中身でナカナカ同じ会社に勤めていても教えてもらえない裏事情的なものをしゃべってますからね・・・まさにそこがYoshiさんが今回参加している意味もあるんですがね・・・
でも、その参加者を遠巻きに例の４人もYoshiさんの話す中身を見てメモしてたよ。苦笑
個人的には反省点はあるけれど、ちゃんと時間内に終われたので良しとしたいなあ。まさか入社して、思い出のこの場所で自分が先生として人様の前でしゃべる事になるとは新入社員時代のYoshiさんは絶対に想像つかなかっただろうなあ・・・
先生タイムが終わったし、特に用もないし疲れたのでさっさと帰りたいと思い。
「本日はありがとうございました。自分次の予定があるのですいませんが、ここで失礼させていただきます」
って言ったらさ
「こちらこそ貴重なお話ありがとうございました。とっても勉強になりました。それでは、お見送りさせて頂きます」
とか言われたよ。苦笑 どんだけVIP扱いされてるの？ホント苦手、だって、エレベータのボタン押されてさ、扉も開けられてさ、バスがしばらくこないからって、タクシーまで呼んでもらってさ、まあ、さすがに支払いは自分持ちだけどさ、でも、なんか、タクシー乗るところまで先ほどの４人組に見送られてすごく自分としては恥ずかしい感じだったんだけど、なんか、その申し訳ないっす。こんなペーペーにそこまでの扱いしてもらって・・・って恐縮しまくりで終わってみたらどっと疲れたよ・・・
おかげ様で電車の中で寝落ちし最寄駅の電車の乗り換え駅を思いっきり寝過ごすというオチもつきましたけどね。
何はともあれ、このVIP待遇もう１回あるんだよなあ・・気が重いｗｗｗ
それにしても最近しゃべる仕事がアホみたいに多すぎる。来週もあるし、８月は地方公演だよ・・・orz でもって９月は２００人の前でしゃべれってさ。あー、なんか、この仕事向いてないから誰かに代わってもらいたい・・・
とりあえず今週あっという間に終わった。
自分お疲れさま。
今日はこんな感じ
ではでは。
