身近なプロフェッショナル・・・

yoshi-blog2010-06-11

いつもくだらない事ばかり書いているアホ日記だけど、今日はちょっとだけ真面目な話。

どんな分野にも必ず「プロ」と言うのは存在するもの。今日はそんなプロの裏側を見た1日。

詳しい事は書けないし言えない。ただ、仕事で某所に行った時の事。元々、ある場所である事をする事になっていて下見ついでに隣の部屋でやっていた撮影現場にお邪魔してた。

ある撮影というか中継と言うか、よくお茶を飲みながらくだらない話するナレーションを担当している方がいて、その人の本番がまもなく始まるからついでに見て行きますか?って言われた。なんでも、ある事で中継画面に決められた台詞をナレーションしているみたい。この人、すごく笑顔がまぶしくて、ニコニコしながら話をする印象的な方。この世界ではなかなかの有名人らしいけどYoshiにも気さくに話をしてくれるとってもいい人。そんな方の出番で、この本番だけ見ていると画面はとっても華やかで洗練された言い回し、笑顔、態度、全てをとっても満点に近い出来栄え。でも、この裏側はどうなっているのか知ってた?

裏側では、何度も何度も練習して、表情や台詞の言い回しを確認して、自分の中でまもなく本番という脳内スイッチを持っているんだろう。さっきまでの笑顔とは別の種類の笑顔?営業用なのかな?とにかくでも目は真剣・・・そんな感じで始まった撮影。練習時間は30分以上あっても実際に使われたのは僅か数分。でも、その数分に手を抜くことなく全力で取り組んでいる。まさにプロだなあと思った。見えない所で努力するのはまさに白鳥が水面下で足をばたつかせているけど優雅に泳いでいる・・・そんなプロの仕事を目の前で垣間見ることが出来た。

プロの仕事ってなんだろう?

何をしても、どんな事を考えてもプロってやっぱり結果が全てだと思う。

どんだけ時間を費やしても勉強しても、がんばっても所詮結果が全て。

でも、人間完璧にはなれないわけで、より完璧に近い仕事をする。結果を毎回120%出す物ではなくコンスタントにアベレージを稼げるのがプロって事なんだろうなあ?って思う。

でも、

この方、このレベルになるまで相当の練習と相当の時間を費やしている。そして大変事もあっただろう。プロにはいきなりにはなれない。当たり前の積み重ねを毎日確実に、着実に積み重ねてきた人しかプロにはなれない。毎日を疎かにした人は絶対にプロにはなれない。これはどんな分野でも同じじゃないのかなあ?

じゃあ、自分は今の仕事を照らし合わせてプロなのかな?と思うとまだまだ。

ただ、今こうして誰かに頼られていること、何かを小さい規模だったとしてもいくつかなし得る事が出来ている日々、そして毎日忙しく出来ること・・・これはいつか自分がこんなプロでありたいと思うあるべき姿に近づけるための日々の積み重ねの途中だと思う。

仕事は毎回成功するわけじゃないけど、誰かに後ろ指差されるくらいなら、誰かに頼られる自分でありたい・・・そして「この人に任せれば大丈夫だ」と思われる人間になりたい・・・

#実際は毎日文句を言われている立場なので間逆で困っているけど・・・苦笑

実際はあるべき姿と今の自分には相当乖離があって毎日悶絶しているけど、経験に勝る武器は無い・・・そう重う日々。苦労はたくさんした物勝ちだとある先輩が入社した時に言ってたけどあの言葉当たっているなあってこんなおっさんになってから気がついた。

他人のせいとか、環境のせいにするのはものすごく楽、そしていい訳がしやすい・・それでいいのかな?って思わない自分が恥ずかしい。そんな自分の視線をそらせてばかりだけど少なくとも「こんだけがんばったからいいや」と妥協するんじゃなくて「これだけ成果が出せた」と思えるプロになりたい。

もっとも、周りの後輩さんや先輩もきっとYoshiの事は「めんどくさいやつ」としか思われてないけど・・・こんな先輩に下にいる後輩が本当にかわいそうだ。(実際直接何かを教えている後輩なんていないけどね)

まあ、なんで急にこんな事思ったかっていうと、あどけない顔で普段ニコニコしゃべっている人がスイッチが入ると真剣にそしてものすごくカッコイイ姿をみてしまったから・・・

まさに女優。Yoshi心の女優さんは今日もとっても、とってもステキでした。

自分もがんばろう。

それにしても、今年は今までにない色んな経験をさせてもらってます。近視眼的になるんじゃなくて、もうちょっと自分の視野を広げていなきゃだめだなあ。

今日はこんな感じ
ではでは。



追伸
自分のスリッパはなさそうです。