あるケーキ職人の憂鬱・・・

yoshi-blog2010-04-06

人の振り見て我が振り直せと肝に命じているものの、どうやら何が正解で、何が正しくて、何を求めているのか分からない紆余曲折の波にもまれて、世の中不条理だと心の中で叫んでいるYoshiです。こんばんは(-_-メ)

最近一つ分かった事がある。

「仕事が出来ない人ほど、意思決定や判断が鈍く、かつ、多数の同意を持って自己納得を求める」

自分で決めるわけでもないし、自分の意思ではなく、他人の意思、それもなんちゃって民主主義に則って正解を導きだす物だから、その意思決定には理由がいる。つまり直感じゃなくて、「あーだ、こーだ、考えました。より所はここです。ね?間違ってないでしょ。だから、こういう風に考えてみたの。ね?いい?いいと思う?これなら、僕ちん間違ってないよね??」

と言うこと。それでも間違いじゃない時もある。百歩譲って、この脳みそ思考が許されたとしてもそのストーリーを自分で書くわけでもなく、自分以外の誰かに考えてもらって、それを多数の人に同意を得る。この動き。

どこ向いて仕事しているのかな〜と思うわけです。

最近、こんな感じで打ち合わせ多いなあ〜と思った火曜日。

今日は久しぶりに酷かった。
何が酷かったって、時間の割り振り。

10:00〜12:00 打ち合わせの準備
13:00〜14:00 雑用
14:00〜21:00 打ち合わせ ネタとしては6個のネタ

もう、疲れたよ、パトラッシュ・・・もう逃げ出したいよ。この非生産的な時間を生み出すために僕はここにいるわけじゃないんだよ。と心の中で叫んでみたり・・・イラッとするのを通り過ぎて若干薄ら笑いすら出てきそうだよ。仕事の話なので説明しにくいけどね、例え話をするなら、僕はケーキ職人なわけ。今度、世界パティシエ協会主催のケーキコンテストが控えているわけ。もう、時間もないし、そろそろ出品するケーキの構想を練って必要な材料を買い付けないといけない時期。本職のケーキ職人なのに、お店のオーナーとか、店長さんとかは、その前にケーキの売り上げを伸ばす為にどうにかしたいと思っている所。

「でも、僕、とってもおいしいケーキを作るのが役目だと思っているんですけど」

「君はおいしいケーキを作れるかもしれない。でも、そもそもこのケーキ屋さんにお客さんが来てくれないとどんなにおいしいケーキを作ってもお店としては成り立たない」

「そのために、レジ係さんとか、ケーキをお店だけではなくてエキナカとかで扱ってくれる所増やすための営業さんがいるのでは?」

「その、営業さんに、君の作ったケーキに対してニーズがあるのか聞くべきなんだよ」

「じゃあ、今度のケーキコンテストはどうなってもいいんですか?」

「ケーキコンテストも重要。でも、お店のケーキ売り上げも伸ばすのも重要。つまり両方がんばれってことだ」

みたいな・・・せちがないよな〜自分の仕事、本来あるべき仕事をないがしろにして別の所がんばろうって言われている状況のような感じ?あくまでイメージですけど・・・

ケーキ職人としても、やっぱりスキルを身につけたり維持する所は必要で頭でっかちの節穴さんにはなりたくないんです。材料費ケチったり、ケーキのオーブンはやっぱりそれなりの物でないと技術だけはいかんともしがたい部分もあるのです。それらいろんな物がパッケージとなって、一体になってからこそ、良いケーキは作れるわけです。

職人だけがんばってもしょうがないし、高級食材だけ手に入れてもしょうがないし、適材適所、役割分担、そういうのがうまく機能して初めておいしいケーキを作れるわけです。本音と建前でお話するのは大いに結構だけど、今この状況で一人焦っているのがなんだかむなしくなってきているのですが、あーあーどうしようって感じ。

誰か、愚痴聞いてください・・・心が本当に折れそうです。

今の僕の気持ちを例えるなら・・・

すげー歌詞www 頭にコレが浮かんできた。

ホントね、この歌詞がまさに僕の今の気持ちを表しているかもしれません。苦笑

でも、最近思う事がもう一つある。

 「自分が嫌いだと思っている人は、きっと僕の事も嫌いだろう」

まー別にいいけど、こういう時は悔しいのでどっちかと言うと、「くそームカツク、だからぐうの音も言わせないようにしてやる!!」と怒りpowerの方が仕事がはかどったりします。どーせ、この後、資料3つあげるまで寝ないでがんばってやるぜ!!苦笑

とは、いいつつも、ネットの記事でこんなのを見つけました。

http://www.lifehacker.jp/2010/04/post_1460.html

どうせなら、この際木っ端微塵に壊れてしまえ!と一瞬思ったのは事実かもしれませんね・・・


どうも、今病みフラグがYoshiに立っているようです。今、この状況で、Yoshiがかわいそうと心配してくれる人が

「今度、飲みに行くか?」

と誘ってくれますが、別に心はまだ折れてないけど、ただ、むなしいだけ。

分かってもらえないだろうな〜この気持ち。

でも、明日出張なので、ゆっくりホテルでアドレナリン沸騰している脳みそを休めてみる事とします。ついでに、あるお姉さんに福島土産を買ってこなきゃいけなくなって

「明日、福島行くんだけど、お土産って何買ってくればいい?」

「えー本当?じゃーままどおる買ってきて」

「何個いるの?」

「えっとー私達4人だからそれなりに・・・」

「味はノーマルとチョコがあるけど?」

「ノーマルで・・・」

「買ってくるけど、なんかいいことあるの?」

「それは、お・た・の・し・み♪」

と言われてもきっと、無駄な仕事が振ってくるだけでなんのおいしさもないと思うんですけどね・・・

と言うわけで、ついでなのでままどおる買ってきて欲しい人こっそりYoshiに連絡ください。
(ただし、リアルでつながりのある人に限ります。&賞味期限短いのでどこかで会えそうな人限定)

今日はこんな感じ。
ではでは。

追伸
誰かの幸せをおすそ分けさせてください。なんかいい話ない?