不安要因愚問嗚咽七転八倒再移動思考停止・・・

yoshi-blog2006-08-01

今日でこのブログをやめようと思いました。

ちょっと書く元気なくなりそうです・・・

人間とはいつも無いものねだり。

最初は「とにかく無事に生まれてきてくれればいい」

ただ、ただ、そう願ってました。

けれども人間とは欲を求める生き物で今まで以上に・・・とかこれからもっと・・・とか今の現状で満足擦る事なく貪欲に欲求をかなえる生き物だと実感しました。今の願いは

「とにかく健康であってほしい」

けれども、これから1ヶ月間。正確には次の検診の日まで針のムシロの上にいるのと同じです。

あまりにも見ている人が多くて、いろんな人に教えすぎた・・・ブログは人に教えると見ている相手を意識しながら書かなくてはならない。赤の他人だったら気にしないでも、そうじゃなければ内容によっては周りを心配させてしまう。この前救急車で自分が運ばれた時にあまりにも反響の大きさに反省したけど、でも、嘘はつきたくないし、適度にお茶をにごすようなブログだったらここの存在価値がない。もうここのサイトに引っ越してきてから908日も書いてるブログ。なのですごく悩んだけど自分が後で振り返って後悔しないように、ここに印をつける事にしました。






今日、はるくんの10ヶ月の定期健診の日でした。先月から心の片隅で引っかかっていた不安。先生が先月の検診で「一人でお座りできる最終段階だよね」って言われてました。けれどもここ1ヶ月全然進歩はなく、一人でお座りさせてもコテッとなってしまう状態で、やっぱり今月の検診までは一人でお座りできませんでした。嫁さんも気になっていて先生に相談してみたら。一つの可能性として、もしかしたら・・・という見立てだけど、やはり出産時の仮死状態の後遺症が残っているかもしれないと嫁さんは言われたそうです。2分間息をしなかったダメージがもしかしたら残っているかもしれない。と言う事でした。

新生児仮死
http://home.att.ne.jp/wave/nicu/page016.html

幸い、うちのはるくんは重度の新生児仮死ではありませんでした。元々2ヶ月早く出産している上に、仮死状態で出産。先生達の懸命の処置で無事退院できてから半年以上特にその辺の状態を気にしてなかったわけでないけど、脳へのダメージっていうのは今後も予見できない何かを抱えている状態で何がトリガーに発見できるかなんて分からないと思うんですよね。今まであんまり詳しくは触れてなかったけど、実は退院前に、MRIで検査してたんです。その時の検査結果は問題なし。出産直後もすぐに処置を先生がしてくれたので安定してたし、酸素の飽和度とか問題なかったんです。生まれた事と退院できたこと、それに日々の生活に興奮してて現実に引き戻された感じがしました。楽しくて、うれしくて、そして新しい生きがいと安らぎの時間ができました。だから今まで問題ないだろうと思ってました。

きっと先生も言葉を選んで慎重に回答したんだろうけど、腰が据わらない原因として出産時の仮死状態が影響で、もしかしたら体を動かす命令をする脳になんらかしらのダメージがあるかもしれない・・・それを聞いただけでも今の僕には十分ショックでした。

もちろん、先生もあくまで一つの要因として話しているだけであって絶対そうだとは言ってないのです。事実、重度であったら顔の表情とか行動とかでも分かるけどその予兆は出ていないこと、腰が据わらない以外は特に問題が認められないこと、いろいろ総合してもしかしたら単純に平均よりちょっと頭が大きいのでバランスが取れなくてお座りが出来ないのかもしれないけど、それでもやっぱり不安。心配。苦しい・・・

母子手帳って定期健診の時にコメントを先生に書かれるの知ってますか?今まで先生は最後に必ず「〜だけど、でも順調です」ってコメントを書いてくれてたそうです。けれども今月はその順調ってキーワードはありませんでした。そんな内容を夕方嫁さんのメールで知りました。帰りの電車でどこか呆然としちゃって気持ちの整理とか全然できてない。もしそうだったらどうしよう・・・

でも、はるくんものすごいおっとり屋さんのマイペースだから、我関せずである日突然できるようになるに違いない・・・でも、腰が据わらない=歩けない と考えたら僕はどうしたらいいんだろう、もしかしたら遺伝的な物だったら僕のせいかな・・・答えにならない愚問をずっと家に帰るまで考えてました。

家に帰ってから嫁さんに詳しく話を聞いたけど、まあ特に今できる事はないし、なるようにしかない。だから、僕は、ただ成長がちょっと遅いだけだと信じる事にしました。ただ、今こうして抱きしめているわが子が元気一杯にバタバタ動いて、泣いて、暴れているのに、そんなダメージがある。全然そんな風に思えないのはなぜなんだろう・・・ 笑い話で済めばいいけど来月まで自分の気持ちの整理と祈るように毎日過ごす事になりそうです。

今も寝かしつけてからちょっと横になって一緒に寝てました。こうして気持ちよさそうに寝てるに、パパが落ち込んでいてもしょうがないよね。ゴメンね。早く一人できちんとお座りできるように腰に手を当てて一生懸命祈ってみました。でも、なんか知らないけど気持ちよさそうに寝ているはるくんの横で嫁さんにも聞かれちゃいけない・・・そんな声にならない嗚咽をかみ殺しながら泣きそうになりました。

僕らのために生まれてきてくれたのに・・・

一生懸命成長してるのに・・・

今までがんばってきているのに・・・

あんなに大変な思いをしてここまで育ってきているのに・・・

それでも、まだ。はるくんには背負わなきゃならない物があるのでしょうか・・・

普通に生活したいんです。普通に笑っていたいんです。

毎日いろんな発見があって、朝を迎える喜び、家に帰る楽しみ、寝る前のいとおしさ・・・

僕は何をしたらいいでしょうか・・・

言葉にならない言葉って、こんな事をいうのかな〜何もできない自分に絶望している。今はそんな気持ちです。手とか、足とかパーツの問題であれば技術の革新の手を借りればまだなんとかなる。臓器だって血液だって、父親から分け与える事ができるかもしれない・・・けど、脳って一番重要なパーツ。絶対にありえないと信じたいけど万が一と考えた場合、僕の脳みそを使ってもらうとか、僕とで脳みそ交換なんて事もできないじゃない・・・

とりあえず今、自分の気持ちが整理できてないままここに書いているので何を書いているのか分からないけど、まずは、父親として出来ることと、一抹の不安を胸の奥の引き出しにしまいこんで二度と出てこないくらいの錘で蓋をして祈るだけです・・・

生まれて10ヶ月。気がつかなかったけど家族の一員として心の占有面積は非常に大きい存在になっている事に今日気がつきました。こんなに心配するって事が七転八倒するくらい苦しい事って事を今日気がついた今、僕は自分が父親だって事をかみ締めた瞬間なのかもしれません・・・基本的にはポジティブな僕なので明日になれば心の再起動は終わってると思うけど、すがるものがあったらすがりたい心境です。

でも、平気。なので心配しないでくださいな。思考停止状態で何かに没頭していた方が今の僕には安らぎの時間に感じるかもしれません・・・

デモボクハゼッタイニダイジョウブトオモイタイ・・・・