励みになると思った瞬間・・・

yoshi-blog2005-01-07

週末なのに仕事がうまく回ってないYoshiです。コンバンハ。最近電車の中で雑誌を読んでいると、間違って設定されていたMP3プレーヤーから同じ曲がずっと流れていても気がついてなくて、どこかで「あれ?この曲さっき聞いたんじゃなかったのか?」と思う金曜日。なんだかついてねーな〜って感じでした。

今日は自分の入社時代の同期が久しぶりに日本に帰ってきているので、みんなで飲もうっていう日だったけど、すっかり忘れてて場所とか時間もうっかりしてました。仕事の方は人の時間拘束しておいて、自分で仕事をしてしまった人に半分振り回されながらも、午前中に打ち合わせするために寒いビル風を浴びながら隣のビルで打ち合わせです。なんかこっちの職場にはおっちゃんしかいない部署で一人派遣のお姉さんの眩しさに目を細めながらも淡々と打ち合わせ終了。

そして、午後から本当はでなきゃいけない会議があったけど、その振り回されてる人の仕事がたまってきたので、後輩に任せて職場に戻ってきたけど、その人の仕事は済んじゃったみたい。人間には2通りの人がいて、「仕事を自分でやらなきゃ気がすまない人」と「仕事を任せたらその人に全部任せる人」っていうのが大方のパターンで、前者の人は仕事の振り方がものすごい下手。頼んだor任せたのならそのままやらせればいいのに、結局ガンバちゃって気がついたらその人またお仕事始めちゃったりしてるんですよ。まあいいんですけど、自分は後者だから、時々?が出てしまう時もあるんですよね。そんな感じで仕事してて、後は本社からお資料待ちで夜の飲み会には間に合いそう・・・そう思ってたけど、5時になっても電話もメールもこない。電話して

「Aさんいますか?」

「今日は外出してます」

「Bさんはいますか?」

「今日はお休みです」

「・・・・じゃあCさんは」

半分ため息交じりでCさんに取り次いでもらったけど、この人はそんなに詳しくない

「あの、例の件の構成検討今日までなんですけど・・・」

「今送ります。Yoshiさんのチェックをまって積算に入ろうと思ってたんですけど」

「いいですよ。時間ないし、そのまま進めてください」

そう言って電話を切って、メールをチェックすると

「なんだよこれ・・・ひでえ!!」

近くの後輩ともらった資料を確認。

「こんなので1週間もかかったんですか?」

「うん・・・」

「本当に使えない人たちですね・・・」

「ああ・・」

あわてて電話して

「あの、これひどすぎですよ。こんなの到底受け入れられません。今からこっちで検討するので、まってもらえますか?」

30分くらいで資料を書き換えて技術的な検討をしてみた。メールでCさんに送り

「あの、これで火曜日に見積もりきますか?」

「はい、うちのエンジニアに確認してみます」

「もし、できないようならこっちでやりますよ」

「今日はエンジニアも帰ってしまったので・・・」

「そうですか、じゃあ早めにお願いします」

そう言って電話を投げ捨てたけど、さすがお役所仕事。こっちは想定されるスペックとか使い方とか去年の年末にメールして、電話してるんです。メンドクサイから、その裏の下請けにまで電話しているのに、彼らはただ仕事をスルーしているだけでいる意味がない。そんで出てきた資料がひどいもんだときているし・・・ほんと、カッコいい事しか言わないくせに仕事は全然ダメなくせに、踊る大捜査線で言う本店は何やってんだよ!所轄の仕事は何もわかってないじゃないか・・・そんな感じの仕事でした。

気がついてみると約束の集合時間には完全に遅刻。あわてて電車に飛び乗り、渋谷までむかってみたら、週末で人も多くて、都会だな〜って感じ。お店自体は居酒屋だったけど。自分が新入社員の頃の同期で自分の原点でもあり、今の僕がこうやってがんばっているのもこの人達との出会いがあったからと言っても過言ではない人達だ。ついたら、同期と、その上司の外国人さんがいて、

「My Name Is Yoshi Nice to meet you」

「Yoshiサンハジメマシテヨロシクオネガイシマス」

なんだ、日本語できるじゃん。って思ったら、今日の主役の同期は会社を辞めてアメリカのTV局でカメラマンやっていて、その上司が一緒に日本にきてたけどこの人は昔日本で働いていて少し日本語しゃべれるということで、日本語と英語まじりの会話でたいした時間いないかったけどとっても楽しかった。もう会社入ってそろそろ10年になります。おしゃぶりしていた赤ん坊で言えばもう小学校入学です。同期も10人くらい集まれば色んな人がいて、会社辞めて転職した人、転職しないで最前線でがんばっている人、人生をやり直している人。千差万別だけど、いっしょにすごした仲間だから、今日も本当は疲れているし、家に帰りたかったけど、せっかく日本に帰っているんだし、顔だけでも出そうと思って正解だった。とっても楽しかった。そのせいなのか、いつものジントニックを飲みすぎたのか、帰りの電車で久しぶりに少し酔っ払ってた。

自分も仕事とか生活とかでがんばっている。けれども同じ境遇で生活している人ががんばっているとものすごい励みになる。今日の自分は「こいつら使えないな・・・」とイライラしていたけど、それは自分に対してネガティブになっていたせいなのかもしれない。こういう同期に刺激を受けると「自分もがんばらなきゃ」とポジティブになれるんだよね・・・

帰り道。タクシー乗るときに

「あの、すいません、今万札しかないんですけど、いいですか?」

「はい、いいですけど、偽札チェックはしますよ」

「そうなの?」

運転手は車を走らせながらこう言った。

「最近偽札事件とかうちの会社でも偽札騒ぎがあって、チェックすることになったんですよ」

「そうなんだ。大変ですね。でも僕さっき銀行で降ろしたばっかりだから偽札だったら僕のせいじゃないですよ」

「あはは、でも行き先はっきりしているお客さんが偽札なんて使ってもばれちゃいますよね。家とかじゃなければまだばれませんけど」

「そうですね・・・・」

そんな会話をしてお会計のときに

「じゃあ、不安でしょうから新札の方あげますよ。こっちなら平気でしょ?」

「ありがとうございます。こっちはまだ偽札出てないんですよね」

まあ、ちょっとした知識があれば偽札なんて今つくれるんでしょうね・・・明日から3連休み。今日の写真はお土産にもらった海外のオレオです。