毎月1日は映画1000円でした・・・

映画「半落ち」見てきました。とっても良い映画でした。アクション物以外はなかなか見る気が起きなくて今回も「飽きたら寝ちゃおうかな?」なんて半分冷やかしのつもりで見に行ったけど・・・

いい映画でした。

単純に「感動した」とか「泣けた〜」という言葉じゃ表現できない気持ちになれた映画でした。普通の映画って話が終わってスタッフロールが流れるとパラパラと人が席を立つけどこの映画は誰も席を立たなかった・・・自分も立てなかった。ただ森山直太朗の曲の中でぼ〜としていました。

「誰のために生きているのか?」

この映画のテーマでもあるけど「なんで自分はこの世に生かされているのか?」それを考えされられる映画でもあったような気がします。詳しくは覚えてないけど偉い学者さんの中には「地球は生きている」というガイア説を唱えている人もいます。そんな生きている地球からみれば人間なんでゴミや細菌みたいな物です。何で人間てこの世に生を受けてるのでしょうか?まあそんな人間でも精一杯生きているわけで生まれてきたからには意味がある。意味のない生なんてありないと思っているけど僕はなんのために生かされているのか?こう考えるといまいち納得できる答えは生まれてこないのです。

前も書いたけど僕の体は死ぬと形が無くなって誰かの体の一部に提供されます。これは僕の意思でもあり、「死んだら人間なんて魂が抜けてしまうから肉の塊にしかならない。だったら必要な人が使えばいい」と思ってるから僕は臓器移植提供カードを身に着けてます。そして機会があればドナー登録もしてこようと思ってるのです。献血は血を見ると弱いのであんまりしてないんですけどね・・

「誰のために生きているのか?」それは普通に考えたら「家族のため、まだ見ぬ自分の子供のため」に生きているんじゃんないのかな?と思います。けれども、もっとスケールの大きい目で見ると「誰かが生きるために自分は生きている」と言いたいのです。まあ僕なんて地球からみたらとってもちっぽけな存在で「あっいたの?」というくらいの存在でしかないけど、そんなちっぽけな存在でも必要としてくれる人がいつか現れる。その時の為に僕は生きていると思うと少しがんばれる気がするのです。大事な体だからタバコもやめた訳だけど、この体はいつの日か役に立つ日がくるのでしょうか?

ありがとうと言われるようになりたいものです・・・