静かな悲しみは、桜のように淡い記憶と共に・・・

最近ダラダラと日記を書いているのですが、ちょっと今日は真面目にというか、心の整理をするために自分の心と向き合う日記。

 

1年半前くらいかな?もっと前かな・・・仕事をする相手だったんです。年齢は僕より10歳くらい若いのかな?超エリート。留学もしていて、会社の出世コースに乗っていて僕なんかの半端物とは比べ物にならないくらい超エリート。

たまたま自分の上司と知り合いだったって事と、ちょうどその人が所属している部署のプロジェクト立ち上げのリーダっぽい仕事をその人がしていて、カウンターとして、たまたま実績があったというか、その分野の仕事を先行でうちのチームがやっていたので色々教えて下さい亭なやりとりから始まって毎月オンラインでミーティングして、数か月1回くらい対面でミーティングしたりしていたんだけど、コロナ始まって交流できなくなってちょっと疎遠になっていたのね・・・メールではやり取りしていたけど、

 

ある日。1通のメールが来た。

簡単にいうと、体に問題が出て、会社を休むという事。病名は伏せるけど、いわゆる残りの人生に期限を切られる系の病気。

思わず絶句して言葉にならなかった・・・なんて返事していいのか、わからず。また、どうふるまえばいいのかも・・・ただ、丁寧に時間をかけてお返事だけはした気がする。余命が医者から告げられ、子供は自分の子供よりも小さく。というか幼子で、これから将来約束されているという人でも、こんな結末あるんだなと・・・

そして、会社をお休みして、治療に専念したという話は聞いていた。

 

しかし、その病気は、ほとんど治らない。もうステージで言うと後半。なので、緩和ケアという方向になり、家族と近い場所でゆっくり過ごされる。そんな話も風のうわさで聞いていたけど、ある人、その人の上司からメールが来た。

 

本人がなくなったと・・・

 

なんの言葉も出なかった、ただ、メールを見てしばらく何もできなかった。

ああ、やっぱりというか、そうなってしまったか・・・いつかそうなるとは思っていたけど、急に事態は悪化したみたいで、あっという間だったそうです。

なんか、一緒に仕事をして亡くなった方は、おっさんになっていると何度もそういう場面には出くわす。でも、毎回思うのは、自分と同じ子供を持つ親であると胸を締め付けられるのと、自分よりも年下の人がなくなってしまうと、本当にいたたまれない。

 

自分よりも先に亡くなってしまうなんて、まだこんなに若いのに・・・

 

胸が苦しい。。そんな気持ちでここ数日過ごしていたけど、その人の上司から追加のエメールが来て

「メッセージを書いてやってほしい。そのメッセージを棺にいれたい」

とのことだった。

 

今晩、少し真剣に書いてみようと思う。

人はいずれ、この世からなくなってしまうもの。明日は我が身。

でも、この人のように多くの人に惜しまれて亡くなってしまうという生き方は、僕にできるだろうか?

 

色んな気持ちが今日はめぐっているけど、ただ、今はゆっくりとお休みください

そう願わずにはいられない。