11(良い)22(夫婦)の日に泣いたこと・・・

今日はゴロあわせで11月22日という事で良い夫婦の日ですね。今日と言う日に夫婦とは何か?夫婦である事とは?色々考えさせられたけど朝から涙を流し何かと心の琴線に触れたYoshiです。こんばんは(>_<)

正直、全く持って気乗りはしなかったんですけどね。

珍しく嫁さんが見たい映画があって、それは日本で一番早く横浜でスタートする初回に監督の舞台挨拶があるから予約していこう。みんなで見に行こうっていうんです。そんな3連休の朝から寒いのに映画を見なきゃいけないんだよ・・・と若干思ったけど、まあしょうがないか・・・って気持半分でネットで予約してとある映画を見てきました。

うまれる ずっと、いっしょ
http://www.umareru.jp/zutto.html

これから映画を見る人もいると思うので、あえてストーリーとか中身についてはマナーだと思うので書きません。ちょっと記事があったのでここに少しURLを紹介しますので興味があったら覗いてみてください。

http://news.mynavi.jp/news/2014/11/22/118/

http://mantan-web.jp/2014/11/22/20141122dog00m200031000c.html

http://youpouch.com/2014/11/21/238280/

ただ、なんとなく気がついたら涙が出てました。すごい感動仕立てのストーリーでもないドキュメンタリーです。正直すごい壮大なスケールでもないし、号泣ってものではありません。ただ、ただ、僕は涙を流していたのです。そんな映画です。

最近、夫婦である前に家族である事ばかりに気をとられていて、ふと夫婦である事を忘れていたのかもしれません。

でも、映画の中のシーンのいくつかが、数年前の自分だ・・・と思ったら泣いてました。

多くの夫婦は、いずれかのタイミングで子供を授かり夫婦が家族になった喜びをかみ締めるタイミングと言うものがあるでしょう。でも、その頃の僕は、喜ぶ余裕もないまま父親になり、毎日ICUで必死にがんばっている息子の前で何も出来なかった自分。何度も自問自答して何も答えが出なかった自分。泣く事さえ許されなかった日々。劇中の台詞で

「涙ってかれないんだな・・・」

って言葉が刺さりました。人の一生は生まれるから死ぬまで、生まれてくることも、死んでいくことも普段意識しないで生活している毎日。この当たり前の毎日と、その日が来た時。その日が来るのを覚悟した時、人はどうやって向き合うのか?そんな所を大切に折り重ねた映画でした。あまり上映している映画館が多くないみたいですが興味があったら是非見に行ってくださいね。

今日は舞台挨拶付という事だったので終わったあと監督さんと、実際に出演している方の挨拶がありました。人生初めての舞台挨拶付きの映画と言うのもなんだか記憶と記録に残るような気がします。

嫁さんは元々この映画の前作をお友達からDVDか何かで借りてみたのか知っていたようでしたが僕は昨日この存在に気付いたレベルですが、それでも、なかなかドキュメンタリー映画としては素敵な作品だなあと思いました。

映画見終わった後、特に嫁さんからも聞かれてないから自分からもあえて感想を言い合わなかったけど、もしどうだった?って聞かれたら、

「俺も、あんな風にきっと、一人寂しくなっちゃうんだろうなあ」

って言ったかもしれない。

そんな、11月22日の良い夫婦の日。良い夫婦割引もありましたが素敵な映画を見させてもらえました。

そして・・・

僕がもう一つ考えさせられた理由はあります。

それは、我が家にとって来年は少しがんばらなくてはならない年だということ。

今までずっと経過を見てきたのですが、年明け嫁さんが手術をする事になりました。

数年前の健康診断で発見された婦人系の病気。幸い命に別状が・・・的なものではないけど、ここ数年子供がまだ小さかったり、腫瘍のサイズも切除するまで大きくない状況ではありましたが、ついに切除するレベルまで大きくなったので手術する事になりました。先日休んだのも嫁さんのMRIに付き合うために休んだんですけどね。子供達が不安にならないようにどうやってやり過ごすか?自分の仕事も色々詰まっているので今から静かに調整を始めているところです。

何事もなく無事に終わりますように・・・と、心の中ではすごく、すごく不安で心配だけど、それを口に出す勇気もないな・・・

だから、今日の映画は色々考えさせられちゃったんだよ・・・っていうのも事実。

当たり前の日常が、当たり前である幸せは普段は、なかなか気がつきにくいものだけど、何もないというごくごく普通な毎日を過ごせる幸せに僕は今一度感謝しなければならないなあと思いました。