伝える≠伝わる・・・

「思い」は口にしないと伝わらない。けれど自分が「伝えた」つもりでも、相手に「伝わる」かは別問題。人の感じ方、考え方は、その本人の中でしか決められない立ち位置があって「伝える」よりも「伝わる」の方がはるかに難しいなあと思った失敗野郎ことYoshiです。こんばんは(-_-;)

やっ自棄酒したい・・・
ってくらい凹んでいる今日この頃。皆様いかがお過ごしでしょうか?
今日は、根暗な日記になりそうですが。ワタクシ毎日ここに何かを吐き出さないと生きていけない人間なんです。

先日、会社でちょっとしたメンタルヘルス診断がありました。

精神的ストレス反応
あなたの精神状態はストレス要因による影響を受けている可能性があります。

抑うつ
「うつ的症状」は、現時点では比較的少ないか認められません。

仕事のストレッサー
現在、あなたは多くの仕事上のストレッサーに囲まれているようです。

って事でした。苦笑 実際はもっと長い文章ですがね・・・でも、日記を書くって事は心にためないで吐き出せている分、いい気分転換になるのかなあと思いません?だから毎日続けているって所にもつながるんですけどね。

そんな結果的に落ち込んだなあ。久しぶりに凹んだなあ・・・

今日は、先生最終日。1日2回のセットなので朝1回、午後1回って感じ。人数もそれなりに集まっていたし、今回は自分の中では時間内にぴったり収まって、噛まずにまさにスラスラとしゃべれた感じでしたね。1回目も、2回目も両方ともうまくいった。噛まなかったし、ペース配分もバランスよかったし・・・周りの同僚とか、なぜかYoshiがしゃべっているのを聞いている後輩とか

「昨日の説明より今日の方が分かりやすかったです」

とか言ってくれてたので、まあ、慣れて来たところもあったんだろうな・・・自分もちょっとなめていた所もあったのかもしれない。とにかく無事に終わり、何人かの人には「ありがとうとっても分かりやすかったです」とか「名刺もらえませんか?後で連絡させてください」とか言われて表面上は成功だったのかもしれない。

でも、終わった後アンケートを確認してみると、そんなにいい反応じゃなかった気がする。
もちろん、こういうのはポジティブコメントはあまりなく、ネガティブコメントを書いてくれる人も稀で、だいたい「普通」という回答になりがちで、たとえば

本日の説明は分かりやすかったですか?と言う質問だったときに回答が

とてもよかった。→本当に満足してくれている。
よかった。→よくも悪くもなく普通
ふつう。→実はがっかり
すこしわかりにくかった。→不満あり
とてもわかりにくかった。→いわゆるクレーム

と解釈するのが一般的なんですけどね。普通がとっても多かった・・・しかも、ネガティブコメントもたくさんあって、その中で

「確かに説明している内容は理解できる。でも、これは説明する側の理屈であって現場の人間からしてみると理想を押しなべて説明しているように聞こえた」

と、書かれたアンケートがありました。たしかにな・・・そうだったのかもしれない。

自分は、今回「自分が失敗しないように・・・」「自分だったらこういうことを聞きたいと思っている」「自分が考えるにきっと、こんなことを知っているといいことがあるんだ」と言う先入観の元、ストーリーを構成していたのかな?って思った。

もちろん、それは自分たちの戦略でもあるし、間違っているとは思わない。でも、今回は地方からそれこそ、飛行機を乗り継いで着ている人、宿泊までして貴重な機会だからと参加してくれた人。それぞれの仕事を止めてわざわざ聞きに着てくれている。そんな状況で自分がしゃべりたい内容ばっかりで、本当は相手が聞きたいことをきちんと自分は伝えられなかったんではなかろうか??と思ったわけです。

もしかしたら自分はきちんと「伝えた」のかもしれない。でも、相手にはきちんと「伝わらなかった」んじゃなかったのかな??自分が逆の立場で、遠い地方から飛行機を乗り継ぎわざわざ来た所で自分の期待する話が聞けなかった・・・むしろ、聞きたくないような方向の話だったら出張費をかけてまで参加した意義とか意味はあったのかな??と思うと、なんだかちょっと切なくなってきた。

実は、アンケートにネガティブコメントを書いてくれる人は貴重なサンプルなんです。どうでもいいと思っている人は、アンケートなんか適当に書くし、自由記述欄は空白で出す人も多いんです。そんな中でわざわざネガティブコメントを書いてくれる人に対して僕らはどういう風にアンサーを返せるのかな?って思いました。

単に時間をもらって、枠の中で何をしゃべるかは、主催者としては自由だし、その主催者の講演内容を吟味して参加してくれているから神経質に考える必要もないって考え方もある。でも、これは一方的な伝えるだけではなくて、次に「伝わる」何かでなければいけないんだよね・・・そう思った。

今日参加した人は特に関心を持って興味の中で参加いただいた人。社内の人だとしても、僕らにとってはいわゆる社内営業的な見地で言えばお客様だといっても過言ではない。そんな人たちが欲しい情報を与えられずに自分よがりの自分がしゃべりたい固定観念に基づいたプレゼンを僕はしていたのではなかろうか??

そう考えると、素直に喜べないな・・・
いくら周りが褒めてくれても、これじゃあ意味がない。

反省しよ。
ものすごく落ち込んでみます。

じゃないと、失敗が次につながらないや・・・

次は、次こそは、もっと、もっと内容も、品質も、伝え方も素敵な説明ができますように・・・

今日はこんな感じ
ではでは。



追伸
でも、「今日はありがとうございました。いい話が聞けました。今度相談に乗ってください」って言われた事は素直に喜びたい・・・