教えることは教わること・・・

病み上がりの体調不完全な日に限って色々あってバタバタして結局今日は残業自粛勧告Dayだというのに思いっきり守らなければいけないポジションの癖に深みにはまっているYoshiです。こんばんは(-。-)y-゜゜゜

最近社内で監査が色々入りました。(まあ定期イベントなのでどうってことないけど)Yoshiのいる部署が、社内で大量に紙を消費している不届きものだというレッテルを張られました。部署の中で自分のチームがワースト2でした。苦笑 クリーンデスク、エコ、節電という職場の三大神器じゃないけど、エコという観点では思いっきり逸脱してまして紙を減らせと言われてます。まあ、かなりIT化が進んでいる会社だと思いますが、それでも紙は消費されるわけ。それはなぜか?

・偉い人はIT化の波は無風状態。「紙で持って来い!」的な文化
・節約のため両面白黒、集約セットは「小さくて見えない。白黒だと何が重要か分からん」
・作る→説明する→修正する→説明する→修正する→説明するのエンドレスレインw
・会議が多い。(そういう時に限って印刷)

そんな文化です。そこで紙減らしを効果的にする方法があるとしたら

・文句を言わない。
・決裁、説明をするための説明、説明するための説明するための、説明するための資料をなくす。

これに尽きると思いますが、ニッポンのサラリーマンとしては残念ですが無理かと思います。むしろ紙の消費が多い=仕事の勲章としてしばらく後ろ指さされながらがんばろうと思った病み上がりの木曜日。

休み前の一個資料を作って会議を行う部署にデータを送っておいたんですけどね。朝来たら大騒ぎ。

「Yoshiくん、大変だよ。会議資料がおかしい事になっているんだ!」
「はあ。なんでしょう?」
「なんか、赤ペン先生入った状態なんだよ」
「あー、だって、それ、〇〇部の人が、変更箇所分からないからわかるように赤ペンしておいてくれって言われたので、そうしましたよ?」

つまり、
Yoshi→Aさん→Bさん→Cさん と資料がわたっていて、どうやらBさん→Cさんの連絡がうまくいってなかったようです。まあ、よくある話だし、会議は午後だけど今日は全体会議なので300名くらい出席するような大きな会議だったんですが、そういう会議は事前に今日の会議の資料はこんな感じです・・・的なのがWebにアップされてますが、すでに印刷作業が終わっているらしく

「修正あるならお前ら差し替えろよ!」

と言われたAさん。ぶっちゃけ自分もAさんも言われたとおりにしたんだけど、まー残り時間も少ないのでさっくり差し替えしましたけど、これでYoshiのIDカードでプリントされた枚数のログが増えたよ・・・あーあー。最近はIDカードないとプリンター君も印刷してくれないので、誰がな荷を何枚印刷したか・・・みたいなものがわかるのでしびれますねえ。(笑)

バタバタと午前中が終わってしまう・・・せっかく今日は腰を据えて色々たまった仕事を片付けようと思ったけどtemporaryなので、なんかオーダーがまー色々来ること。今日は、5〜8年先の予測をしろって言われて、基礎データもなく、あんまり説得力ない元データしかなくて口をあんぐり・・・うーん。これをどうまとめるべきか・・・久しぶりにExcelとにらめっこしながら、近似曲線をいじりながら一人でブツブツいいながら、数時間格闘してた。累乗近似でやるとなんかしっくりこない結果になり、対数近似でやると嘘っぽい感じがして結局線形近似で作って終了。みたいな午後でしたが、その後うちのボスやステークホルダーに説明して終了。「いいんじゃない?」って言われると、なんかだかやっぱり少しうれしい・・・

私の会社もしがない小さな会社ですが、まさに日本式というか根回し万歳みたいな仕事のスタイルですが、日本式の仕事のやり方ってやっぱり理にかなっているなあと最近しみじみ思う場面が多くなってきました。こんな自分ですが10年前かな?もうちょっと時間たっているかな?仕事の関係で数か月某外資系な会社さんで仕事していたんです。籍は今の会社に残してましたけど、まあなんていうか広いオフィス綺麗な机、個人ごとにブースが囲ってあって、みんな家族の写真が飾ったりデスクが趣味空間になっていて、自分の会社のロゴが入ったマグカップにコーヒーを入れて電話もならず、全部代表で受けて個人に転送され、会話もなくみんなメールで済ませて、隣の人でさえメールでやりとりしていて会話もない。仕事は点数制みたいなもので誰が決めるわけでもなく自分で決めて仕事をする。やりたい奴がやればいいし、結果と責任が付きまとう。うまくいけば青天井な給料がもらえる反面、失敗すると半年たたずに辞めていく事になる・・・そんな文化を垣間見て、そんな中で黙々と自分もそこで仕事をしていたからこそ、今の自分があるわけですが、超合理的なドライな仕事と、人間味あふれるまわりくどい仕事ってどっちが正解なんだろう?って考えた事あるんですけど、結局どっちもどっちなんですよね・・・ただ、人の消耗度は全然違うけど、やっぱり何かを作る時、何かをなしえる時は決して一人で出来るわけないと思うんですよね。周りが敵かライバルか?その線引きは難しいけど外資な会社さんではノウハウは自分の財産だから決して教えてくれることはなかった・・・教えるより自分で覚えろ的な感じだった。モロ給料に反映しますからね・・・なので、無機質な英語のマニュアルを読み、どうしても分からない時はメールで質問する(そばに座っていても)答えが返ってくるけど、「ここのマニュアルに書いてる」と・・・そんな経験をしているからこそ、自分は自分のノウハウとか情報とか、そういうのは出来るだけ周りに展開すべきだなあと思うわけです。自分だけ得したような気になっていても、絶対に得はしていない。長い目で見たら自分だけがノウハウを持っているより、色んな人にノウハウを展開しておいた方が効率が良い。なによりバランスと効率がよくなると、周りも楽しく仕事出来るしなあ・・・そんな風に思って仕事しているんですが、やっぱりこれは間違ってなかったなあと・・・

自分も完璧じゃないし、これが正解だ!っていうのがない世界ではよりVerUP出来るチャンスも出てくるし別の観点で色々物事進められるので、結局何か良いものを作る時には多くの人の目に触れ意見をもらい方向性を導いていく・・・そう言う事であれば、やっぱり根回しって行事も実は大切なファクターで、偉い人って言っても、それぞれ人間としても社会人としても多様な経験をしている中で得た経験則を元に意見をしてくるので、自分が気が付かなかった事もきがつけるんだなあと・・・そう考えると日本式の根回しとか決済というのも捨てた物じゃないなあと思うわけです。

なので作った資料のレベルがヘタクソでも、なんでもいいので、周りに見せてます。特にうちの会社に染まってないアライアンスで来ている人とか社員じゃないから、Yoshiくんの作る資料見せて言いの??とか言われるときもあるけど、同じ仕事していて、たまたま別な組織委いるだけで、社内のクリアランスに接触しない資料見せて何が悪いの??って感じで意見もらうとためになりますね。素朴なひと言にハッとしたりします。今日もまだ社会人2年目の子にジュースおごって「これ、読んでてなんかわかんない所ある?」って聞いて直して良かったわ〜最近この辺のプライドとか自尊心とか断捨離出来るようになったのが大人になったのかなあ?

偉い人って、基本的に仕事全部に詳しくないし、自分が何気ない気持ちで使っている用語とかが専門用語だったりするので、なんの色にも染まってない人の意見って大事だなあって思いました。

あ・・・タイトルと、中身が合ってない・・・

結論として
「多くの目に触れる事で、自分が気が付かない事もたくさんある」

って所でしょうか?

まとまってませんが、今日はこんな感じ
ではでは。