嬉しくて泣きそうになったこと・・・

努力をすれば報われる。頑張る事で出来る事がある。1度の失敗でクヨクヨするよりも積み重ねて頑張る事はとっても大切。けれども自分の価値観を押し付けるよりも素直に見守る事も大切だなあと思ったYoshiです。こんばんは(*^_^*)

今日はとっても気分がいい。
それは、とっても嬉しいお酒を飲んでほろ酔いだから・・・
なんとなく明日の活力にもなるかもしれないなあと思った週末の日曜日。

11時起床。
特に用事もなく、ゆっくり寝かせてくれたので自分的には満足な寝起き。今日の予定は、何やら冬休みに短期水泳コースがあって、はるくんとあいちゃんがスイミングに通う申込に行くのと、ちょっとした買い物をドラッグストアに行く用事くらい。その後は、はるくんのために大きな公園に行く予定になっていたんですね。

と、いうのも、はるくんの自転車の練習をするため。
先日、はるくんの自転車は補助輪をとり、補助輪なしで自転車に乗れるようにしようと決めた練習の日。
何よりも、親よりも、はるくん自信がとってもやる気のある状態だってこと。

最近、周りも補助輪を取り始め、お友達は補助輪なしでスイスイ自転車に乗ってます。
学研に行く時も自転車乗ってるけど、お友達の女の子からも「はるくん、まだ補助輪つけてるの?」とか、言われたらしく、本人も補助輪を取ってがんばりたいと言ってたので本人の意向通りに自転車の装備を換装。

なかなか自分はタイミング合わなくて練習に付き合えなかったけど、嫁さん曰く、何度か練習はしたけど、全然だめだそうで、嫁さんの心の中では、まあ、小学校入るくらいに出来ればいいねえ・・・くらいのとっても長い目で見てたんですね。

だから、今日の練習も、そりゃ絶対に補助輪なしで走れるわけがない・・・と言う両親の思惑でしたので、まー飽きたら遊んだりできる公園に行こうねって、ちょっと離れた大きな公園。ここは幼稚園の遠足でも行ってる勝手知ったる公園。アスレチックもあって、色々遊具があるのに、はるくんは

「パパ、早く自転車の練習しようよ」

と言うので、大きな広場で練習開始。練習って、行っても、またいでヨロヨロしているだけ。まーしょうがないんだけどね・・・

「はるくん、どうする?自転車の練習やめて他の所遊びに行く?」

「やだ。もっと練習したい」

12時過ぎに公園ついたのかな?公園出たのは5時ちょっと前。途中休憩したり、他のでも遊んだけどさ、たぶん3時間は自転車に乗ってたんじゃないのかな?何度も転び、何度も走れなくて・・・

それでも、何度も、何度もやっているうちに、少しづつ、少しづつ上手になっていく。

はじめは、体を抑えてあげて、一緒に走ってあげた・・・

自転車は自分でこがなきゃ前に進まないもの。補助輪なしは自分でバランスを取って走らなければならない乗り物。いつまでもパパに抑えてもらっても意味がないんだ。

「パパ、はるくん、怖いから、ずっと抑えててね」

「うん。わかったよ・・・」

抑えていたけど、一生懸命ペダルをこがないと前に進まない事は分かったみたい。だいぶ早く走れるようになった・・・だから、走りながら、黙って、背中に添えた手を放した。

ガッシャン!!

数メートル先で、バランスを崩して転倒した。打ち所が悪かったのかちょっと痛かったみたい。でも、パパは、はるくんにこういったんです。

「はるくん・・・ほら、見て、パパは、あそこの柱から手をはなしてたの。つまり、はるくんは、柱の所から、ここまで一人で走ったんだよ!すごいじゃん!!」

自分でもびっくりしたんだろうな・・・でも、自信がついたのかな?

「パパ、もう一度、同じ所からスタートしたい。今度は手を放す時は教えてね」

「うん!分かったよ!」

そう言いながら、はるくんは、何度も、何度も、同じ所からスタートしてペダルをこいだ。

頭の中では、これが聞こえた・・・
http://www.youtube.com/watch?v=GJ5ufqcj_hA

最初は5m、だんだん伸びて、10m、15m、何度もやっているうちに距離はのびた。

「はるくん、すげーじゃん!!やればできんじゃん!」

「パパ、はるくん、ママがいる、あそこまで一人で自転車で行ってみたい」

「・・・大丈夫か?あそこは、遠いぞ?」

たぶん。30mくらい先にいる嫁さんにかっこいい自分みせたかったんだろうねえ・・・

「本当に大丈夫?」

「うん」

「今度は、パパ横でついて走っていかないから一人で、ママの所まで行くんだよ?」

「うん。がんばる!」

すっごい真剣な顔して、彼はペダルをこいだ・・・すごくふらふらして、バランス悪いけど、なんとか、ママに自分のかっこいい姿を見せたかったんでしょう。最初の2mだけ、スタートだけ手伝って、後は背中を押した。

「がんばれ!」

と、言いながら・・・

10m、15m、20m、距離はぐんぐん伸びる。何度もバランス崩しながら必死に体制整えて、がんばってママの所まで行けた。

すげー!すげー!!すげーよ!

頭の中で、この曲が流れ

http://www.youtube.com/watch?v=W3sZfPSSNVg&t=1m30s

思わず全力で、走って抱きしめた。すげーよ!はるくん!なんか、知らないけど、嫁さん号泣ww
だって、絶対に無理だと思ったんだもん。他の子よりも、この子は時間がかかると思うし、出来ないと嫌になっちゃうかもしれないと思ってたんだもの。でも、でも、何度も転んでも、何度もできなくても、汗だくになって何度も練習したはるくん。すっごい得意満面の笑顔だったのはパパ忘れられないよ・・・

でも、まだ課題は一つ残ってます。それは、最初だけは、パパの手を借りないとスタート出来ない事。

「どうする?はるくん?今日はここまでにする?また、今度練習しようか?」

「やだ。俺、がんばるもん。まだやりたい・・・」

時間はすでに3時間は経過。一旦休憩かねて近所のコンビニでアイスを買ってベンチで食べながら会議。

「じゃあ、今日はパパもママも、とことん最後まで付き合うよ」

もう、はるくんは、分かってる。最初のひとこぎする時にペダルの位置が悪かったらスタート出来ないって事。あとは、最初だけ、ペダルの位置を考えて、あと、スタートする時は前を見て、最初右側の足でこいだら、素早く左足でこぐ。それだけを教えて、後は、ずっと黙って見守ってました。


20分後。

きっかけは緩い下り坂の道でスタートした時。
道の傾斜がスムーズなスタートを促してくれたんでしょう。

出来たよ!出来たよ!はるくん!出来たよ!!!!

目の前を一人でスタートし、足もつかずに走り始めたはるくん。
夕日に照らされてちょっとかっこよかった。いや、かっこよかったよ・・・ちゃんと、カーブも曲がれるし、自分で行きたい方向に自転車をコントロールしている。やったね!よかったね!はるくん、おめでとうさん!!

まさか、今日1日で自転車補助輪なしをマスターするとは思っても見なかった。
3時間以上ずっと、自転車を乗り続けた集中力と、やると決めたからにはきちんとがんばる姿にパパは感動です。
もう、これで補助輪も、パパも必要ないね・・・

子供の成長とは、時として親の予想の範囲を超えた成長もするんだなあと思いました。
「できるわけがない」と思っていたのは、はるくん自身じゃなくて、親の勝手な決めつけだったって事。
やっぱり、身近な自分たちが信じないでどうするんだと・・・改めて反省しました。

なには、ともあれ、はるくんおめでとさん。

いやー超うれしかったわ。


結局、家に帰って、はるくんもあいちゃんも、いつもより早く眠りについたけど、今日はいい夢見れている事でしょう。


おめでとはるくん。

パパの気持ちは今、この曲と共にあります。
http://www.youtube.com/watch?v=zw5pAshxY80

たかが、自転車の補助輪が取れたくらいって思うかもしれないでしょ?

でも、その、たかが・・・が出来なかったんですよね。

それが、たった1日で出来たこと。

うれしい以外の何物でもない。

今日はとっても気分がいい。うれしかった。
ほろ酔いのせいかもしれないけど。

でもね、パパもちょっとウルッとしちゃったのは内緒。

明日からパパもがんばろうっと


今日はこんな感じ
ではでは。