お昼前からずっと真っ暗な部屋の中で、プロジェクターから写るスクリーンを5時間以上見ていて目が疲れてしまったけど、なんてことはない、今日は時間の無駄だった・・・そんな気がしてならないYoshiです。こんばんは(^_^;)
なんかね、某会社さんが極秘ではないんだけど、特別な何かを教えてくれるって秘密結社じゃないけど、そんな会がありまして、その分野で全く仕事をしてない面々が、御呼ばれしていたんですよ。そこでお目付けじゃないけど参加して欲しいって言われてさ11時から18時まで参加していたんですけど、久しぶりに時間の無駄だった・・・しゃべっている人の中身がヘタクソ過ぎて眠くなるし、周りは知らない物だからチンプンカンプンな質問とやり取りが応酬だし、最後人が名刺交換してんのにさっさと帰るなと言いたかったけど、質問しても、まともに答えてくれなくて何のために参加したやら・・・ガッカリ。
今日は、こんな仕事の愚痴じゃなくて、やっと落ち着いたのか、明日から何かあるのか分からないけど、父親としてちょっとした出来事を記録しておこうと思う。
それは、はるくんの成長の過程と周りの関わり方の話。
正直子供ネタでおもしろくもなんともないので、興味ない人はすっ飛ばしてもかまわない。
注意:以下の話については一方的な伝聞に基づくYoshiの主観でかかれてます。事実が違う可能性もあるのでその際は後日訂正をさせて頂きます。
先日、お遊戯会の前にはるくんがお友達とお昼の時間に揉めてコップでおでこを殴られ流血した・・・って話には日記にも書いたけどその通り。その時相手の親御さんからは平謝りだし、幼稚園からは謝罪され、まわりはどうしたの??って聞かれても、こちらから特に騒ぎ立てる事もなかった。たしかに流血したし、それは子供同士の出来事の中で、親が騒いでもしょうがないだろう・・・と言う判断だったし、それは今でも正しかったかな?って思ってる。本人もいい経験したとパパは思っているから・・・
それから少し時間が流れ、つい最近の出来事。
今度は被害者だったはるくん、どうやら加害者になったらしい・・・
これは幼稚園の先生も見てないし、子供を数人聴取した結果、どうやら「はるくんが主犯格で、ある男の子を突き飛ばした」という話があった。もちろん、はるくんが一人でやったのではなく、なんとなくどういう状況か分からないけど、なんかのきっかけで初めて突き飛ばしたのか、途中でやって一番オーバーアクションだったのか、こじゃれた原因なのかは自分も分からない。ただ、何かのきっかけで男の子一人を数人の子供でよってたかってこずいたって話です。その子は怪我はしていない。
幼稚園側で直後に犯人と思しき数人に事情聴取をした結果、尋問には耐えられず全員「僕も加担しました」的な話が出てきている中、唯一はるくんだけは「自分はやってない。」と最後までシラをきったみたい。
これね、思いっきり父親として反省しているんだけど、よく子供って特別にされるのって嬉しいでしょ?ちょっと出かけたときとか「これ、ママに内緒だよ?」って言ってさ、家に帰ってきて、ママも「なんか隠し事してない?」って知っているのにわざと聞いて、はるくんも一生懸命パパとの約束を守ろうとして「うん、何もないよ」って答えるケースが多くなっちゃって、これって見方を考えたら、嘘をつく練習をさせているようなものなんだなあって思った。
だから、はるくんは、きっと仲間の事を思ったのか、口を割ったらどうなるか分かったのか、最後まで口を割らなかった。
ただ、状況証拠として多くのクラスメイトが、はるくんがこずいた瞬間は見ていると証言していたのでまちがないく犯人だった。
被害者になる事はあっても加害者になる事はない子と思っていただけに、自分も嫁さんも驚きはしたけど、子供同士の世界での出来事だし、相手の子を怪我までさせたわけでもないし・・・と思っていたけど、初めての出来事で嫁さんは、今日相手の親御さんに謝ったほうがいいのか?等々気にしてたけど、今日の今日で何か言われて相手も冷静じゃないし時間をおいたほうがいいんじゃない?って言ったんだけど、タイミングが悪く、次の日土曜日は幼稚園で親子ふれあい活動の日。いやでもその子の親に会う可能性がある・・・謝るべきか?謝らないべきか?自分は、少なくとも現時点では親が謝るまでの出来事じゃないとは思っていたのと、嫁さんが行くべきじゃないな・・・と思ったので、
「明日は俺が行くよ。あいちゃんと留守番してな」
と言ったけど、はるくんは自分が悪い事をしてしまったというのは分かっていたらしく、「パパには言わないでね」と懇願していたようです。家に帰ってきたらすでに寝てたけど、明日、パパは普通に何も知らないふりをして幼稚園に行かなくてはならない・・・これは、仮にもし相手の親が何か言ってきたとしても「ごめんなさい、何もしりませんでした」と、とぼけるつもりでもあったから・・・もし、嫁さんが親御さんに何か言われたら、今の精神状況で意味もなく謝ってしまう可能性もあって火に油を注ぐ可能性も考えた自分なりの判断だった。ただ、親はそれでいいかもしれないけど、やってしまった子に対しては、会うんだからきちんとケジメはつけさせたい・・・だから次の日朝、パパがお風呂に入っている間に、はるくんに嫁さんが
「相手の子にごめんなさいってあやまろうね。そして、出来たら、先生と園長先生にも昨日ごめんなさいって言おうね」
と約束して、はるくんも「分かった・・・」と言ったみたい。
この日のはるくんは、様子がいつもと違っていた。いつもは楽しく幼稚園に行くのに今日は物静か・・・体育館に着いたらいつもは担任の先生の所に行っておはようって言うのにずっとパパの後ろに隠れてる・・・担任の先生も何かいつもと違うはるくんだって気がついたらしく、挨拶以外は特に触れるような感じではなかった・・・
そして、そのいじめてしまった子は、参加してなかった。体調が悪かったみたい・・・
1時間近くふれあい活動は普通に過ごして終了。
終わると、はるくんは、そそくさとパパを置いて下駄箱へ・・・
「はるくん・・・どうしたん?」
「パパ、もう終わったんだから帰ろうよ・・・」
「うん、帰るけど・・・はるくん、せめて先生にさ、バイバイくらいしてきなよ?」
「えーやだ・・・」
「なんで?だめだよ。挨拶くらいはしてきなさい」
ごめんなさいと言う相手がいなかった・・・はるくんの気持ちは少しは楽になっただろう。でも、自分としてはケジメをつけさせるチャンスをうながしてあげよう・・・そう思った。パパに思いがけない言葉を言われて気がめいったのか足取り重く先生の所に行って、無言で手を振ってバイバイしただけ・・・何も知らない事になっている自分に出来る事はこれ以上なかった・・・
先生も様子を察してそれ以上何もなかった・・・園長先生も忙しく何もなかった。
車に乗って、晴れ晴れとしているはるくん。晴れ晴れとしていないパパ。
そのうち家に着いて、ママとあいちゃんと合流して、お買物・・・その前にお昼とか・・・
あいちゃんとパパは前の座席なので、ママは、はるくんにこっそり耳元でこう聞いたみたいです。
「はるくん、ちゃんといえた?」
「○○くん、今日いなかかったんだよ」
「そっか・・・じゃあ、先生には言えた?」
「うん・・・」
何も知らない嫁さん、はるくんがキチンとけじめが出来たと勘違いし、喜んだ・・・でも、事実は異なる・・・
しょうがないので、バックミラー越しにアイコンタクトで、
ちがうよ。それは嘘だよ・・・何もこいつは言ってないんだよ・・・
残念だけど、事実を伝えた。
「はるくん、本当にちゃんと言えたの?」
「うん」
「じゃあ、先生に電話して確認してもいいかな?」
「・・・・電話しないで・・・」
はるくんの嘘が破綻した瞬間でした・・・
そりゃ、嫁さんもショックだよね・・・最近小さな嘘はつくようになったけど、まさかここまで嫁さんがお膳立てした事が何一つ実行されず、そして、嘘までつかれてしまった事に嫁さんは泣いた。大泣きした・・・泣きながら切れながら説教していたけど、大人に嘘は通用しない、嘘をついても絶対にばれる。嘘をつく子は最低だ!と・・・
はるくんは、その時だけしゅんとしていたけど、いつものように時が過ぎれば解決するとおもっていたけど、この日はちがった・・・嫁さんはこの後、ラーメン屋でも思い出して泣きやがって、こっちが泣かしたみたいじゃないか・・・と心に思ったのは別として、その日、嫁さんは夜まではるくんと口をきかなかった・・・
「はるくん、ママさっきも泣いてたぜ?」
「え?本当?」
「ああ、本当。」
「なんで?」
「それは、分からない?お前が嘘ついたからだよ。ママは、はるくんに嘘つかれてショックだったんだよ」
「・・・・」
はるくんなりに、何か思う事はあったんだろう・・・でも、あまり子供を責めすぎても良くないのは分かっていたので嫁さんは寝る間際に、ちゃんと二人で話し合って一緒に寝た。
次の日の日曜日は、あえて何も触れずに1日過ごした・・・
前に、はるくんは、自分がコップで殴られた時にこういったんです。
「○○くんに、はるくんちゃんとごめんねって謝られてない・・・謝ってくれないのかな?」
と、やきもきしていた所、次の日ちゃんと○○くんは、はるくんの所に来てごめんなさいと言ってくれた。だから、もうゆるしてあげた・・・と。
今度は逆の立場になっている状況。自分でも分かっている・・・でも、自分でも分かっているけど、いま一つ先に進めないのは分かっていた。だから、月曜日の朝。自分が会社行った後の出来事だけど、嫁さんは、はるくんにこう言ったそうです。
「はるくん、この前コップで叩かれた時に謝られてないからいやだなあって言ってたよね?きっと、はるくんがつきとばした○○くんも同じ気持ちだと思うよ。だから、今日幼稚園行ったら、まずはちゃんとごめんなさいしようね」
と・・・嘘はついてほしくない・・・でも、嘘をどうこう言う前に、まずは言うべき言葉があるだろう・・・そこに気がついてほしかったんです・・・
ここから伝聞だけど、朝幼稚園の連絡メモに、担任の先生に朝一番で謝るように伝えましたと伝言しておいたので先生もしっかりケアしてくれていて、朝一番ではるくんはちゃんと謝ったみたいです。自分でも思う所はあったらしく、嫁さんが
「はるくん、本当にちゃんと言えたの?」
「うん」
「じゃあ、先生に電話して確認してもいいかな?」
「うん!大丈夫だよ!」
と・・・時間はかかったけど、ちゃんと言うべき言葉は言ってくれた・・・まずは、そこは褒めてあげたい・・・そして、はるくんは今回一連の出来事で加害者と被害者の気持ちを味わう事が出来た。きっと何か感じてくれる所はあるだろう・・・やった事はいけないけど、まずは子供同士の手打ちが出来て、それ以来特に問題もなく一緒に遊んでいるという幼稚園からの報告も受けて、少しだけ胸をなでおろした・・・
でも、解決できてない問題がある。
それは、相手の親御さんのこと。
どうやら、親御さんは、集団でいじめられた。幼稚園の管理責任に問題がある・・・と思っているらしい・・・ただ、幼稚園はそこまでの事でもないと捉えているけどかなりのギャップはあるらしい・・・色々背景はあると思うけど、初めてのお子さんで目に入れても痛くないのか、とっても不安で心配しているのかな?と思ったりもしたけど、無理もない・・・うちも、集団で囲まれて・・・なんて話を聞いたら冷静でいられるかちょっと自信ない・・・
正直、この手の話って正解はないと思う。
ただ、感じ方、捉え方は人それぞれ違うのでとっても難しい・・・特に自分の親なんか今回のコップで殴られたぐらいで教育員会に電話しろだの、全員の親を呼べだのアホな事言ってたけど、思わず嫁さんと自分で「ああ、こういう捉え方もあるのね・・・」と逆に気がついたくらい・・・
だから、実際どうしたらいいものかねえ?と悩んでます。
自分は基本的に「子供の世界の出来事に親は絶対に出るべきではない」と思ってます。
ただ、相手に怪我をさせたり、何か問題になる事があったら、すぐに謝るべきだと思ってます。
基本方針はあったけど、はるくんが流血した時は、たんこぶでぼっこり腫れて叩いた箇所から出血してたけど、別に死ぬような怪我でもないし、よくよく話を聞けば子供同士のいざこざの中で相手の子のコップが当たったって話を聞いた時点で過失責任が10対0ではないし、騒ぐほどでもないな・・・はるくんにはいい経験しただろって思ってたんです。
これが、もし、Yoshiがモンスターなんちゃらだったら、なんてことしてくれたザマス!!!と叫び、園長先生を怒鳴りつけ、お前の幼稚園の管理がなっとらーん!!お遊戯会の前に顔を傷つけるなんて一生記録に残るのにゆるさねえ!!なっぐた子の親はどこのどいつだ!!出てこいこの野郎!!と言うべきだったのだろうか??と・・・
そして、今回の話。
相手に怪我をさせたわけじゃない・・・だから、事件を聞いた日に嫁さんが謝ると言ったけど、そんな今日の今日で謝るのはどうかと思ったのでやめさせた・・・一応でも、悪いなあと言う気持ちは十分あるので、今度何か幼稚園で会う時に、「先日はうちの子が、○○くんを叩いてしまって本当にすいません」と頭を下げる程度でいいんじゃないかと思っているけど、この判断間違っているのかな?って分からなくなってきた・・・
ただ、一点はるくんの名誉にかけて、はるくんは一人でいきなりその子をなぐったわけでもなく、後日談として先生から聞いた話としては、元々○○くんもちょっかいを出していた事実も分かり、まあ、そうなると過失責任の割合がこっちも10対0ではないって事も分かり、だったらなおさら事を荒立てるのもどうかと思っているんですけど、どうなんでしょう??でも、相手の親御さんから見れば、集団で・・・という所がかなりひっかかっているらしいのですが、それはそうだよね・・・って結局の所、価値観ってそれぞれの立ち位置が違えば異なるので、その立ち位置が違う物同士が納得する最適解はなんなんだろう?っていう話になるわけです。
最近、幼稚園の先生も言っていたけど、何かとあるとすぐ親が出てくるそうです・・・幼稚園側としては、この程度(相手の気持ちを考えると心苦しいですが・・・)で親同士が謝罪になると、次に、また同様にちょっとこずいた程度で親同士が出てくるのは幼稚園としても・・・・って感じらしいのですが、これどうしたらいいと思いますか?
経験豊富な先輩方、(別に先輩じゃなくてもいいけど)
・Yoshiの判断って間違ってる?
・Yoshiに出来るべき事ってある?
思いつきませんわ・・・・
まあ、素直に「ごめんなさい」とは軽く謝りますけど、それ以上言われたら、
「いやーうちの子も先日、血だらけになって帰ってきましたけど、子供同士の中に親が出てくるのはどうかと思ったのであえて騒がなかったんですが・・・」
なんて言ったら余計に火に油を注いじゃうなあ・・・いっそのことサンドバックになってきたほうがいいのか??でも、自分の性格を考えると、そんな事を言われちゃうと、完膚なきまで叩きのめしてしまいそうで、そっちの方が怖い・・・
さて、なぜこんなに悩んでいるか?
・その子の父親さん、実はYoshiさんと面識がある。
・明日(金曜日)幼稚園のクリスマス会でYoshiは会社を休んでクリスマス会に行く。
ええ、瀬戸際です。(笑)
と言いつつも、これっぽっちも一言ごめんなさい以上は言うつもりないんですけどね・・・
こんなの、まだまだ日常茶飯事でさ、この先もっとすごい事やらかしてくれるんだよ・・・でも、思った。嫁さんとも話ししたけど、
「被害者って、加害者より気楽だねえ・・・でも、今回両方が経験できて、俺達もいい経験したな」
と。苦笑
長々と書きましたが、明日は「当たって砕けろ」ではなく「当たって砕けない!」精神でがんばります。
ただ、ほんの少し思いやりの気持ちは忘れないようにします・・・
久しぶりに長文でくだらない話に最後までお付き合いくださいましてありがとうございました。
皆様には、明日せめてものお詫びに綺麗な山奥のクリスマスツリーの写真をお詫びの気持ちをこめてお届けさせて頂きます。(撮影に成功したらね!)
今日はこんな感じ
ではでは。